性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

アマゾンプライムビデオで観た作品の記録(2018年春)

アマゾンプライムビデオを相変わらず利用しまくっている。

鑑賞して良かった作品を記録しようと以前まとめて書いた事があったんだけど、今回はその続編記事です。

相変わらず俺はプライム付いているという話。 - 性格の悪そうなBLOG

↑前回はコレ。

良かったものだけ書くと自身がアマゾンプライムビデオにどれだけ時間を差し出し、自ら吸い取らせているのかという危機感が薄れる為、今回はそこまでハマらなかったものも含め、兎に角観たor観ている作品全てを書いてみる事にした。

打率を明確にすれば自分の好みやら選球眼が鍛えられるんではないか、そうなったら良いなーという欲もあるのだけれど、まあそんな上手い事いくハズもない。ただ観ているだけなのだから。

 

■デッドストック〜未知への挑戦〜(ドラマ)

都市伝説や心霊現象をテレ東スタッフが解明しようとロケに挑むドラマ。

最初の4話くらいが本当に怖くて目を覆いながら観ていたんだけど、途中からタガが外れたかの様にえ?今のギャグですか?くらいの勢いでおかしな方向に舵を切っていてSPECを思い出す「暴走かと思いきやこっちをやりたかったんですよ」という、本来の目的こそはたから見て暴走という類の作品だったのにビックリした。

全11話なのに10話で大団円し、11話でドキュメンタリーの大御所監督に急にアンカーを託すという三段オチかよという大振り、もうホームランしか狙ってない感がいっそ爽やかでセンバツ高校野球21世紀枠を応援している気持ちで村上虹郎くんを愛でる。エンディングがUAで、これまた後半の本編パートとボンヤリ連想させる何かが仕込まれていて効いてくる。

その最終話はオカルト番組の作り手としての視点で上手いこと撮られていて、何か起これば良いのに、みたいな期待、悪く言えば御都合主義の誘導編集はこうやって生まれるんだなというリアリティが後からジワジワ意味を持ってきて、ドキュメンタリーも結構フィクションめいた側面があるんだなーとしみじみ感じた。

怖いのは苦手なんだけど、どう考えても怖さに振り切っていた時の方が面白かったのでお好みでどうぞ。

 

魔法少女俺(アニメ)

考えついた時点で勝ちだろコレみたいな設定とそれを上手く活かしたビジュアル。あとは主人公の歌が下手なのが生々しくて良い。

やり取りがツイッターで見かけるネタ会話ツイートみたいでサラッと観れるかと思いきや絵もテンポも非常に悪いのでテーマ以上にそこで好みが分かれてしまう気がする。ツッコミやら呆れパートの間が伸びてる。

原作が未読なのでとても読みたい。

まだまだ始まったばかりなので観続けるつもり。

 

■鬼談百景(映画)

怖いのと笑いが隣接しているんではないかと思わされる作品だった。

めっちゃ怖いと思って観ていたのに何か面白くなってしまって笑ってしまう話もあり、スレスレを狙わないと怖くないし、そのスレスレを超えてしまうと笑いになってしまうんだなという感覚を確かめたくて大体怖いのに2回観てしまった。2回目を観たので前にも書いた気がするんだけど感想を書く。作品として面白いかと言われると普通。

ただ、鬼談百景に出てくる幽霊は肉体的な描写に儚さがなくて触れられる感じが怖い。何も知らない物語と関係ない人が幽霊と気付かずぶつかるシーンがあって、何でもない様なシーンに撮られているんだけどそれが個人的に滅茶苦茶怖かった。ただそれを肉体が躍動するレベルまでやられると笑ってしまうので、境界線ってあるんだなーという気付きをくれた作品だった。

残穢」の主人公の設定へ受け継がれる作りなのだけれど、残穢は原作がどうしても実生活に落とし込んで想像してしまうという意味で怖過ぎるので映像としては観たくないという気持が強い。どうしたものかなー。

 

メガロボクス(アニメ)

公式による近未来版「あしたのジョー」なので割と渋いし、なんかあしたのジョーで観た気がする!という展開もあるんだけど、冷静に考えるとあしたのジョーをアニメは愚か漫画ですら読んでいない世代なのでこの既視感は全て「後世に伝えたい名作アニメランキング」みたいな奴で観たあしたのジョーやら巨人の星なんかの断片的な情報が構築した幻な気がしている。

まだ始まったばかりで「メガロボクス」なるギアとボクシングが融合した近未来競技ならではのスリリングさは堪能出来ていないんだけど、最近のアニメでは珍しいくらいに強い状態から更なる強さを目指して逆境を這い上がるという泥臭さがあって、どんな対戦相手が登場するのか楽しみになる。

主題歌が誰だよこの暑苦しいやつと思ったらLEO今井だった。引き続き観る。

 

BLACK LAGOON(アニメ)

無法者が集まる街でドンパチするアニメ。全24話。続編もあるけれどプライムにはないので観てない。

ハードボイルドで一貫した価値観をそれぞれが持っていて、甘く無い所が良かった。

後味の悪さも、救いのなさも淡々と描かれていてついつい続けてサラサラと観てしまった。主人公のロックが本当にウザいんだけど、それは一般人らしさをずっと失わないでいるせいで立ち止まり方が視聴者と一緒だからではないかと感じる。ぶっ飛んだ人ばかりの世界をロックを通じて観るという視点は単純に強い奴らのドンパチが好きという人からすると好みの分かれるところだろうなと思う。

バラライカというキャラクターが滅茶苦茶格好良い。バラライカ目当てで原作にも手を出したいくらい良かった。

残念ながら2期はプライムビデオに提供されていないのでレンタルなどでそのうち見れたらいいなと思う。

 

野性爆弾のザ・ワールド・チャネリング(バラエティー)

OPがとても長い。

野性爆弾とゲスト(もしくは準レギュラー)がロケに行き、その一幕をクイズ形式で出題するという番組。

ドキュメンタルやマジ歌選手権で野性爆弾をちゃんと認識する様になったライト層なので「どんな芸人なんだろう」という気持ちで見始めて、何だかんだシーズン1と1/2の公開されている分を全部観ていた。

破天荒かと思いきや基本的に繰り返しが多く、行動パターンも一定で、最初は「マジでこんなことする人いるんだ」という感想なんだけど、繰り返されるうちに「これが持ちネタに出来るってスゲーな…」という気持ちになる。若干退いてしまうし、段々癖になってきて単純に笑ってしまう。

番組として成り立っているというよりは野性爆弾のネタとして成り立っている作品だと思う。

第一回で笑えなければ以後観ないでも全然大丈夫だと思える清々しさが良い。

 

また作品数が溜まったら書きます。

皆さんも用法容量を守って(人として)正しいアマゾンプライムライフを。

 

またー。