性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

2014.04.12:オワリカラ、HAPPYを観てきました(@梅田シャングリラ)

面と向かって「カーディガン男子殺す」と言われた。
カーディガン補正を享受している対象ですらなく、最早似合ってないのにすがっているという存在にまで向けられる敵意に清々しさというか、逆に好きになってしまう程の率直な憎悪に好感をもった。
めっちゃ好かれたい。嫌がられてもカーディガン着て行きそう。
カーディガンの良い所はセーターに比べて脱ぎ着が楽な所とパーカーより畳んだ時のサイズが小さいのが良い。ただそれだけの理由で採用しているんだけど、それでもカーディガン男子として認識されるくらいになったのだと思うと純粋に嬉しくて涙も出るかなー?出るくらいになりたいな。

2014.04.12@梅田シャングリラ
オワリカラ「サイハテソングス」アウトストアイベント
見事にカタカナばかりで学の無さが露呈してしまっているけれど、久々にオワリカラを観に真昼間から梅田シャングリラに行ってきた。

タワレコ丸ビル店にいる、みやはらさんという、あらゆるアーティストを愛し、またアーティストから愛される店員さんが中心となってのインストアのライブハウス版のようなイベント。
みやはらさんが言ってたけど、CD買うけどライブ行かない層って確かにいるし、別にそれでも良いと思うけど折角だし生で動いてる人を見てみるのもいいんじゃないかな、という趣旨のイベント。
ライブハウス押さえるのもタダじゃないし、頭が下がる。CD買おう。ライブも行こう。なんて思った。

HAPPY
夜は出来るだけアルコール抜いて広がりを楽しみたい感じだけど、それこそ12時そこらからだとビール飲みながら観る方が楽しい。わはー休日ー!的な。
ペヤング頭から被った様なイケメン集団で、凄く冷静に、でも好奇心旺盛な土台を感じる。京都の雑食性とも神戸の洗練ミニマム感とも違う、絶妙な開け方がたまらなく楽しかった。
キラキラした音とまったりしたコーラスが昼にピッタリ。年相応な危うい演奏のバランスが衝撃的にハマっててめちゃくちゃかっこ良くてユルくもここぞで飛び込んで重なるシンセの高揚感は心底たまらんです。
シンセキラキラポップで至福のひと時。
またタワレコ限定でリリースがあるとのこと。買わねば!

<セットリスト>
踊るロールシャッハ→サイハテソング→マーキュリー→en.黒歴史にOK
カメダくんがみやはらさんのエプロン装着で登場。USインディーに詳しいけど客に冷たい店員さんっぽくて良い。
時間の関係で4曲。シンセの音が実験惑星以降ホントに増えたな、というのが今回のツアーの印象で、以前は最小編成でどこまで意外性出せるかみたいな感じだったのに段々増えて今は移動する要塞と化しつつあるカメダくんの職人技。
サイハテソングなんかを聴いてるとタカハシくんの歌もどんどん前に来る様になってる気がして、声の圧というか、掠れてきてた所がもう一段グッと押してくるというか。手元で伸びるストレートみたいになってきてる気がする。バンドの音が太くなった印象。所詮主観だけど。
マーキュリーの広大な開かれっぷりとしっかりしてるのに跳ねてしまいそうな文学性の塊の癖にスーパーポジティブな所が大好き。アニソンで言うならエルガイムの「風のノーリプライ」みたいな質感で、ていうかエルガイム全般の肌触りに近い。全然逆に誰にも伝わらなさそうだけど、良かったら風のノーリプライ聴いてみてください。
別にTwitter用語とかじゃないです。風が吹き抜ける様に自然と無視するとかそういう意味じゃないです。
兎にも角にもここ最近のライブのキラーチューンがアンコールで鳴らされた「黒歴史にOK」だと思う。物凄いギシギシした所から始まって急に炸裂する勢い。歴代黒歴史が走馬灯の様に駆け巡るゾワゾワ感。「お前がいなけりゃ僕ではなかった」か「お前がいたから僕になってしまった」かはホント考えようだなと思ったりしつつほんっと楽しい。OK!!
改めて素晴らしく良いアルバムだな、と思いますサイハテソングス。聴いて欲しい。
客層がここにきてまさかの大人率上昇中で、この予想外に嬉しい愛され方がまたオワリカラの魅力をバーストさせていると僕の中で今、話題に。
オワリカラから今日か明日くらいに発表があるって言ってたけど、僕の予想はオトダマのヤングライオン編に数年ぶりに出演だと予想している。当時の脆さはもうない。今度こそ野音を完全制圧だ!!!(※あくまで個人の予想ですのでご了承下さい)

本屋でタイトルに惹かれてこんな本を買ってしまったので妙に強気になっていて嫌ねえ。
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一回で良いから世界征服してみたいわ。
あとカラオケ行きたい。

またー。