性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

クウチュウ戦を観てきました。(2014.02.11@心斎橋パンゲア)

祝日に早起きして何もせず本を読んでると凄い贅沢な気分になる。
明日が平日なんて嘘だ、くらいの気持ちまで泳いでいけたら勝った様なモンですね。翌日その揺り戻しで死んだ目をして過ごす事になるんだけど。
代償あっての快感って何かそこまで含めての様式美じゃないですか何言ってんだろマジで。

今日はパンゲアにクウチュウ戦とミラーマンの共同企画を観に行ってきた。
心斎橋に着くもビックリする程寒くて凍えていた。燃やす程の脂肪もなく、このままアメ村というよく分からない街で遭難するのかと危ぶまれたけれど、そうなる前にハコに入れた。良かった。
普段それ食べにハコ行くレベルのフードを食べさせてくれるモッさんカフェの方にバレンタインのおこぼれを頂戴する。周辺をたまたまうろついていただけなのにありがとうございます。
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美味しいです。企画もいつも楽しいです。(良かった、変質者だとは思われてなかった、という人生の期待値が低い安堵感を得た)

そんな訳で。
<クウチュウ戦>
SEとして広瀬香美のpromiseが鳴り響く中、口パクで熱唱している自分の目の前にリヨ様がフラリと降臨。音楽を奏でていない時の彼は本当に植物のような独特の空気がある。麗しい。
どうしたって音楽的な教養が不足しまくってるのでこのバンドは特に抽象的な感想?感覚?に終始してしまうのだけれど、見てきて感じたまま全てゲロっておこうと思います。記録より記憶。

一音鳴れば、そこはクライマックス。歌謡曲プログレ東尋坊。いきなり追い詰められる犯人、緊迫したシーンさながら。いつもよりネットリした感触の「白い十代」で泣きのギターからシンセがジワジワ宇宙へ宇宙へ。
同じ曲なのにこれまでと全然違って聴こえる。パンゲアは音がとても良いので音の細かい所まで粒がしっかりしててバンドのノリが補正無く届く。恐ろしいハコだと思うんだけど、良いバンドなら間違いなく無双状態。クウチュウ戦は正に後者!だと思っている。
犯人自白ターン(間奏)からの急激な加速は何度体感してもたまらなく良い。興奮する。
ドラムが変わってガラリと表情変わった気がする。より硬質な印象。元々彼がメインサポートで叩いていたらしいけど、この編成観るのは初めてだったのでワクワクした。
行ったライブではほぼ聴いている気がする「予言」と「いっそUFO」がCD発売という事で速攻GET。どちらも今日演奏してくれていたのだけど、「予言」の場末感あるムード歌謡とサイバーですらあるダンスナンバーの隙間をソロソロ進んで突然泣きのギターが炸裂する感じがとても好き。「いっそUFO」の疾走感と夕焼け未知との遭遇具合もまたとても良い。
そこから更に新曲!明るく鋭い鍵盤が印象的で僕の中で新しいクウチュウ戦の扉が開いた。
最終的にSF、完全に哀愁漂う星屑の海。久保帯人ばりの「なん...だと...!?ファッション」をお召しになったリヨさんの背中から光る蝶の羽根、その羽根と鱗粉の向こうに土星が見え恍惚とした表情でヨダレ垂れそうになる最前の自分。頭一つ抜ける程周囲は女の子ばかりなのでかなり際どい光景だったのでは、とは反省の弁述べません何故なら最高だったからです。
そんな訳で月光蝶が脳裏を過る俺の宇宙がバーニングなライブでした。
アニメの脳内再生余裕でした。
良いシーンが無かったからスパロボでご覧ください。
こっちも良い曲だよ。

ここまで読んでしまって食当たりみたいな表情になってるそこのアナタ、せめてクウチュウ戦を実際に聴いて立ち直って下さい。
とても良いですよね。
次はライブハウスという名の宇宙でお会いしましょう。

ここで急用が出来てHAPPYもミラーマンも観れずに帰る事になってしまった。観たかった...。
残念過ぎるのだけれど、目当てのクウチュウ戦が観れて大満足でした。

またー。