性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

思いついた事を思いついた順に書く。

血液型ランチ会という、僕のように根が暗い人間にとってはなかなかに強引な括りに感じられる催しが会社であり、B型のグループの会にヘラヘラしながら参加してきた。(こんな事を言いながら普通に楽しみにしてたし楽しかった事を報告しておきます。正直者!)

血液型の安易なキャラ付けのせいでB型はB型であることを打ち明け難いという話題でもって「血液型で性格を大別するなんてナンセンス」という認識を再確認した直後、「アイツはマジA型って感じだよね」というブーメランにしては立派過ぎる話で大いに盛り上がっており、こういう所がB型のキャラ付けが揺るがない要因になっているのではないかと思った。

それにしても「B型っぽいよね」は何とも思わないのだけれど「えー!?B型なの!?意外!」みたいなのが解せない。

B型のテンプレに対してイレギュラーな面ばかり結果として見てきた人が言いがちなのだけれど、これまで多少なりとも縁があって付き合ってきた人がテンプレを元に僕を採点した結果が「B型ぽくない」という結論な訳で、これまでのコミュニケーションの上積みよりもよく分からないキャラ付けが評価の土台として据えられている気がして切なくなってしまう。僕の事だけ見てて!ウザ絡みの才能がある。

その旨を話すと「考え過ぎ」「むしろB型っぽくないってプラス査定じゃん」「『B型っぽくない』は『AB型っぽい』と言われるのの次に高評価」と言われて成る程そうかと考えを改めた。その場にはたまたま基本的にB型っぽくないと言われがちな人が集っていたのもあって、B型っぽいB型が根絶やしになれば平穏な日々を暮らしていけるのにという発想の人ばかりな為、そういう自虐ベースのポジティブさが根付いている印象。

先の返答の中に、AB型という血液型への憧れを抱いているB型が混ざっていたけれど、これは何故だか必ずいる。B型っぽいB型を嫌うB型の中にも、いる。

要は中途半端に留まらず突き抜けろという事なのだろうけど、今度は突き抜けっぷりを義務化されたAB型が気掛かりで仕方ない。僕らとは違うハラスメントに晒されている可能性がある。

この様に、血液型によるキャラ付けは緩やかな相互ハラスメントを生み続けるのだからロクでもないのだ。誰も得をしない気がしてやまない。

 

 3000円近いティッシュケースに2000円の茶碗を買ったり、15000円近くを投じてCDラックを新調したり、洗濯を干す為のハンガーを入れておく箱を2000円出して買ったりと買い物の仕方が別人の様になっている。平日にファミレスで900円のランチを食べるくらいなら冷凍ご飯に90円のレトルトカレーをかけて食べるタイプの人間の所業とは到底思えない。

新居に引っ越し、部屋に似合うものを買い揃える為に組んだ予算内には何とか収まっているものの、買い物の仕方が本当にバカになっている気がする。ズルズル続かない様に気をつけなければならないが、買い物自体が楽しいしその為に出歩くのも楽しいなどという妙にポジティブな印象もあり精神衛生的には良いのではと思っている。これまで行く必要も行く気もなかったので気付かなかったけれど、世の中には色んなお店があるぞい。

ここからは完全に邪推なのだけれど、ライブハウスから消えていった大人たちはこの魔物に魅入られたのかも知れない。

ライブのチケットは1500〜3000円、これにドリンク代が500〜600円かかる訳で、ワンマンやツーマン、スリーマンならいざ知らず、推しバンドが1組しかいないのに6組出演して3600円取られるイベントに行くだろうか。(行った先で6組全てが好みである可能性は考慮しない。)無類の音楽好きでない限りは躊躇うのではないだろうか。好きなジャンルが限られている時点で僕は無類の音楽好きではない。よって躊躇う。ていうかこれまでも躊躇いながら生きてきた。

もしくは余程コミュニティーを形成していない限り、行かないのではないだろうか。3000円あればオシャレなボックスティッシュケースが買える(ティッシュケースが3000円もする事にこの度衝撃を受けた)し、それを2回繰り返せば殺せサブカル女子・倒せ森ガール(絶滅危惧の為むしろ近年保護が必要)マリメッコのファブリックボードが買える。ファブリックボードって何?という僕の様な人の為に言っておくとオシャレな布を貼った板のことで、これを壁に掛けたり立てかけたりすると何か非常にオシャレなのだ。劇場版ガンダムWのポスターのある意味最上位(orある意味最下位)互換。

ファブリックボード?モノノケハカランダ?くらいの認識だったのだけど、いざ見てみるとスゲー可愛くてスゲー欲しくなる。父さん、ファブリックボードはとんだ魔道具だよ。

僕の周りでライブハウスから消えていったお兄さんやお姉さんは皆、結婚したり子供ができたり家を買ったりしていなくなった。

家を買った人はこっち側を選んだんじゃないだろうか。そんな風に漠然と思いながらファブリックボードを眺め、フジファブリックを聴こうと思った。

僕自身はライブハウスに頻繁に通い続ける生活はそんなに変わらないと思うのだけれど、それでもワンマン〜スリーマンを狙って行く割合が増えるのではという予感はしている。

どちらが悪い、という問題ではないしそもそも問題ですらない。上手く美味しいとこ取りして両方楽しめれば良いなとは思う。

 

またー。