性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

鋼の季節過ぎたらシャンバラとかに征くのかい

先日、通勤電車でボンヤリと吊革広告を眺めていたら、百貨店の広告に「鋼の季節到来!!」と書いてあって身構えてしまった。

固そうで痛そうで冷たそうで若干目が覚めた。

鋼にも旬があるの?じゃあ鋼って季語なの?と驚きながら二度見したら「鍋の季節到来!!」と書いてあって読み違いでホッとした。

ホッとすべきなのか、それとも朝から疲れ過ぎなのではと心配すべきなのか定かでは無いけれど、とりあえず「鋼の季節」なるものに多少なり可能性を感じていなければ読み違えもしないだろうと、そんな季節を過ごした事も無いのに一応胸に手を当てて考えた。電車で暇なので。

スコットランドからエジプトへ移住した女性が「エジプトの夏は暑過ぎてスコットランドに帰るが、エジプトはスコットランドと違い長靴やレインコートを着るか悩まなくて良い」といざと言う時は地元頼りなのに普通に地元をDISる姿をテレビで見たのを思い出した。

良いとこ取りしてるのに否定的になれるの滅茶苦茶戦闘力が高くいらっしゃると感心したものだけれど、全然「鋼の季節」と関係無いのではと自分の頭の引き出しのガバガバ具合を呪いかけたが、スコットランドはイギリスの地域だし、イギリスと言えば産業革命だし、産業革命期をモチーフにした作品と言えば鋼の錬金術師だし、鋼の錬金術師を一気読みしていた数日間が自分にもあるので、つまりこれが「鋼の季節」ってコトォ!?と怒涛の展開を見せた。

一年の中では一瞬でも「鋼の季節」はあった。少なくとも僕にとっては。

だからってそもそも読み違いである事実は揺らがないんだけれど、そういう経緯で読み違えたと言う納得材料があるか無いかは大きいのである。

加えて、自分の記憶の引き出しはガバガバと言うよりGoogle先生が時折見せる無駄にアクロバティックなサジェストだったり、アキネーターの様なムーブをする事が発覚したので、そんな針の穴に糸を通すファインゴールよりも整理整頓して当たり前の事を当たり前の様にこなして欲しいなと苦言を呈したい所であるが、宛先がどう辿っても自分なので気付かなかった事にしたい。

2月から枚方パークで鋼の錬金術師展が開催されるらしいので、鋼の季節をもう一度経てから是非とも拝みに行きたい。

 

それはそうと、自分に文章を書く能力及び読む能力があるとは思わんけれど、それにしたって自分の願望通りに読み間違う人が多過ぎる気がする。

「鍋の季節」という単語ですら読めなかった人間が何を言うてるんですかと言う話であるけれど、特にネットのコメント類で目立つのが都合の良い材料以外は読み飛ばした上で揚げ足を取ろうとする、間違いを指摘しようとする人たちで、せめてちゃんと読んでから言って意味不明な事を言って貰えたらなぁ・・・とこっちが恥ずかしくなる場面を見かける事が非常に多いし、稀にそんな目に遭ったりする。

加えてこれも多いのが「書いてることしか知らないだろう」みたいな感じで否定的なコメントを投げてくると言う。

そりゃ確かに知ってることしか書けないけれど、だとしても知っている事は全部書いてます!みたいな人はいるんだろうか。

探せ!(俺の)この世の全てをそこに置いてきた!のノリでネットやってる人間なんかいるのかよ。何ピースだ。

自分に置き換えたら「そんな訳無いよな」となる事を人に当て嵌められる感性はどうやって育まれるんだろう。

こんな辺境のブログにもそんなジャンルのとんでもないコメントが寄せられる事があって、ずっとコメントを閉じている。

インターネットは広大ではあるけども、皆がそれぞれの場所に生息していると言う意味では現実世界と一緒なのでお願いだから無闇にオラつかないで欲しいなぁと思う。

あなたにとって僕はモブでしょうが、僕にとってはあなたがモブです。

 

またー。