会社の花見に休日出勤で行けないという事態に陥ってしまった。
負け惜しみでも何でも無く行きたかった訳ではないのだけれど、遊んでて行かないのと仕事をしていて行けないのは全然悔しさが違いませんか。
同じ職場の人たちがウェイウェイ真昼間から桜なんてほとんど見てない癖に外でお酒飲んでるんですよ。
一方僕はと言えば静かな休日のオフィスで黙々と仕事をしている。
なんかすごい悔しい。
場所取りとバーベキュー道具のレンタルをセットにして売っている業者に予約していたらしく、何と場所取りと言う労も惜しみまくっていたと言う同僚が憎い。
若いうちから楽しやがって、とは普段全く思わないし若いうちしか楽出来ない世の中な気もするからむしろ推奨している癖に自分が闇に落ちた途端コレかと己の人間的な弱さに嫌気が。
肉美味しくなかったんですよ!みたいな感想を週明けに後輩に頂戴して、そんな汚れちまった自分に再会させて貰う特典付きで今年のお花見シーズンはTHE ENDとなりました。
こんな先輩でごめんね、でも浮いた会費で刑事バレリーノのDVD買うね。
先輩、ウキウキしちゃうなぁ。
突然ですが、僕は映画を殆ど見ないので話を聞くばかりなのですね。
映画そのものより映画のCMが好きだったりします。
観に来ていた家族連れに感想を述べさせるパターンがあると思うんですが、親の目が喰い気味に爛々と輝いているのに対して子供の目の率直さが好きです。
どちらかが欠けるとこの魅力は成立しないので、是非文化として残っていってもらいたいと願っております。
あれ?こういう話がしたかった訳ではないんですけどね。完全に入口を間違えましたすいません。
だから、今日は映画ファンが嬉々として好きな映画について語る気持ちを味わいたくて書きたいと思いますね。
突然なのはいつものこと、需要は書き順に自信もないしこの際、度外視でせめて元気出して行こうと思います。
まず「ムーミン~南の島で楽しいバカンス~」から学んだのは自信を持つことの大切さですね。
どう考えても怪しいだろみたいな所でも、俺の物語の法律は俺くらいの自信に満ちた所作でゴリゴリと、さもそれが普通ですよって感じで押して行けば周りも「あぁ、これが普通なのかな?」みたいな錯覚に陥る。
完全に悪徳商法や洗脳の手法の紹介と化している気もしますが、これは映画から学んだことです。
僕の場合はどうしたって性格的に実践出来ないので、こういう相手には注意しようという教訓を得ました。強い気持ちをもって生きていきます。
心理学をベースにした悪用禁止のテクニック本なんかが流行ると読んでみたくなるんですが、一度買った時に「よーし騙されない様になるぞ!」と言う完全に被害者ポジションからスタートした自分に絶望して読めなった経験があります。
宮崎駿の隠れた名作(と言われがちだけど別に最初から逃げも隠れもしてないので「隠れた名作」とかドヤ顔で言う人の事は基本的に信用していません。僕は性格が悪いんですドヤ!思い知ったか!虚しくて泣きそう)「パンダコパンダ」からは、パンダって強いんだなと教わりました。
だから世界まる見えとか、衝撃映像特集みたいなのでパンダが人を襲ってる映像とかが流れても「俺は知ってるぜ」って感じで平静を保つ事が出来ましたし、基本的にパンダの事を信用していません。だってあいつらクマだぜ?
そして「桐島部活辞めるってよ」からは、決してスクールカーストは横に交わらない、有るのは昇格と降格だけであると言う事を学びました。
また上層も下層もそれぞれキラキラした部分があって、隣の芝は青く見える的に羨ましくなったりもする。
下層からすれば上層が羨ましいばかりかも知れないけれど、案外そうでも無い。
但し、上層の中途半端な立ち位置の人たちはその鬱憤を下層を餌食にする事で晴らしている部分が必ずあるので、そういう意味では平等じゃないし、リア充爆発しろと下層が思うのは許されて然るべきだと思いました。
でも下層にいる事を選んで登り詰める努力をしていない自分を正当化するのはダサいなとも思いました。
この映画は皆がキラキラしていて、そして皆が何かに苦悩して、勝者らしい勝者が一人もいない所がとても好きです。
最後に「ピンポン」からはメガネの上から殴るのは非常識だという知識を得ました。
以上になります。
また気付きを得たら書きますね。
いやー映画って本当に素晴らしいものですね。
またー。