性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

2014.02.01 そこに鳴る、日向文など観てきました@FANJ

音の大きなライブハウスに行くと、前に行くのを躊躇してしまったりする。
音圧というか、単純にボリュームが暴力的で揺れる揺れる。
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どうして皆平気なのだろうと思っていたけど、どうやらサブカル女子のボブには防音も期待できる模様。
道理でボリュームというか毛束感(高2で言葉自体は知ったけど25まで意味知らなかった)半端ない訳だぜ。可愛いは作れるし可愛いは正義だ。機能美という言葉を捧ぐ。女の子羨ましい。
などとボブどころか長めに髪を維持する努力も出来ない程度でまあ偉そうに言ったものだけれど、そんな事を思った。
僕もボブにしたら、天空闘技場で念を習得したゴンとキルアの様に前へ進めるんだろうか。
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冨樫の連載再開と僕の髪が耳に掛かるのが先か、実に良い勝負だと思う。さあ張った張ったー。
短いのは短いで寝癖全く治らなくて大変なんだよ?と言い訳しつつ。
いや、まあ耳栓持ってけよって話です。

そんなボブの女の子祭かつモッズコート祭のFANJにそこに鳴るを観にいってきました。
風呂で寝るのって気絶してるらしいですよ。ソースはまとめスレだから信憑性に自信持てないけど。
信憑性って言葉を読むと「臨・兵・闘・者・皆・陣・列・在・前」って頭に浮かぶんだけど似てない?
そんな感じで昼から風呂入ってたら寝てて完全に出遅れた。危ねえ気絶なのかよあれ。
辿り着いた時には半分くらい終わっててヨルニトケルの出番でした。
大森靖子さんの魔法が使えないならの頃のトートバッグを持ってる女の子がいて、FANJに大森さんファンが来るとは思ってなくて何故か凄いビックリした。界隈が違うと思っていたから。あと同じ日に十三で大森さんの映画放映してたのに行かなくて良いのかな、と思ってた。
まあ僕も行ってないから人のこと言えないんですけど。
ともかく半分くらい観れたんだけどそれでも組数多かったので良かったのだけ軽く。

ヨルニトケル
美学!って感じ。高校生の頃文系な美しさがあるバンドとパンクバンドと両方ハマってて一人だけハコの中で浅黒かったのを思い出させる。
青白い幻想感あるような無いような。結局こういうのに弱い。CD買った!

日向文
北海道から来たらしい。
スッとした歌い方なのにジワジワ毒針刺されて回る回る。ヨルニトケルのプールサイドの幻のサビをコピってそこから「3年前から変わってないじゃん」みたいな歌ぶちかまして来てビックリした。
弾き語りの人の凛とした感じ、好きだな。勝ち取ろうという推進力がある。
大森さん以降、普段聴かない癖に弾き語りのハードルがどっかん上がってたんだけど、乗り越えてカッコよかった。CD買った。
また必ず観たいな。ギターと声だけで糸をピンと張る。
その後にも北海道のシンガーソングライターが出ていて、大阪だと基本的にハコでジャンル別れがちで普段見ないから解らないんだけど、北海道のシンガーソングライターかなり凄いなぁ。

カタナカルテ
絶妙に緩くて、捻くれた青春っぷりも良かった。

セプテンバーミー
ネット上で聴いた事があって、でもギターが三本もいるとは思ってなかった。普段キャラが正反対な三本モノしか聴いてないから、一体感ある迫力ある三本ていうのを初体験した。カッコイイ。
高いテンションでぶっ飛んでるのに歌はしっかりしてるし曲も面白かった。
CDは月末に買う。

そこに鳴る
<セトリ>
6月の戦争→physical destrudo→無題(夢で抗うやつ)→星の行方(無に返すやつ)→draw→pirolin
※一部、後々曲名問い合わせて訂正します→教えて貰いました。

2014年初そこに鳴る。
普段は後ろで観るんだけど、たまには前でと鈴木くん側。
基本的に前で観る時は鈴木くん側。
一月見ないと足元のエフェクターの要塞が一段と増殖して見える。壮観。
サウンドチェックを見てるとたけむら君のドラムはスナップというより遠心力に近い叩き方。
ライブは序盤鈴木くんの音が安定せず。
かなり珍しい乱れ方をしていて勝手に「大丈夫、落ち着け、落ち着け」とお前が心配してどうすんだ状態。当の鈴木くんは落ち着いたもので、持ち直して取り返す様な圧倒的熱量でぶちかましてくれてた。
鈴木くんの鋭いギターと歌を聴いてると頬が緩む。真面目な演奏。真摯で紳士だよな、本当。
たけむらくんは暗がりにおり、しかも服が黒い上スモークでいるかどうか解らずマジで忍者。「臨・兵・闘・者・皆・陣・列・在・前」唱えるが如く強烈かつタイトなドラムが闇から飛び込んできて何だか笑ってしまった。
みさきさんのベースは相変わらずゴリゴリでぶん回し。前で聴いてると細い高音コーラスパートもしっかり聴こえて良かった。音のまとまりは後ろのがやっぱり良いんだけど、前で観ると迫力が抜群で良いなぁ。
出だしこそハラハラだったけど、終わってみればアンコールの拍手を勝ち取る良いライブだったと思う。お客は正直。答え合わせじゃないけど、皆も良いモン観たなって思ってるんだと感じで幸せだった。
physical destrudoもdrawもズドンと胸にくる。はーカッコよかった、となる。
年度末に突入して平日はなかなか難しいのだけれど、今のうちに沢山観れたら良いな、と思う。仕事頑張ろ。

そんな訳で。
またー。