性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

2014.05.01 タカハシヒョウリとレッドツェッペリン、科楽特奏隊を観てきました。(@南堀江knave)

同僚に似たお客さんをライブハウスで見掛ける度にドキドキしてしまう。
割と己のキャラクターとやらに、見えていない割に固執しているこの自我がまた恥ずかしく変な汗が出る。
自分の界隈で顔を合わせたら、どう考えても相手もかなり気まずいハズでとんだ痛み分けだと思う。
別に表に出して恥ずかしいとは思わないけれど、何と無く出すタイミングを逸しているので今更どんな顔をすれば良いのか解らないという一点に尽きる。
そんな地球が明日滅ぶよりは高そうなリスクに怯えながらも平日にライブハウスに行ってきた。
平日にライブハウスに行くと生きてる実感が三倍くらいで気持ち良いのを発見。
普段は意外とがんばってるんだなー!と自分を褒めてあげたい気持ちになる。
そんな訳で雑感ドン。

2014.05.01@南堀江knave
クリトリック・リス
仕事帰りのスギムさんヤバイ。
バンドマンの女で全てが浄化される。
バンドマンのおんなー!!!


タカハシヒョウリとレッドツェッペリン
ただのノイズバンド、と数年前に物販で教わって鵜呑みする訳じゃないけど納得して待ってたけど、タカハシヒョウリ許すまじの勢いで伝説級の格好良さだった。公式で卑下してんじゃねえよ。どんだけカッコイイんだオイ。
ノイズバンドって言う割には曲が良過ぎる。マスシンさんのドラムがガッシリ曲の土台というか輪郭を掴んでくれているから成り立ってはいたものの、歌心溢れる自称ノイズバンドは凄まじくソリッドかつ破壊的でありながらキャッチーで底抜けお祭り騒ぎだった。ノイズバンドと称せるのはある意味音量だけかも知れない。
4年ぶりのライブは15分セットで再結成は4年後。
15分の激情劇場の為に500kmをぶっ飛ばして来た高野さんや畠山さんの轟音の贅沢さに空いた口も塞がらない。
大内ライダーがタウンページ身体に鎧の様に巻きつけてステージにいたのだけれど、大内ライダーの最大の魅力は演奏云々じゃなく、ベースを持った時のオーラだと思う。何て綺麗なんだろう、と。ベースに愛されているというよりステージに愛されている。
タカハシくんは歌でタクト振りながらも高野さんの演奏中のギターを歯で弾いたり普段は絶対やらないフロア飛び出しプレイなどヒョッペリンならではのタカハシヒョウリでこれを4年周期で観れるなら4年必ず生き延びたいと思った。
15分の爆音フロア蹂躙体験で4年後の未来を待ち侘びてしまう程の伝説級のバンドだと僕は思う。
伝説は凡人の口コミが作るとしても、火のない所には煙はたたない訳で、それだけの衝撃をもって受け入れられたのである!である!である!とエコー気味にノイズ感のある蛇足ばかりの衝動をここに記す。
また4年後!
追伸:サイン色紙何故物販で売らなかった。

MUSQIS
ヴァイオリンがいるインストで息を飲む緊張感と破壊力抜群の勢いの合わせ技でめちゃくちゃかっこ良かった。
上手く説明出来ないのが悔しいから、CDを聴き込んでライブリベンジしてまた必ず感想を書きたい。
本当に凄い凄い良かった!

科楽特奏隊
明らかに特撮方面から来てくれたお客さんがチラホラいて、外野の分際で本当に素で感動した。真っ直ぐ届いてるんだな!と。僕の父も特撮が中々好きで僕に英才教育を施そうとした程(結局頓挫)だから、一度ライブに誘ってみようかなーとか思いながらお客さんを眺めてた。
父の英才教育の名残として特撮ソングに反応を示す様になったお陰で科楽特奏隊も純粋に楽しいし、父の日はTシャツでいいかも知れない。
序盤からウルトラマンレオウルトラマンタロウのウルトラ2連発。
レオはカラオケだとテンポ+1、タロウは+2くらいで雰囲気出ると思ったけどタロウに関しては+3は必要だし、スカのリズムがそれより速く感じさせる。ダムよりウーガの方が音がサイバーで雰囲気が出る気がする、というあくまで主観のプチ情報を添えたいレベルで好きな曲なのでブチ上がる。
レオは本編自体は中々ハードなので子供ながらに手を出してはいけない感が強く未視聴のままきているけれど、ウルトラマンの主題歌の中ではタロウに匹敵するくらい好き。科楽特奏隊の鋭いアレンジと歌い方、特に最後の「レオ!」の発声は参考になる。カラオケで使いたい。
タロウは相変わらずスカ調のテンポ良く、かなりの高速チューンで楽しい。
MCでは僕程度でも知ってるウルトラセブンのダンのセリフをパロって(「アンヌ、僕は、僕はね...人間じゃないんだよ」ってやつ)自己紹介。かなりハマッていて素敵だった。
自身に馴染みがないウルトラマン80は軽やかで爽やかで楽しかったし、どんな作風なのか興味が湧いた。
ヘヴィで荘厳なゴジラのテーマが半端なくカッコ良くて、続く幼少期に観た映画のわちゃわちゃ感が伝わる怪獣総進撃マーチはウキウキだった。
ゴジラ対へドラのサイケでキャッチーな「かえせ太陽を」も聴けて大満足。
安定の大団円マッハバロンで相変わらずカッコイイスーパーロボット登場。
この為に新幹線でやってきた敏腕パイロットの操縦で百戦錬磨の見事なハイライトっぷり。
本当に楽しいライブだった。
科楽特奏隊は当たり前ながら好きなバンド史上最もカラオケに曲が入っているバンドなので、彼等から特撮に入ると同時にカラオケに昇華するのも楽しみ方の一つだと思う。マッハバロンとか歌いに近いうちにカラオケに行きたい。

今日は大森さんのライブに行けなかった腹いせに昼からステーキ喰ったったったった。
普段のお昼の3回分の値段で、同僚と一緒に震えながら食べた。
熟成肉は表面腐ってもまだまだいける!という勇気を与えてくれた。高いけど。
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またー。