性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

狸と猫が見つめ合うのを見守る夜のお仕事。

残業代が時給2500円なのを「夜のお仕事」と称してゲラゲラ笑っていたけどネオン街で蝶にならずとも残業なぞ大抵夜のお仕事なのであったし、席を外していると思っていた上司にしっかり聞かれており若干の教育的指導を受ける。押忍。

2500円が世の中的に高いのか安いのか解らないしどうでも良いのだけれど、今まで給与に元より見込みで幾らか上乗せされていたので毎月ちゃんと働いた時間分振り込まれていてドキドキする。恋かな。

1時間残業するとライブに一度行ける計算になるのだけれど、相変わらずライブハウスから足が遠のいている。折角なのになーとか思うけど、折角なのになんて思ってる時点でノリが悪いのが透けて見える。今必要だと思ってないだけだと思い知れと自戒。

 

先日、梅田をボンヤリ歩いていると、あ、梅田って言うのは大阪の中で屈指の都会で、東京で言うと新宿みたいな街なんですけれども、これは別に新宿ほど発展している大きな街という意味ではありませんで、要するに東京をスケールダウンしていって大阪に当てはめた場合は新宿みたいなイメージなんですよ。まあぶっちゃけ新宿よりも買い物や混雑っぷりという意味では全然便利なんですけども。(謎かつ突然の東京dis)

そんな感じの梅田をそんな感じで歩いていたら、目の前を歩いていた5歳くらいの男の子が突然一緒に歩いていた父親と思しき男性に向かって「僕、右にも肺がある!!!」と言い放つ現場に出くわして感動してしまった。

彼の中では左胸にしか無いと思われていた肺が右胸にもあるという発見を教えられるでも無く自分自身で急に果たした訳で、これが滅茶苦茶嬉しそうでたまんなくなった。

父親の返答がまた「そうだね、肺あったね!」だったのも良かった。何を言ってるんだとか、当たり前だとか、そういう無粋な返答でなく気付いたことを認めてあげるニュアンスで素晴らしく可愛い親子だなと盗み聞きの分際でグッときていた。

自分で何かに気付く、答えを導き出す事に対する喜びというものが随分と鈍ってきた様に思った。僕なぞが願わずとも健やかに育ちそうな彼ではあるものの、どうかスクスク素敵な男の子に成長して欲しい。どうかどうか。なむなむ。

 

さてさて、有頂天家族である。

不覚にも有頂天家族2にハマってしまい、僕は気合い十分、聖地巡礼すべく平日の京都に乗り込んだ訳であるが、六道珍皇寺再訪による地獄巡りから始まり、喫茶マドラグを予約した後に六角堂へ足を運び、見知らぬ留学生のアニオタ女子の専属カメラマンとして何十枚も写真を撮って差し上げ、願い事を書いた紙を尻に突っ込んで封をして飾ると叶うという文字にするとなかなかになかなかな小鳥の置物を買い、舞い戻ったマドラグで玉子サンドを頬張り、下鴨神社に行こうかと思いつつ推し猫カフェが空いているとの報をTwitterで見かけて突入を図り、推しの猫(話しかけるとスゲー嫌そうな顔をするんだけど、それでもずっと一緒にいてくれる)と見つめ合って微笑み、それでも一切心が通じている気がしない所がまた良し、他の猫にも非常にしっっっっかりとうつつを抜かし、労働を終えた皆様と電車に揺られて大阪まで舞い戻り、友人を呼び出して飲みに行ったのに30分で体調不良に陥り解散という華麗な流れで一日を過ごした。

せっかく身支度をして梅田まで出て来たのに体調不良でぶっちぎられてしまった友人だけは不憫であるが、まぁ世の中そんなもんである。

未来なんて見えないし、将来なんていらないし、明日なんて解んないので、30分先なんて知らないのである。

とは言え、申し訳無さだけはしっかり持ちたい。ソファにダイブ後に一体化しそうな程にゴロンとしつつ回復に努めている。

 

あと2日しっかり働けば土日。

やり切りたい。

 

またー。