性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

2016.12.31〜2017.01.01 股下89/壊れかけのテープレコーダーズ/Maison book girl/大森靖子を観てきました。(@新宿motion/LOFT)

12/30

掃除、買い物を朝から精力的にこなす。

帰ってきたらポストにT.M.Revolutionのファンクラブ会員証が届いており、完全に乙女のリアクションであったと自負している。

忙しい最中、疲れた心と体を引きずって毎夜ポストを開け、年内には間に合わないだろうと自分に言い聞かせながらもやめられなかった。

それが年内に届いたので興奮のあまり「はぁー!!」「ふぅー!!」だのよく解らないハ行の感嘆詞を垂れ流す。

ファンクラブの会員規約に並ぶ「西川貴教」の文字の多さに幸せを感じた。西川貴教じゃなくて「西川貴教」ですよ。ねえ?わかる?ねえ?

ファンクラブ会員限定コンテンツを食い入るように見る。中でもスタッフによる日記が大変素晴らしく、何を食べたとか何処に行ったとか書いてあるので大事に読まねばなるまいと正座して読んだ。

午前中頑張り過ぎたので午後からはダラダラして過ごす。買ったCDをのんびりと聴く。最終的にファミレスで夕飯を食べてあっという間に就寝。

 

12/31

 朝から東京へ。

そのまま奥さんの実家に帰るので本を持参するもピエール・ルメートルの文庫の新刊で、昨年もやっぱりルメートルの本を読んでおり、いつもカミーユという刑事が悲惨な目にあうし彼の周りでバンバン人が酷い死に方をする。ミステリーというよりサイコに近いのではないかと思うのだけれど、それを奥さんの実家に持っていくというのは何がそうさせるのだろう。

その前の年も別の作者の洋モノのミステリーを持って行っており、流石に3度目となると奥さんに悩みがあるのか軽く心配されたが、特に何もないし、まあ気付かないでしょうと高を括って持参。読みたいものを読みたい。意外と頑固なのかなと後輩に漏らすと「頑固じゃないけど意地は悪いですよね」とのこと。お前の年賀状にしっかり皮肉書いといたからな。

本が面白くて新幹線はあっという間に東京。今の所2人悲惨な死に方をしている。序の口である。

 

新宿motionにて昼からライブ。

股下89

パンクなのかオルタナなのか、両方なのかって思いながらえらさんのベースのドッシリ具合に対してドラムはスパンとしてて、ギターがずっと不穏なフレーズを弾き続けていて、この弾き倒すとか轟音で薙ぎ倒すとかそんなんじゃなくて淡々と、でも常に「不穏なフレーズを弾き続ける」ということがこんなに迫力がある事なのだなと新鮮だった。ちょっと矛盾した言葉なのかも知れないけど迫力がコンコンと積もり続けるというか。

ボーカルの昭和っぽさもそのイメージにガッツリ拍車をかけて格好良いバンドだった。

 

壊れかけのテープレコーダーズ

セトリが、スゲー、良かった!

ライブは、もっと、良かった!

最近ブルーノ・マーズという新庄剛志激似の洋楽アーティストにハマっているのだけれど、まあ色んな意味で真逆。全ての音楽要素を良いとこ取りで詰め込んだゴージャスなブルーノ・マーズにハマっている一方で余りにクラシカルかつシンプルなロックンロールを鳴らす壊れかけのテープレコーダーズに滅茶苦茶歓喜している不思議。

人さらい、街の灯が特に嬉しくてぶちアガッてしまった。ドストレート轟音。

暫く観れないと思うのだけれど、最後の最後に演奏された「希望」という新曲が凄く格好良くて、あー待ってようという気になった。

 

次のライブまで時間潰せるかなーと思い特に何も調べずファンタスティックビーストの映画のチケットを買ったら想定より上映時間が予告も含めて1時間くらい長くて、更に次のライブの開場時間も思っていたより1時間くらい早くて、結果的思ってたより合計2時間も違っており、人に迷惑を掛けてしまい助けて貰った上に物販まで代行頂くという大晦日にして今年最高の間抜けっぷりを発揮し、それに対し本当に慈悲深く手を差し伸べて貰えたお陰で無事に鑑賞できた上に物販もちゃっかり手に入れた。申し訳ない。僕もまたファンタスティックビーストだったのである。苦しい。

ファンタスティックビーストは、まあそりゃハリーポッターの別シリーズならそれも当然なんだけど随分長くて、そして随分と面白かった。

パン屋のキャラクターと、主人公の妙ちきりんなテンポが何とも愛らしかった。ヒロイン腹立つ。

 

@新宿LOFT

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Maison book girl

生で観たの初めてで、よくこのテンポで踊れるなというのと、曲がスゲーカッケーなというのと、世界観が徹底的にストイックだなというのと、あとメンバー皆凄い可愛かった。矢川葵さんが一番好きになった。

CDを手に入れて聴かねばならない。

それにしてもとんでもないお祭りワッショイな盛り上がり方で怪我しないのかなと思うくらいキツめのダイブばかりだったけど、きっとリフトとかで培った技術を持つ下にいる人たちが上手いんだろうなと思いながら遠くから眺めた。メロコアバンドのライブかと思った。

 

大森靖子

新⚫️zの鍵盤違い+小森さんが追加参加という編成で、最多のギター5本というどうなるか想像もつかない編成でのライブ。

ハイパーカウントダウンとのことで、ハイパー担当のサクライさん参加曲のSHINPIN弾き語りからスタート。弾き語りのSHINPINはキリキリとした緊張感と都市型の無機質さを個人的に見出すのでとても好きだし、原曲とは違ってどこまでも大森さんの間合いでそれが再現ではなく表現されるのがとても楽しい。

バンドを呼び込んでピンクメトセラ

非国民的ヒーローの様にしっかりロックチューンは勿論のこと、ピンクメトセラやイミテーションガールなどもギターの本数が単純に多いので音が分厚くロックだった。

バンマス畠山さんのギターにあ〜ちゃんと小森くんが全然違う乗り方をしていく印象。えらさんのベースはツアーよりもガツンとしていた(気がする)。

普段はピエール中野さんのドラムを物凄く追って聴くタイプなのだけど、サクライさんと大森さんを入れると5本になるギターは兎に角面白くって、ギターばかり気にして観てしまう。素人耳としては畠山さんが主軸、あ〜ちゃんが軽やか、小森くんがストレート、サクライさんが厚み兼ノイズ。

そこに大森さんのアコギが重なっての「あまい」が物凄く綺麗で鳥肌がうーわー!!となった。TOKYO BLACK HOLEも格好良かった。

「音楽を捨てよ、そして音楽へ」の絶叫による2017年の抱負とバンド全体での爆発っぷりがたまらなかった。

アンコールはブクガとカメダくんを引き入れて。カメダくんはサクライさんのタンバリンや鍵盤を触っていた。一瞬だけ4ギター2シンセという編成になったのが面白かった。

2017年も頑張ろう、というよりは今日本当に楽しかったからまず1日頑張ろうという気持ちになった。

 

新宿から浜松町へさっさと移動。

ジャニーズのカウントダウンコンサートのお客さんに混じってデニーズで酉年を斃す為にチキン南蛮定食。

ライトアップされた東京タワーを眺めてからモノレールの列に並ぶとまさかの初乗り的なガチ勢で形成された集団の最前ブロックに取り込まれてしまい、後方は後方で初日の出を空港の展望デッキからインスタグラムしようと殺気立っている人たちに塞がれた様な状況で、万が一自身のICカードが使用不能で弾かれたら後ろの人たちに殺されるんじゃないかという過度のプレッシャーに苛まれる。

が、無事通過出来た。新年早々死線をひとつ切り抜けたのは幸先が良いと評価されるべきではないだろうか。

絵馬に願いを書けみたいなコーナーがあったので何か書かねばと思いついたまま書いたけどまさかの「みんな仲良くしろ。」

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願いというか命令。何様。

空港は広い。荷物の整理をし、ダラダラとこの日記を書いている。デニーズで眠け覚ましにコーヒーをお代わりし過ぎて眠くはないけど胃もたれがある。程々という言葉を覚えたい。

身体が怠かったのでマッサージチェアに課金して揉んでもらう。僕はまた一歩、大人になったよ。この調子でガンガン進んでいくんで、お前らにつきましても置いてかれんなよ?って感じですね。お年玉ください。

 

機長が「皆様の後方より初日の出が御覧頂けます!」と意気揚々とアナウンスしてくれたんだけど、マジで真後ろ過ぎて誰も見えてねえだろと思ったり、たった30m程度をバスに乗る→バスが走る→バスを降りるで数分要したりと(LCCなら平気で歩かせるぞ)刺激的な移動をこなした。

あとは大人しく奥さんの実家に潜伏して正月休みを過ごす。

 

またー。