皆、しっかり年間ベストとか書いていて凄いなぁ、と思うので、僕は2014年良かったCDを美少女モノの小説の紹介文っぽく変換して只々並べていきたい。
ベストを決める気も無いし、感想なんて誰かがしっかり書いてるんだからまぁ良いレビューの足引っ張っても何だし、誰か凄い暇な人がこれを読みながらYOUTUBEを観たりして「こいつこんなにスベッてよく生きてられるな」くらいに思ってくれたらラッキーです。
何でこんな形式になったかと言うと、まあ理由があるんですがマジでゴミみたいな理由なので述べません。ではどうぞー。
昆虫キッズ/BLUE GOHST
otori/I WANNA BE YOUR NOISE
衝撃一閃、僕は床に叩きつけられた。古い床板の匂いと埃が呼吸する度に吸い込まれて気持ちが悪い。
揺れる視界と思考で身体が起こせないものの、僕は何とか自分の置かれた状況及び自分に起こった出来事を把握しようと顔をあげた。
夕日が射す図書室、開けっ放しの窓から吹き込む冬へと向かう冷たい風が古びた本の匂いがそんな僕の頬を撫でつけ通り過ぎて行く。
「言葉言葉言葉を並べて感情に変換変換変換晒される脳波むしろ君に投影私の恋はニューウェーブ仕様君も、しよう?」
真っ赤な夕日を背に受けて角に血が付いた広辞苑を持った女生徒。
何やらブツブツ言いながら角を染めた血をなぞり、こちらに微笑みかけるその顔を僕は知らない。
恐らく僕は広辞苑の角で殴られて床につんのめって流血しているらしい。誰、そして何故。
「答え合わせをしましょう、改訂を繰り返す度に描き方が変わるこの本(広辞苑)において...アナタは何刷の恋がお好き?」
とか言い出しそうなメフィスト賞受賞のライトノベルから飛び出した様なボーイミーツガールみたいな!
(マトモな一言:コードって何?でも唸るギター、オルタナニューウェーブ!)
otori - 1st Album『I WANNA BE YOUR NOISE』(Trailer) - YouTube
壊れかけのテープレコーダーズ/broken world & pray the rock‘n roll
制服を絶対に着崩さない彼女は、何事も定められた手順を踏むことに並々ならぬ情熱を注ぐ優等生。
そんな彼女がある日衝撃を受けたのは、古き善きロックンロールだった!
愚直にまで消化し、一歩また一歩ロックスターへの道を歩む彼女の夢は「世界をぶち壊す事」...。
成り行きでメンバーに加えられてしまった僕に彼女が告げた最初の目標は「ライブの収益でロックスターの墓参りに行くこと」で!?
清く正しく美しく、世界中に中指を突き立てる真っ青な情熱の物語。
(マトモな一言:2014年型、クラシカルなロックの名盤)
壊れかけのテープレコーダーズ/聖者の行進 - YouTube
トリプルファイヤー/スキルアップ
アルバイト先のスーパーで知り合ったのは17歳で未亡人の本業は殺し屋の美少女だった!荒唐無稽な肩書きと物言いにドン引きするも一目惚れしてしまった僕は、彼女に課せられた修業を次々クリアし、徐々に力に目覚めていく。
そんな中、スーパーチェーン勢力抗争が巻き起こり、僕らは勤務先を守る為、最前線に放り込まれ!!?
(マトモな一言:無駄を削いだ印象的なフレーズが矢次なギターと完璧なリズム隊、史上最強に脱力系の言葉の魔力を体感出来る危険ドラッグ盤)
トリプルファイヤー "スキルアップ"(Official Music Video) - YouTube
洋楽は全くイメージ湧かなかった。大森さんに関しては作品自体の物語が凄過ぎて何にも思いつかなかったのが正直な所。
何となく作風も被って来るので、その辺は自分のその手の本に対する知識及び想像力が及んでないのだなぁと反省。反省するのも変な話なのだけれど...。
ともかく、年末年始用にちょっとずつ書いてた記事で残ってるのはコレだけなので(あとは恥ずかしくて全部消してしまった。何故これだけ残ったのかは謎)アップしてしまったという達成感だけが救い。来年はちゃんとレビュー書きたい!良い年にするぞー。
またー。