性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

真冬のB級グルメ「アイスバーンを滑らせて作った冷しゃぶ」に16ビートの舌鼓をうつ。

ガッツリした寒波により、駅から家の近くまで延々続く長い下り坂が全編アイスバーンと化しており非常にスリリングな帰宅となった。

怪我で済めば良いけれど、転んで後頭部なんか打ち付けた日には死んでしまうかも知れない訳で、まだ頑張って働いた貯金も使い果たしてないし、大好きな猫カフェの推しニャンコ様の生誕祭にも行ってないし、ひとりディズニーも実行出来てないし、我慢しといた方が後々良いだろと思っていたとんでもない無駄遣いのアレコレだって何故我慢したかって最善のタイミングで罪悪にかます為だし、積立NISAもしてないし、ふるさと納税もやったことないし、ていうか久々にサンミー食いたいしで色んなことを加味した結果、ここで死ぬ訳にはいかないので氷上におけるグリップ性がほぼゼロの革靴に全神経を集中させてノロノロと下り、何とか無事に帰宅することが出来た。

道中、同じマンションに住む住人が同じ様に緊迫した面持ちでおっかなびっくり歩いていたので、それを眺めながら「ひとは一歩ずつ、どんなに遅くとも進む限り前進するのである」みたいな事を思った。

ドラマチック私生活。

それにしたってサンミーが食べたい。スーパーで小学生がサンミー買ってるの見ると凄くバカっぽくて幸せな気分になる。バカに潜む幸せ程、身近で確かなものはないのかも知れない。何言ってるかよく解らない。

 

久々にカラオケに行った。

indigo la endの「秘密の金魚」が入っていたのでアニメをよく見て声優の声真似をしていた頃を思い出しつつ語りに感情を全込めしてブチかましてみたら肝心の歌パートがキー高過ぎてロクに歌えないという事態に陥る。悔しいので練習しようかなと思う次第。

そしてマキシマムザホルモンの「アカギ」も普段は歌わないデスボイスパートに挑戦してみたら案外声が出て嬉しかった。お昼寝する幼児すら起こさない程度にソヨソヨとヘロヘロなデスボイスであったけれど、自分の喉からこんな声が出るもんだなーと発見に気分を良くした。

ニゾンスクエアガーデンの「シュガーソングとビターステップ」を歌いながらドラムの格好良さにほーっとなった。ユニゾンにしろ米津玄師にしろ早口で言葉数が多いのに独特の間合いで外したり跳ねたりする歌い方にカラオケで挑戦する度に、くるりの岸田氏が述べていた「どんな歌でも一回歌ってみれば簡単じゃないことがわかる」みたいなことを思い出す。

慣れてくるとその間合いにすら感情が垣間見えるというか妄想を挟み込めたりするから楽しい。

そしてDAMのカラオケMVにカメラマン役で出ている方に最近のナオトインティライミが似てきいるという確信を得たので実に良い機会であった。カラオケMV俳優に寄せてくることで僕からすらも好感を得ようとするナオトインティライミ、本当に油断出来ない。が、悔しいかな少しばかり見直してしまった。僕がティライミ堕ちする日も遠くないかも知れない。

太陽燦々バーベキューにはマテ茶みたいな男の癖に。

 

ここ最近、プライムビデオで「血界戦線」を観ていたんだけれど無事に最終回まで辿り着いた。元々トライガンが好きなのもあって絶対好きだろと思っていたんだけど、その予想を遥かに凌ぐ好きだった。思考も関係も過去も未来もベタベタしてないのにしっかり熱いというのが内藤先生作品の魅力で、アメコミみたいで好きだ。

その後、プライムミュージックであれこれ聴きながらダラダラしていたんだけど、プライムミュージックの邦楽のラインナップが結構謎で、自分の好みからすると結構スカスカなのに突然「何でこんなもん入ってんだよ」というのに出会うから驚く。

ハヌマーンの「デッセンクルー」なんかがそれで、テレビのバランスの良い音質で聴くとちょっと笑ってしまった。ハヌマーンは雑踏というか、人混みの中で、沢山の人が立てる生活音に紛れて聴くのが一番好きだなと改めて感じた。

他にもヒグチアイさんの「三十万人」やらTHE ORAL CIGARETTESの「UNOFFICIAL」などをザッピング感覚で、でも再生したら最後とりあえずアルバムは丸々聴き通すぞとあれこれ聴いた。

ヒグチアイさんはたまに1曲、みたいな感じだったんだけど、こうしてアルバム単位で聴くとストレート系の球種しか持ってない投手みたいなアーティストだなと思った。

オーラルは原曲を聴くよりもカラオケで歌うことの方が多いバンドなので知っている曲でも新鮮だし何より当然だけど自分よりも何千倍も上手いので「あらカッコイイ人たち…」となる。オーラルは激しいのに暑苦しさが無く、それでいて笑ってしまうくらいダサい瞬間があって、それがバリバリにキマッているからとても好きで、自分の世代のリアルタイムでいうところの9mm Parabellum Bulletかなと思うんだけど、彼等よりもスラっとしていて、滅茶苦茶カッコイイ母校の後輩みたいな存在感である。因みに9mmは文庫本読みながらタンクトップで冷しゃぶ食ってる先輩みたな存在感だ。

リコリス」のドラムと「5150」のえっ?この曲で?というシンガロングっぷりとその分厚さが好きじゃ。

外は寒いし、引き続きダラダラして英気を養うぞー。

 

またー。