性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

終電で寝落ちたという話を聞いて欲しいだけの日記。

令和、慣れた?え?慣れたの?本当に?いやー嘘でしょ…だってこないだ届いた見積書に「冷和」って書いてあったよ?人の温もりが希薄な感性cold edge(9mm Parabellum Bullet)な時代とか言いたいの?目撃者、白い部屋、青い羽?と勝手に解釈して普通に笑いながら「間違ってましたよー」って電話したら受話器越しに滅茶苦茶怒られた。理不尽。全然冷たくない、実に暑苦しいリアクションを返されてこっちの気持ちだけがズーンと冷たくそして硬くなった訳で、多分似た様に使い慣れてない故の間違いに遭遇した人って結構多い気がしていて慣れるにはもうちょっと時間必要じゃないかなと勝手に思っている。

他にも「令和31年」とかね。「平成1年」というタイムリープエラーも見掛けた。皆、令和を拝むと思ってなかったお爺ちゃん世代からの御便りだったから「あ、迎えると思ってなかった新元号に戸惑ってんだな」と微笑ましい。

とか言いながら僕も全然慣れてなくて、ブルジョワ発言でも何でもなく単純に改元の瞬間は旅行中で日本にいなくてニュースもWi-Fiがなきゃロクに手に入らない環境だったせいか切り替わった気が全然しない。随分経つというのに。

旅先ではその代わりに「慣れないものを食べ続けるとお腹を壊す」ということと「圧倒的な開放感から自分の人生になかったサングラスを掛けるという思い切りが芽生える」ということを学んだけど改元と天秤にかけたらバランスが悪い気がする。こっちが損してないか。

ただ、あんなに小っ恥ずかしかったサングラスを帰国後バンバン掛けて出掛けているので6月公開の映画「メン・イン・ブラック:インターナショナル」の日本語吹き替え版のウィル・スミスの声は僕かも知れない。あんだけ頻繁に掛けてたらオファーもありそうなもんだし。

甲子園に野球を観に行くと割と皆さん普段よりオラついていらっしゃると思うんで、当たり負けしない様にこっちもオラつくかと意気込むと素面じゃどうしてもハードルが高くてサングラスを装備してしまう。RPGとかでもアクセサリー装備する訳で、その仕組みで補正を掛けてオラつきを装っている。実際は上手くオラつけているのか解らないし、周りからあいつ下手くそだなと思われていると恥ずかしくて泣いてしまいそうなので出来具合については見かけても直接言及しないで欲しいし、ネットに書き込むとかじゃなくてDMとかLINEでこっそり教えて欲しい。お願いしますね。

あれ?何の話だっけ?令和?来年までに何とか慣れるわ。あんまり自信ないけど、皆に置いてけぼりにされるのはビビリな僕には耐えられないと思うし何とかなる予定。

 

で、ここからが本題なんだけど。

そこまで飲んでないのに終電で座れてラッキーと思ってフッと目を閉じたら、次に目を開けたら終点の京都駅だった。

ベロベロのフラフラだったら自分でもそりゃ座ったらそうなるわなと思うんだけど、普通に飲み食いして、しめのラーメンまで付き合って、さー帰ろお疲れ様ーって電車に乗ったのにこの寝落ちっぷり。帰ったら撮り溜めしてるタモリ倶楽部一気に見ようかなとか思っていたのに凄い寝てた。寝る要素無さ過ぎたのにしっかり寝過ぎた自分に我ながら引いてしまって暫く京都タワーを眺めながら呆然としてしまった。リリーフランキー…ってうわ言のように呟いていた(しかも東京タワーの間違い)

とは言えタクシーで帰るお金も勿体無く、ショックでカラオケやネカフェに行く元気も無く、「横になって泣きたい」という気持ちでいっぱいになってしまった。

「横になりたい」と「泣きたい」という個別ではよく抱く感情も合わせ技としては初めてで非常に新鮮だった。

しかもネムイ眼をこすったせいでコンタクトが取れてしまって視界も悪くなり、コンディションは悪化の一途。ネムイ眼という謎の違和感しかない字面はSHAZNAの「PURENESS」の歌い出しなんだけど誰も知らないから辛い。クレヨンしんちゃんの映画の主題歌になっていて、劇中も物語とほぼ関係ないシーンでIZAMが本人役で出演していたのに誰も知らない。もしかしたらSHAZNAの記憶を消されていないのは僕だけなのかも知れない。裏で大きな力がこの記憶を狙っているかも知れない。守り通さねば。でも、どうやって…。

そんな訳で最寄りのサウナを調べて行ってみることにしたら、中々ドスの効いた雑居ビルに入っていて、しかもエレベーターの前にクリーニングに出すリネン類をつめた袋が滅茶苦茶出してあって営業してるのかも不明確というハードルの高さ、挙句ようやく来たと思ったエレベーターの中からAKIRAの大佐みたいなおっさんが2人も出て来て、そりゃ人を見かけで判断しちゃいけないのは重々承知だけれど、流石にヤバい所に行こうとしてるんではという気になった。あ、死ぬかも、カードの暗証番号聞かれたら素直に答えようって思った。

それでも「横になって泣きたい」という気持ちが強過ぎて思い切って入店したし、その癖、仮眠室の二段ベッドの上段に辿り着いたら泣きもせず反省もせず風呂にも入らず一瞬で寝てしまった。

朝の四時に外人の音量を上げ過ぎて逆に何言ってるか解らない長文の寝言で目が覚めた(聞き間違いでなければフルムーンって言ってたから有菜っちのファンかも知れない。「満月を探して」について夢で語っていたのかも知れない)のでせめて風呂くらい入って帰ろうとハシゴを降りたら下の段で寝てる人がハシゴに干していたタオルを踏んでしまいお父さんの下着を触ってしまった思春期の娘みたいな気分になった。お父さん、もう!嫌っ!!散っ!!!

お風呂はらんま1/2の江戸っ子じいさんのツボじゃなきゃ耐えられないくらい湯温が高くて広い足湯みたいな入り方しか出来なかった。心頭滅却すれば何とやらで「アイスバケツチャレンジアイスバケツチャレンジ…」と冷たさを連想させる言葉を脳内で繰り返したものの当然効果はなく、シャワーを延々浴びて「きっちーなぁ」と製作期間で自身を追い詰めた細美武士がジャパンのインタビューで語っていた感じで身体を清めてさっさと店を出た。サンキューサウナ。タオルが凄い生乾きの匂いで男子大学生の独り暮らしかと思ったけど、それ以外は滅茶苦茶気怠くて平和な世界だったぜ。

大阪に向かう電車に揺られながら「スゲー遠いな…どんだけ寝てたんだよ」と改めて凹みつつ、これでまた寝て起きたら姫路とかだと二度と立ち直れない、失意の中で野良の徒歩暴走族に拾われてそのまま一員になって徒歩暴走を繰り返した挙句に姫路城の白壁の清らかさに目を焼かれて溶けてしまう、という危機感で居眠りを回避する為にネムイ眼をこすって(SHAZNA聴いてくれよな)これを車中で書いている。

徒歩暴走族 - Wikipedia

 

もう疲れてるからって迂闊に電車で座るのやめようと本気で思った。これを読んだ人も気をつけて欲しい。

 

またー。