性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

ケールとロイホと僕の三国同盟。

ドラッグストアに行くぞ!となる時、いくつか買い足したいものを思い浮かべ、何ならスマホにメモも記してから行くし、目移りせずに無駄なものは買わないで済ませられるにも関わらず、4品を超えるとかなり高い確率で1品買い忘れが発生する。これは「3つ以上欲しがるなんて贅沢ですよ」という貧乏症故の無意識下で発せられたメッセージなのだろうか。
だとしたらタイムイズマネーという言葉を己の無意識とやらに教えてやりたい。
その1品を改めて買いに行く労力はなかなか大変な事なのだぞ、と説きたい。
まあ単なるおっちょこちょい、メモすれば安心というウッカリをオフになるとやらかす様になってしまうのは、それだけオンで気を張っているから(なんて科学的な裏付けはないだろうが)だと思うのでお疲れと労ってあげたい。
教えてやりたかったり説きたかったり労ってやりたかったりと不安定だな、情緒。これが師走の呪いなんだろうか。


それはそうとしてケールが美味しい野菜だなんて大人になって自分が稼いだお金でロイヤルホストに行って豪遊し、あまりにステーキの付け合わせのサラダが美味しかったので店員さんに「この美味しい野菜は何ですか!?」と張り切って頭の悪そうな質問をするまで知らなかったんだけど、この衝撃の出会いに至るまで、どうしてケールというものを美味しくないと思い込んでいたのかを回想した結果、青汁のCMのせいだという結果に至った。
青汁を飲んでいないのにCMの言う事は鵜呑みにすんのかよと思わなくもないけど、「不味い!もう一杯!」なんて良薬口に苦しっぷりで「だから効きますよ」みたいなドヤ顔のせいでそこに含まれる野菜がさも栄養はあるが不味いものだと錯覚させる様な表現は最悪であり、そんなのを子供ながら見てしまうと「この世には栄養はあるのに大人でも食えないと認める程の野菜があり、その野菜を苦々しい表情をしてまで食べていると言う事は、子供の好き嫌いを許さない大人はつまり『嫌いなものもこんな風に何とかして食えよ』と言いたいのだろうか、うちの父親は椎茸も茄子もレバーも一切箸つけないけど」と思ってしまうものである。
今でこそ1日に必要な野菜は何グラム、こんなに食べられませんよね?そこでこの一杯!みたいな売り方になっているけど、こうなるまでに美味しくないと思われながらも作り続けた農家の方々がいたと思うと胸が痛む。まあ美味しくないと思われても売れると割り切れる方もいらっしゃるだろうし、どちらが正解なんて事もないと大人となった今では解る。
とは言え、長い目で見て「美味しくない」と思われ続けることは良い事ではないのでロイヤルホストはケールにとって強い味方だし、心のオアシスでもあるので僕にとっても強い味方なので、僕もロイヤルホストにとって強い、とまで言えるほど足繁く通えている訳ではないのがお恥ずかしいが味方でありたいと願っているという話。いや違う。
ケールは美味しいのでスーパーにもっと入荷して欲しいなという話。これもちょっと違うけど、もう正解が出せる気がしないのでそう言う事にしておきたい。


またー。