性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

2014.09.14大森靖子単独公演「海へ行こうよ」手伝ってきました。(@旧香港上海銀行長崎支店記念会館)

※長いだけで特に的確な感想もないのでTwitterでサーチするのに飽きたお暇な方に捧ぐ処女膜再生!黙示録(長くてクソという意)

9/13、お盆でも行かなかった長崎へ久々に行った。博多駅からの乗り継ぎ改札の主要都市にはないのんびりした列(悪く言えばモタモタした)に並ぶ時に、地元みたいにいつも気を張らなくて良い気がして嬉しくなる。中華街で角煮マンなど食べた。夜は長崎にたった一人の友人と食べた。年下に31でアイスクリームを奢らせてしまった、という背徳感もあってかとても美味しかった。

2014.09.14 大森靖子単独公演「海へ行こうよ」@旧香港上海銀行長崎支店記念館
の手伝いに行ってきました。
朝から食べたガストが美味しくて近所にガストが欲しいと思った。
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会場のスタッフの方は皆何でも丁寧に教えてくれて有難かった。
音響会社の人たちも穏やかで、何かめっちゃ厳しかったらどうしようとか思ってたけど気を遣って話しかけてくれたりして、ありがとうございます!しか言ってなかった気がする。
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調律の先生はその道の達人らしく、何故そんな先生を派遣して貰えたのか謎で、トコトコと背広姿でやって来て、ピアノを解体しながら音を組み立てて下さいました。すぐそこに停泊していた船のエンジン音に低音を持っていかれた時に「まだまだ修行が足りないなぁ」と朗らかに笑っており、何て素敵な先生だろうと。
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そんな方々のお世話になったお陰で会場の設営は大森さんやカメラマン二宮さんやPA馬場さん達が長崎の街にいる不思議をちょいちょい感じながらもバッチリでした。
開場前にチケットの引き換えをしようと話していて、15分前くらいに外に出たらビックリするくらいお客さんがいてくれて、30分前に出れば良かったと後悔しました。結果的に少し開場が押してしまい申し訳ありませんでした。素人だから、と言い訳するとただのバカになってしまうので次は無くとも反省しますし、何らか活かしていきたいです。時間前行動とかに活かしていきたい所存です。
ただ、それをやっていなかったらもっともっと開場が押していたと思うので、ウ○コの中で光る一粒のコーンくらいの価値はあったんではないかと思いたいです。セルフサービスで褒めて伸ばします。お見苦しい所を文字でまでお見せして申し訳ない。

大森さんのライブは、本当に凄くて。
重厚だけど柔らかい会場にあまりに似合った雰囲気といい、高い天井にグワっと広がっていく声とピアノ、ギターが本当に凄くて、身近な主催者が何かした結果がこの光景なんだと思うと解っていても意味が解らなくなってしまって、それを観にきてくれたお客さんが120人以上いて、全部が全部大森さんの力なんだけど、それでもっていうかその大森さんの力が凄いなって思って、何だこれ文章が崩壊してる。でもそうだった。そうだったのです。敬語で締めれば解って貰えると期待してる感が出ますね。4649。
ステージに登場した大森さんが、先生の調律してくれたピアノを弾き始めた時に空気がパリッと締まって、青い部屋、the end of summer、kitty's bluesが染み渡って、この会場にピアノがあった幸運に感謝した。夏果ての涼やかで切々とした感情の手探り、歌謡曲の力強い「踊ろう」まで、鍵盤に乗った感情まで含めてとても素敵。
ギターに持ち替えて、あまい。
あまいのいい感じのゲリラ豪雨が去った後の湿度の甘ったるい感じがどうにも切ない気持ちになるのはこの曲を知ってしまったからなんだろうなーとか受付しなきゃいけないんだ僕はみたいな職務に励む牧羊犬の目の前にスペアリブみたいな状態だった。

ノスタルジックJ-POPの2時間ドラマEDの様なドラマチックな温かみ、長崎のキュートな外見と割れないか不安になる音を立てるギャップ萌え担当のビードロを吹いてのあたし天使の堪忍袋の割れそうな不安げ音から突入する凄み。
レーベルが発売を勿体ぶるというMCを経て、勿体ぶるくらい良い曲だもんな、と思ってしまうデートはやめようの和やかな空気一変、緊張感と焦燥感溢れるOver the party。兎に角ライブ全編における空気の切り替えがバチバチ、共鳴というか呼応というか。お客さんの雰囲気と大森さんの姿が両方目に飛び込んでくる所にいたので凄いものを観ているな、とずっと思っていた。
本編最後は君と映画、コーヒータイム、キラキラという愛おしい時間。

アンコールは秘めごと、さようなら、最終公演。
秘めごとはとても久しぶりに聴いた気がする。擦り切れてしまいそうな憧れ。
さようならの大森さんの歌と会場が一緒に息継ぎする様な感覚や、最終公演を聴いた時のワクワクする気持ちは、多分自分で痛くても、傍目にイタくても本当にこれだと思ったら諦めちゃダメだよなと思う自分を好きになれる。
大森さんを通して自分との確認作業みたいな事をよくしてしまう面倒な人間は、会場の撤収をしながらよっしゃー!みたいな晴々した気持ちで椅子を積み重ねて係りのお姉さんに「積み方間違ってます...」と申し訳なさそうに言われて心底反省した。申し訳ないのはこっちだ。
当初時間内には不可能だと思っていた撤収作業も、会場の人たちが手伝って下さってあっという間に終わってしまって感謝と恐縮でした。のんびりコメント書いてる暇もありました。ありがとうございました。
大森さんの前に並ぶファンの人たちの列を眺めながら、楽しかったな、と改めて思ったし、会場の人にも大森さんの事を褒めて頂いた様で嬉しかったし、会場を出てタクシーに乗る直前、道路を挟んで反対に建つ旧香港上海銀行長崎支店を眺めた時に本当に終わったし本当にやってしまったんだな、という気持ちになり、主催者の事を改めてちょっと尊敬した。

次が無いって事は今しかないし、誰かれ構わずなうなう言ってりゃ潰せる暇もあったけど、そんなことしなくても他にここまで出来る事もあるんだな、と思った。
ただのファンがただのファンのまま沢山の人に助けられて成した公演が終わって、ただ次のライブを楽しみに毎日溜息ついたりしながら生きていくただのファンに戻る、というのを真ん前で見てきた客として、その最後が最終公演だったのは出来過ぎで、面白かったと言ってあげたいです。

多忙にも関わらず長崎まで来てくれた大森靖子さん、それを許可して下さったエイベックス様、撮影の二宮さん、PAの馬場さん(何か最後にとんでもない爆弾を炸裂させていたのが心配ではありますが)、ありがとうございました。
そして最後に何より長崎の、遠方の、どこからでも、大森さんをあの会場で観たいと思って来てくれたお客様に改めてありがとうございます、と言いたいです。
こちらの素人臭い対応に気を悪くした方もいるかも知れません。だけど楽しんでくれてるっぽい声もチラホラ見かけるので一安心しています。
本当に本当にありがとうございました。
今日はこればっかだな。珍しい。

セトリ等、引き続き暇な方はコチラもどうぞ。
二人して全然写真撮ってないな。
向こうは初犯だけど僕は再犯の記録ゼロっぷりなので何とも言えない。
公式で何か掲載して貰えたらラッキーだな、と思いますし、Twitterで皆さんが看板とか写真アップして下さってるのでそれを観て満足しております。

次は何をしようかな。
ウザかったらごめんなさい、でも光GENJIも「やりたいことやったもん勝ち」とか歌ってるし、何かをしようと思った自分が新鮮で笑えるんです。

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帰り道に寄ったタワレコ、コメントがあって、在庫が土曜日より減ってた。好きな街に好きなアーティストのコメントがあるの嬉しい。

またー。