金曜日、降って湧いた休みなので予定は特になし(と書くと普段はアクティブであると読み手に錯覚させる事が出来る。実際には前もって発覚していた休みでも大体予定は特になしである。三角座りしてアニメを観ている)なのでいそいそと買い物。
本当は京都の猫カフェに行きたかったのだけれど、僕が休みの時は何故か毎回お休みとのことでポジティブに捉えれば波長が合うというか、運命の猫カフェなのではないかと言う気持ちになる。ネガティヴには考えないこととする。寂しいから。
推しの猫様が猫カフェ勤務の中では比較的高齢な気もするので、近いうちに会いに行きたい。
代わりにもならないけど、オープンと同時に駆け込んで仕事用のシャツを買ったらプロントのビールのタダ券を貰った。
店員さんとプロントで酒が飲めるって感覚よく解らないですよねという話をする。不慣れというか。プロントで売ってる別注のキットカットがアッサリしていて好きだ。
フリータイムで終始ボンヤリしつつ、思い出したかの様にポツポツ歌う。何も考えていないし、何も覚えてない。最近、不安になるくらいボンヤリしている事がある。
前半は何故かことあるごとにMy hair is badとUVERworldを挟みながらT.M.Revolutionを2時間歌い、後半の2時間はBase Ball Bearを固め打ち。
バンドBは、新曲で何故今また青春を思い切り焼き直す必要があるのかが気になって歌いながら悶々としてしまった。仕切り直す為に立ち返っている、あるいは自分たちの一番の武器として青春を引き続き選んだのか、本人たちの意図は別としてファンとしてリスナーとして時間を掛けて意味を消化したい気持ちになった。
プロントに移動してタダ券でビールを飲むも、何も食べていなかったので結局カプレーゼとマカロニサラダを食べた。
それでも1000円超えないのだからタダ券有り難い。プロントのバータイムは初めて利用したけれど、マカロニサラダが美味しくてビックリした。もう一度、今度は普通に利用してみたいと思う。(居酒屋よりも割高感はあるけれど、お腹膨れるのは早そう)
その1時間後、とても好きなお店で夕食。お腹いっぱい。この店のコロッケだいすき!
締めくくりとして「美女と野獣」を観た。
アニメ版あっての今回の実写だと思うのだけれど、それにしたって完璧な再現率で冒頭のミュージカルパートでもう「勝った」と思ってしまった。何に勝ったのかは全く解らないけれど、恐らくエマ・ワトソンの覇王の風格がそうさせるのかも知れない。本当に美しい。
コミカルなパートも、ガストンの筋肉脳っぷりも、何よりルフウの人の良さと頭の悪さと可愛らしさがフルスロットルで表現されておりたまらなかった。
彼のガストンに対する感情は友情というよりも憧れ発進の片思いに近いんじゃないかと思っていたのだけれど、どうやら公式設定上そういう節があるとのことでディズニーがそういう表現をするというのは僕の中で意外だった。
でも、お陰でこんなに可愛い彼が観られたので感謝で一杯である。
映画そのものが面白いし、アニメでは描けない美しさが目の前に広がっており(アニメにはアニメの良さが間違いなくある)、もっと視野が広ければ、隅々まで見尽くせたらという悔しさを感じながらの鑑賞となった。
その他、エマ・ワトソンに拒絶されたいという浅はかな欲求を抱いたり、意外とキャストの数が少な目でベルが置かれる「小さな村の狭い世界」のスケールが最初から最後までキチンと表現されていて嬉しかった。
最近は何の映画を観ても面白いポイントを見出せるモードの様で、基本的に劇場で流れる予告編で次に観たい作品を選んでいる。
いつまで続くか解らぬマイブームではあるけれど、続く限りは楽しんで鑑賞していきたい。
またー。