クウチュウ戦とうみのてという東京に君臨するSFバンドが続けて新譜を発売したのでそればかり聴いてる。
クウチュウ戦の「コンパクト」はプログレサスペンスな佇まいからハリウッドばりのスピード感を使いこなす魅惑のバンドに進化。
恋はスリル、ショック、サスペンスというのは2015年においては彼らの為にあるフレーズですね。(意味不明)
アモーレという曲がライブでとても好きだったのだけど、リカバリーポップが素敵でたまらない。
うみのては仄暗い生命観を宇宙で炸裂させるドラスティックなのにドラマチックなバンドだと思っていて、今作「21st CENTURY SOUNDTRACK」は前作みたいな解りやすいダイナミックさは少なくなっているけど、よりシリアスに荒涼とした世界観で緊張感が凄い。生活ファンクのサックスとギターカッコイイ。こういう笹口さんのボーカルの高音の出し方好き。サラウンドごっこの浮遊感たまんないな。僕のギターヒーローはうみのてでも素敵なギターを弾いているよ。あと、うみのて、アルバムの存在感がAtoms for peaceに寄ってってる気がすると思って聴いたけど別にそんなこと無かった。何この蛇足。
そしてライブにいってきました！
2015.05.24@club vijon
前半はお笑い芸人さんやらDJさんやら。
ラブリーズというアイドルがカッコよかった。
GOMESS
初めて観た。
出て来てから終わるまで目と耳が釘付けで、繰り出される言葉を全部感じ取りたくてギンギンに集中出来てしまう体験で息継ぎのタイミングまでシンクロしてしまった。
終わったらドッと疲れた。
自分の人生に無かった経験や考え方を受け取るっていうのは何か偉そうで違うんだけど、触れられて泣きそうでした。
最後にライムベリーの曲をポップよりも生命力と躍動感なラップで叩きつけて去っていったのが互いに好きなんだろうな！と感じた。素敵だった。
せのしすたぁ
音源を何曲か聴いた事がある程度だったので、普通に3ボーカルかと思っていたけど、2ボーカル1ガヤに近い3ボーカルで笑ってしまった。
自由な感じで楽しかった。
ライムベリー
凄かった。凄かった。凄かった。
自分の企画をした時の転換BGMを組んでる時に良い曲だなーと思ってSUPERMCZTOKYOを購入した事があって、それ以来で。
動画では何度か観てたのだけど、その頃よりもラップの上手さと勢いが上がっていて鳥肌がブワッと立った。
トラックはキャッチーだしバリバリにヒップホップと高音アイドルパートが強烈なアクセントになってるしで楽し過ぎた。音源を集めたいし、ワンマンとか観に行きたい。
最近、普段聴かないアーティストを聴いてみようと思ってSEKAI NO OWARIとONE OK ROCKを聴いたので雑感を書きます。
SEKAI NO OWARI/Tree
・声を楽器と捉えている。ボカロ的思考。
・コンセプトの鬼。どこまでもサイバーかつファンタジーに徹した上でバラエティー富んでて感動した。
・メンバー以外の楽器をアクセントでなくメインに据えて普通に曲を作る姿勢の自由度は凄い。例えば「東京」という和を連想させるフレーズが登場する楽曲に和メロと和楽器。そのコテコテさにサイバーとファンタジーが同居して騒がしくないのも、メンバーよりも楽曲のバランスを優先出来るからじゃないかと邪推。
セカオワはバンドっぽくないなと感じるのはそういうからかな、と思う。ソロアーティストみたいな自由度がある。
・ボーカルの音域が狭く、声にあまり感情がない。なのにあえて音域にはエフェクト掛けない。不思議。でもこれがまた統一感に一役買ってる気がするし、キャラクターがしっかりした声だなとも思う。
・ピエロの歌詞がかなり大変で、これは何だろうと思ったら小学校の時に書いた文集を大人になって読み返した感覚で、何言ってもポジティブで落とすみたいな感じというか。
・DJラブって何やってる人か結局よく解らないけど存在感が最高。
ONE OK ROCK/Nicheシンドローム
・凄過ぎワロタ。
・完全に洋楽の鋭さと厚みでフーファイターズとかフーバスタンク初めて聴いた時の衝撃を思い出した。表記は違えどフーとフー！アツイネ！
・これ高校生で出会ってたら死ぬ程聴いてる。
・ドラム好き過ぎてヤバイ。
・このギター、一本でライブしてるんだろうか。その強心臓に演奏追いついたらどんな化け物になるんだろう。
・この歌唱法が10年先もキープ出来るように健康に気をつけて活動して欲しい。
・タイトルの付け方が中高生と外人歓喜な所がキュート。歌詞がまたそれくらいの年頃に解りやすくなっててニヤリ。英語と日本語の混ぜ方も擽り方心得てらっしゃる。
・ライブ観てみたい。アリーナで火柱とか挙がってそうな格好良さがある。
珍しく音楽の事しか書いてない。
ストイック！痩せる！このストイックさは痩せる！
またー。
