性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

マイクかバットかライムかヒットか。

我が家でヒプノシスマイクという声優が12人のキャラクターを演じてラップするという作品が猛威を奮っている。我が家と言うか奥さんがドが付く程にハマっているんだけれど、まあ自分がユーリ!!!on ICEにハマっていた時はこんな感じだったんだろうなーと思いながら眺めている。

アニメでもなく、ゲームでもなく漫画でもなく(ゲームや漫画への展開は後発であるとのことではあるけれど)設定と数少ないイラストとCDでファンを掴むというのは時代と逆行してるなーと最初は思ったんだけど、サブスクやYouTubeなんかで基本的に聴ける様に間口を広げて最終的にCDへ向かうというのは面白いなと思った。

公式からの情報が少なく、挙動からして全て妄想の余地が残されていて自身の好きを投影しやすいのも憎い構造だと思う。2次元にしか出来ない事だ。

これまでもあった仕組みを別の順序で展開するだけでこんなに盛り上がるのだから世の中面白いものを生み出す仕組みはまだまだ出尽くしていないんじゃないかと思う。

自分自身は曲から入るには好みなトラックも今の所なく、感情移入出来るほどの情報もなく、そもそもラップ自体にそこまでの愛着もないのでハマれずにいるけれど、凄い作品だなーと只々面白く感じている。

 

 

先日のバッティングセンターで納得いく打撃が成せなかった事による悔しさからAmazonにち注文していた金属バットと持ち運び用のバットケースが届く。

順番としては先にバットケースが届いてしまい、頭の中に「打てなかった悔しさで本当にバットを買うなんてどうかしていたのではないか」との思いが湧いてきて、何も入っていないバットケースを肩に掛けながら未だ現物を見ぬバットの到着を憂いていたのだけれど、いざバットが届くと「早速バッティングセンターに行かなくては!」と完全なる張り切りモードに食い気味で切り替わった。

我ながら書いてて単純さが嫌になってくる。

バットにはプチプチと呼ばれがちな包装材がグルグルに巻かれ、伝票をそこに直接貼り付けるという誰がどう見てもバットが届いたと解る逸品として届いた。過剰包装にげんなりしていたけれど、中身が何か完全に解る状態で届くのも何だか微妙な気持ちになる。包装の簡易さは丁度良いし、バットなんて誰に見られても恥ずかしいものでも無いので困らないはずなのに人間とは複雑である。

 

結局、素振りする暇もなくバタバタと働いて土曜日になってしまい、ぶつけ本番でバッティングセンターを再訪した。

打席に備え付けられたバットは若干芯が細身なのは好ましかったのだけれど球数を打つには少し重く、そこを考慮してそれより軽いバットを注文した。

これが功を奏したのか、単純に前回で身体が慣れたのかバットの軌道が前回よりも思い通りに描ける様になっていた。

90キロが遅過ぎて技術のない自分では全く上手く打てず、120キロと110キロを行ったり来たりしていた。思ってる速さしか打てない時点でまだまだこれからという気がするけれど、だからこそ打てる球速を楽しく打つ事が最優先である。身体が120キロに慣れている中で90キロに入ると身体の我慢が効かないで打ちに行ってしまう。これを事前予告なしに緩急織り交ぜて打つ高校野球プロ野球の選手は本当に凄いなと感動してしまった。全野球選手に幸あれ。

そのうち遅い球も打てる様になろうとバットを振っていたら、打てると思ってもみなかったホームランを放ってしまった。(バッティングセンターには当たるとホームラン扱いになるボードが設置されていて、賞品が貰える店舗がある。)

打球のコースどころかホームラン自体狙っていなかったので運でしかないのだけれど、ホームランはホームランである。鳴り響くガサガサとしたノイズ混じりの間抜けなファンファーレをBGMにあまりの嬉しさ、そして思い出される「ホームランを打った方は自己申告して下さい。申告がない場合は無効とします」という掲示が相まって、中のスタッフのおじいさんに向けてぴょんぴょん飛び跳ねながら「ホームランを打ったよ!」とアピールしていたら自分の背後をズバンとボールが通り過ぎていた。

まだゲーム終わってなかったとハッとした頃にはもう一球が投げ込まれており、はしゃぎ過ぎで2球無駄にしてしまった人と化して恥ずかしかった。

後に聞くと中でも同様のホームランを告げるファンファーレが鳴っていたとの事で、本格的にはしゃぎ過ぎてボール損した大人への道を世間的に爆進する結果となった。

少し考えれば解ることだと言うのに完全に舞い上がってしまっていた。恥ずかし過ぎた。

ホームラン賞は1ゲーム無料権だったので、折角だしそれで余分に1ゲームして帰った。当たり前だけど運で打ったホームランに二度目は無かったけれど、とても楽しかった。

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小学6年生以来のホームランだったのでポチ袋は記念にとっておこうと思う。

今度は素振りなどしっかりしてからもう一度行きたい。

 

またー。