性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

2017年のお盆休み日記その3

8/14

無気力太郎

無気力太郎の生まれた村は、今やダムの底であった。祖父は豪腕で名を馳せた大地主、腕毛の熊五郎であり、何不自由なく甘やかされて育った。しかし5つになった頃、熊五郎が流行り病に倒れ、呆気なくこの世を去る。熊五郎の一人息子であり、無気力太郎の父でもある猫毛の安太郎は熊五郎存命の頃より彼の思想を毛嫌いしており、抜本的改革と称して牛骨ラーメンで世に打って出るも商才の無さに父を否定したいプライドの高さが災いし、あれよあれよと騙され、土地を失い、家は没し、遂には生まれた村はダムの底に沈んでしまった。無気力太郎16の春のことであった。

それくらいダラダラしていた。

ちなみにラーメンは、山口県で食べた紅蘭というラーメン屋のチャーシュー麺が人生で一番美味しかった。また行きたいな。他に一切用事ないのがハードルを高めており辛いけれど、高いハードルは下をくぐれの精神でどうにかしたい。まぁ、そのうち。

元々、ラーメン屋に行くという発想がない人間なので人についていく他にカップ麺以外のラーメンを食べる機会がない。世の中には美味しいラーメンが沢山あるのだろうけど、1人でパンケーキ屋に1時間並ぶよりも1人でラーメン屋に入る方がハードルが高いんである。不思議なこともあるモンだなーと我ながら思う。

本を買いにTSUTAYAに行った際、ドヤ顔を極めたみたいな人がドヤ顔でセルフレジでレンタル処理の仕方を店員さんから教わっていた。視察先で責任者から説明を受ける政治家の様な貫禄で悠然と教わっており、只者ではない空気を感じる。あんな風に何事も大きく構えていられたら最高だなと羨ましくなる。

ダラダラするならせめてダラダラに箔をつけたいという感じで喫茶店に行き、コーヒーを飲みながらのんびり購入した本を読んだ。

開かれた雰囲気が気楽でありがたいチェーンの喫茶店は半ばファミレスと化しており、子供たちがの大声と足音が響き渡る。喫茶店と言えど静かに時を楽しむ場では最早無いのだけれど、こっちはダラダラに徹しているのでそれもまた大歓迎である。俺たち、これからも互いのダンスを踊り続けようぜメーン。

2017年においても子供たちがアンパンマンが好きなことが絶叫から窺い知れたのが無性に嬉しかった。自分が見ていたものがちゃんとまだあって、愛されてるのはそれだけで嬉しい。何故嬉しいのか、理由は見つからないんだけれど。

とある資格の更新講習をwebで受けねばならないのだけど、テキストの分厚さに辟易とする。 さっさと済ませた方が良いので気を持ち直し、どこかで片付けたい。

散々見たいと言いながらようやくレンタルした癖に手に入れた途端に忘れてしまっていた「名探偵コナン〜迷宮の十字路〜」をようやく鑑賞する。

今回も平次がニュータイプばりの活躍を見せる素晴らしい作品であった。「から紅の恋歌」に比べるとまだまだ人間だし、胸キュン度も致命傷を与える程ではないけれど、それにしたって平次、魅力的過ぎるだろという感じである。

推理パートも関西人なら細部までは解らずとも宝の地図の読解については解ったりと、劇場版コナンの中では比較的地に足ついている印象であった。事件そのものの犯人についてはまあ全然わかんなかったんですけれども。

夜、前日野球観戦後飲みに行って筋トレをサボってしまったので筋トレとジョギングを両方こなす。

コミケの写真がTwitterを賑わせており、刃牙の炭酸抜きのコーラを飲むシーンの再現コスプレを見てからというものコーラが飲みたくてたまらず、こんなコーラ欲の高まり方は年に一度あるかないかのレベルで負けてしまいジョギング後に買ってしまった。

ダイエット目的の運動ではないんだけれど、何となく頑張りが台無しになった気がした。まあ美味しかったので良し。

身体を動かしてシャワーを浴びると呆気なく早寝してしまう。健康なのか体力がないのか。

 

8/15

スーパー銭湯的な所へ行く。

幸いにも晴れている上に涼しく、露天風呂が非常に快適だったのでのんびり過ごす。

その後、延々とサウナと水風呂の往復。

サウナでおじいちゃんに「兄ちゃん何かスポーツやってんのか?」と聞かれる。「スポーツはやってないけど筋トレは少しやってます」とサラッと返す。サラッと返しているつもりだけど、筋トレの成果が出ている気がして嬉しかった。野球チームに誘われたけれど活動拠点が意外と遠かったし飲み会が多そうだったので断る。車を持ってないと言う話をして、ボケる前に免許を返納しなければならないんだけど、そうなると不便だからその前に引っ越したいという非常にしっかりした方で好感しかなかった。若者の車離れは都市部じゃ仕方ないよねみたいな話をした。住んでんの?くらいサウナに居続ける化け物みたいなおじいさんだったので限界が来てサヨナラした。何者なんだろう。

風呂上がりに牛乳、ソフトクリームを食べ、ビールを買って帰宅し、録画していたけものフレンズを観ながら飲酒。

圧倒的なまでに子供向けアニメであった。

推すとか推さないとかの前に子供向けアニメ過ぎて一切の感情移入が出来ない。ただ登場人物がとにかく性格が良過ぎて眩しい。心が浄化される。これが「けものフレンズを観ると脳が溶ける」とネットで揶揄される現象なのだろうか。いざ体感してみると無自覚である。

有頂天家族の続編を文庫本で読む。矢三郎と母上の樹の上の会話が擬音まで含めて可愛過ぎて身悶える。サラサラと読めてクソ可愛い日本語って何だよコレ。正に脳が溶けそうになる。あああ可愛いいいい。

T.M.Revolutionの「好きな曲」と「世間一般のイメージと少し違うけど魅力的な好きポイント」からなる意味不明なランキングを自分の為に書き始める。

一度書いたものの公開せず消してしまったので改めて。今の方がその頃より西川貴教を愛している自信がある。愛、ふはは、愛!お習字にしてくれるわ!!という勢いで書きたい。誰の目も気にしていないはてブという沼。澱んだ水の匂いにふと我に返ってしまいそうになるけど角材で後頭部ぶん殴って僕らはまた次のステージへ向かうのである。

休みも最終コーナー曲がっちゃったや。相変わらずボンヤリした人生だなー。

筋トレしたら寝る。

 

またー。