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性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

QLIPの新譜「いきたくない」の雑感。

QLIPの新譜「いきたくない」が12/24発売とのことで、フラゲ出来たので早速感想と言う名のステマ(逆にネガキャンの可能性もあるけど)を書いてさっさとワクワクしたまま寝ようと思います。
このブログでは日々QLIPの事を飽きもせず書き殴っているので、今更説明してもくどいし詳細はコチラをご覧下さい。

トレーラーをバーン!

全曲感想もバーン!

リプレイ
パワーポップ全開で、フェイバリットに挙げるフェニックスばりに前に鍵盤が出ていて物凄い明るい開放感。ライブも良いけどゴリゴリパワーポップ路線だから新鮮でとても良い。
前作で振りかざした攻撃性(それだって別にただの一面でハイライトではない)ではなく鼓舞する様なパワフルなスタートでdisるだけではない魅力を発揮。
この曲が最後に来るかと思ってたけど、最初で「音楽が大好きさ」とかバーンと言ってのけるコミュ症の根暗だった小椋くんが頼もしくてマジで泣ける程度には追っかけ。

スキップ
あまりライブで披露されてこなかった軽快な鍵盤と穏やかなコーラスに踊らされてると段々不穏になっていって困惑してしまう面白みのある楽曲。
ライブの様に轟音ラウドまで行かないのは次の曲の破壊力に向けたタメっぽくてニヤリ。

スピード
サイバーな鋭さを持ったかなり異端な楽曲。逆にシンセがいて何でも雑食的に食い荒らして来たくせに灯台下暗し的に手を出していなかったサイバー方面、でも間奏のギターはかなりオリエンタルでQLIPっぽさを手放さない堅実さがチラチラ。

強いられている
この曲を初めて聴いた時、僕のフジファブリックはここに続いているんだと本当に思いました。1秒で上昇、めくるめく展開、ずーっと捻くれているのにどっか明るい。ライブの臨場感が命の曲だけに上手くレコーディング出来るか勝手に心配していたけど、これは凄いわ。
吉田さんのドッシリ土台ドラムからがっつんがっつん飛び道具かましてくるギターと鍵盤は必聴。

なにもしない
この曲はライブでアレンジがとにかく変わり続けた印象で、音源はそれで落ち着いたと思っていたアレンジよりも鍵盤が前に前に出ていて平面的だった焦燥感に立体的な奥行きが出来て驚いた。
二番のサビへ向かうギターなんかの妙なコミカルさだったり、鍵盤が全般的にザラザラした楽曲の中で丸みのある音で耳に残る。

この曲もライブでアホみたいにアレンジが変わり続けて、同じアレンジなんかあったっけ?くらいの試行錯誤っぷり。最初聴いた時は何がしたいんだと、巨大なパズルに取り掛かった人を観てる気分になるほど難解だったのだけど、どんどん聴きやすくなって、でもゲーム難易度というか何度聴いても新しい面白みを発見できる詰め込み具合は健在で、このアルバムで一番感動したのはこの曲かも知れない。

メリーリターニー
これは発売まで一番演奏されなかった曲で、リプレイより前からあったパワーポップチューン。
玉岡くんのアメリカ=パワーポップみたいな遠慮ないベタさ、出会った頃にたまたま話す機会があった時はweezerすら知らなくて(その癖Tシャツ着てた)笑ったけど、この最初から最後まで全裸プロモでも作りそうなナードなのにスカッとした出来は貪欲さの成せる技だと感心しております。

ライトアップ
QLIPに文学性は無いと思うんだけど、文学性が無くてもこんだけ良い歌があるんだって凄い思う。西村さんのコーラスがしっかり効いていてとてもキラキラしている。
QLIPのお客さんは引っ込み思案で、何かスクールカーストも低そうだけど皆優しそうで、バンドもまんまそんな感じだから全部照らしてあげたかったんだろうなーとか思いながらいつも聴いてて、こう、若いっていいなーみたいな最低の感覚になる訳ですが、登りつづけるアウトロを聴いてるとそれもいっかとなる不思議。
リプレイのイントロと非常に親近感があるので、それこそリプレイしてくれって作りなのだろうなーとか邪推しています。

今二周目を聴きながらここまで書いたのだけど、まあこれ以上書いても意味ないから誰かに聴いて欲しいです。

前作のレコ発で凄いライブをぶちかましていて、ここから始まると思ってたらメンバー卒業などでハラハラの展開もあって、それでもこれだけの作品を2014年に間に合わせる強さがあるバンドです、QLIPは。
それは小椋くん、玉岡くん、吉田さんだけでなく、西村さんや上野さんがパートを埋める以上の魅力と頑張りを発揮してくれたからだと思っています。上野さんの重たいベースはポップさの中にあってめちゃくちゃ効いているし、西村さんのクラシカルな鍵盤捌きはライブでかなり映えます。

「多彩さが仇となって突き抜けたモノがない」なんて勧めた友人に言われたりもしたけど、もうそんな事言わせないだけの証明がこの「いきたくない」には込められていると思います。

「いきたくない」をどういう字に変換してもいいけど、もう希望を無視なんてさせないからな!
僕は今、あの友人をまたライブに引きずって見せつけたい気持ちで一杯です。
やったぜQLIP!やったれQLIP!

またー。