性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

肉々しい肉日記。

T.M.RevolutionのライブDVDが発売になり、これを購入した。

元々、余りライブDVDを観ない。

折角CDの初回盤にライブDVDを付属してくれていても、まーかなりの確率で観ない。「折角だし初回盤買おう、こんだけ好きだし観るでしょ!」と思って買っても本当に観ない。宝の持ち腐れである。

これは、まあ単純にCDとしてリリースされているのでCDを目一杯聴こう、DVDはオマケでしょ的な舐めた根性のなせる技だと自負している。どんだけ「DVDも力入ってます!」とか言われても「え?でもCDに付属してるんでしょ?」で終わりである。観たら観たで感動したり買って良かったと思う癖に、全然その基準点から動かない不思議な観点である。

ただ、ライブDVDとしてリリースされた作品についてはよく観る。何が違うんだろう。よく解らない。

今回のT.M.RevolutionのライブDVDは、103本に及ぶ全国ツアーの最終公演として今年の正月に行われた武道館公演を収めたものだ。

熊本の震災を受けて「演出に地域差が出ない手法」を模索した結果、ステージ装飾や派手な演出を抑えた化け物じみたボーカリストと化け物じみたバックバンドによるガツガツに肉弾戦のライブツアーとなっていたものの、映像化である。

中身については最高過ぎてロックが好きな人全員に観て欲しいくらいなのだけれど、書き出すと多分1万字くらい費やす事になるので「めっちゃ良かった」の一言で片付けたい。

そのDVDは同公演のライブCDが付属しており、MCやアンコールは除外されているものの、コレが本当に素晴らしい出来で、素晴らしい販売形態だと思ったのでそれについて端的に書きたい。

ライブDVDを何故あまり観ないのかと言うと、多分「まとめて観たいからそのうち時間を取りたい」が結局そのまま流れてしまうというのがあると思う。今回は「ライブDVDを買った」というのがメインなのでどうしても時間を取って観なければならないという気持ちになったのだと思う。

このまとめて観たいという願望がそもそも自分の生活スタイルに合っていない鑑賞方法なので、そこを変えた方が良い気もしているんだけれど、まあそういう事である。

それで、専らCDを通勤中やジョギング中に聴いているのだけれど、これが非常に良い。

ライブDVDを観る→CDを聴いて復習出来る、新しい感想を得る、時間がなくてもライブに触れていられる→新しい着眼点をもってライブDVDを観る、という楽しさのループが凄まじいのである。オリジナル曲に去年のツアーのDVDも勿論ファンとしては有難いんだけれど、本当の本当に素晴らしいので色んなアーティストに採用して欲しいスタイルである。

因みに、これまでこのスタイルはあったのだろうけど、僕が初めて触れたのはTHE NOVEMBERSクラウドファンディングのリターンで、「美しい日」という周年記念公演のDVD(これも滅茶苦茶良い作品だった)へ出資したオマケで同公演のCDが貰えたのが初体験であった。画面の前でまとまった時間が取れない分、CDがその間を埋めてくれたのがとても嬉しかった。

流行ってくれないかなーと思いながら今日も音源を聴き、次にDVDを観られる日を伺っている。

それにしても西川貴教、美しく、あまりにも強靭な野性味である。本当結婚したい。

 

野性味繋がりで言うなれば、けものフレンズの録画をボチボチ観ている。

しまじろうやディズニー界隈の様な「徳を積んだ動物とそうじゃない動物がいる説」が生じる隙もない優しい世界で、食というパートすら基本的に饅頭で片付けてしまう辺りに潔癖感すら感じる。(劇中、料理パートもあったけれど)

平和で、皆が優しく、頑張り屋で、誤解もあるけど互いに思い遣って生活している様を観ると心が穏やかになる。

これが脳が溶けるというやつだろうか。何となく目を細めて見守ってしまう自分がいる。

最後まで観てないので、どんな結末を迎えるのかとても楽しみにしている。

 

けもの繋がりで、夜にジョギングをしていた際、茂みからタヌキが飛び出してきたので有頂天家族ファンである僕としては当然「矢三郎?」と弁天様口調で問いかけるのが礼儀だと思ってそうした訳です。

そしたら、タヌキは死ぬ気でやるってこういう勢いの事を指すんだなって惚れ惚れするくらいの逃げ足で走り去ってしまいましたね。アイツ、世界狙える脚だなって思った。

まるで不審者扱いである。そりゃ大人の男性が汗だくの癖に高めの撫でる様な声で知らぬ名前を呼ぶなど完全に都市伝説なのでタヌキでなくとも逃げると思い直し、失礼しましたという気持ちで家に帰りましたとさ。

 

そうそうタヌキと言えば肉ですけど、肉屋の肉は高いのではなく、スーパーでは活かしきれない高いものもあるのである。肉屋が高いってのは基本的に間違いである。

しかもその肉がタイムセールなどで半額になったりするのだから肉屋とは恐ろしくも尊い商いである。

肉屋の100グラム120円のウインナーは大変に美味で、70グラム2束でえらい高い流通品などとはえらい違いだった。いや、その流通品がそもそも美味しいと思っていたのだけれど、それを完全に覆されてしまった。

肉は肉屋、野菜は八百屋の様な生活は生まれた時にはもう身近になかったのだけれど、折角美味しかったので今後も積極的に活用したい。

美味しい肉は偉いしエロい。

 

積極的に休日であるからして、ベランダが涼しいので消極的に椅子を出してダラダラと本を読むなどする。

前からやってみたかったのだけれど、そう思うことは案外やらないもんで、ようやく初めて実行に移した。

程々の階数ではあるので虫も殆どおらず、陽も上手いことささず、絶妙に過ごしやすい。

カフカした何らかを敷いてゴロゴロしたいけれど流石にそんな事が出来る程広くもないのでボンヤリしていた。

これを繰り返すと徐々にグレードが上がっていき、毛布に包まりながら朝日を待ち、コーヒーを飲みながら「お空綺麗…」というレベルに到達出来る気がする。若干皮肉を含んでいるのも事実だけれど、結局やってない人間には良さは解らんのである。やってみればハマるかも知れない。ハマったらまた改めてご報告申し上げる。

ただ、残念なのは自身をベランダに駆り立てたのはその様なお洒落な発想ではなく、ベランダをドチャクソに愛でるおっさんが描かれた清野とおる先生の『その「おこだわり」、俺にもくれよ!!」に寄るものである。非常に残念だけども、しっくり来るので満更でもないのであります。

それにしたってエネルギーは尽きる。どうしたって仕方のないことなのかも知れない。冗談みたいに当たり前に、何も考えず生活出来ればいいのになー。

 

またー。