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性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

エキシビションのテーマが日本誕生。

アマゾンプライムのプライムビデオで延々ユーリ!!!on ICEを観ていた話はウンザリされる程書いてきたのだが、遂に円盤を買ってしまった。(円盤とはオタク用語でDVDやBlu-rayのことを指します。僕は使い慣れてないのでオタクの中でも最弱)

理由としては単純明快、6巻の特典映像として我が推しユーリ・プリセツキーのエキシビションが収録されているからである。

15歳のロシアの妖精(兼ヤンキー)の2〜3分の映像の為に6000円近い金額を投じてしまう自分が怖い。愛が重い。肝心のエキシビションはゲラゲラ笑いながら観た。ユリオが一生懸命「好き」を凝縮した結果っぽさが凄まじく、15歳の美学が炸裂していて爆笑であった。

しかし、それを抜きにしても特典映像やオーディオコメンタリーなどが非常に面白く、中でもキャラクターのプログラムを振付師の先生が滑っている撮影風景がド級の面白さで、これが全巻に収録されているのならば全巻買うしかないと思うくらいのストライクっぷりであった。

どんな人気作でもYouTubeを筆頭にアマゾンプライムなどの配信もあり、そう簡単にヒットが売り上げに繋がらない御時世において特典映像は進化を遂げているのかも知れないし、単純な久保ミツロウ先生がオタク気質拗らせた結果サービス過剰になっているだけなのかも知れない。とにかく僕がアニメを普通に観ていた頃は配信なんてメジャーじゃなかったし、DVDの特典映像はノンテロップOPとEDでフィニッシュみたいなモノだった。

売り手の方には大変な時代かも知れないけれど、放送地域じゃないという苦しみからも解放され、特典映像の進化も、多少のお金さえ払えば楽しめてしまうという意味で視聴者としては最高の時代なのかも知れないなと思いながら観た。

 

夢小説の生みの親、少年ジャンプ最後(僕の中では)の生粋爽やかスポ根「ホイッスル!」の続編「ホイッスル!W」が遂に単行本になったということで購入した。

購入したのだけれど、集英社から小学館に鞍替えされており、この移籍の仕方は何なんだろうと暫く悶々とした。

確かにホイッスル!は今の集英社のスポーツ漫画らしくはない。だからと言って手放していいタイトルでは無かったのではないか。しかし出版社を替えても続編が出るという事実を素直に喜びたい、などとウダウダ考えてしまった。

本編はもう、相変わらず環境と性格に難のある男の子が軸になっていて笑う。何にしてもスポーツ漫画の苦しい所は最初の試合にたどり着くまでにある程度の話数が必要になることで、打ち切り路線に入ってしまうと殆ど試合を描けないで終わってしまう。実際1巻はサッカーらしいサッカーを一度もしていない。

ホイッスル!の続編と言えどそれは変わらないと思うので、樋口大輔先生には是非とも序盤を乗り越え、環境と性格に難のある男の子の量産体制に入って頂きたい。

前作の杉原多紀を、郭英士を超える推しキャラと出逢える事を僕は読者として期待している。

そんな邪教の様な派閥であると自負しているので胸を張ってファンですと言えない。

 

何となく「ドラえもん 新のび太の日本誕生」を観たらとんでもなく気分が沈んでしまった。

新があるという事は旧にされてしまったバージョンが存在するということで、「あぁ、思い出が旧にされてしまった」と思いつつも綺麗に蘇ったソレで思い出を再マスタリング出来るのではと期待して観たら、そんな問題じゃなくてとにかくのび太くんに腹が立ってしまい「ドラえもんはもう僕が観てどうこう述べてはいけない作品なのだ」とショックを受けるに至る。

トーリーとかそう言う問題じゃなくて、のび太くんがどうにも許せなくなってしまった自分が悲しかった。

他にもジャイアンの家庭環境のヤバさにおいてジャイアンがすくすく成長している事に感動してしまったり、スネオとしずかちゃんが親の期待に押しつぶされそうになっている様など、いちいちライトに素通りすべきポイントにばかり感情移入してしまった。

なので、もう、僕が観て良い作品ではないのだと思う。

断っておきたいのは、のび太くんをクソだと言いたい訳ではなく、僕は昔大好きだったのび太くんと大人になった今仲良く出来ないと言っているだけであり、そしてそれがショックである、と言いたいのだ。

僕の知る範囲で一番美しい心を持った同い年の男性バンドマンがドラえもんの映画がとても好きで、僕はそんな彼が本当に本当に本当に好きだから、それもちょっと切なくなってしまう理由なのかも知れない。

 

またー。

ホワイトオブラブ(夢小説ver.)

この春、ユニクロのキャンバス地のスニーカーを買った。

確か3000円そこらで買ったと思うのだけれど、中敷きが付属していないのでプラス1000円で追加装備した。

キャンバス地のスニーカーで、しかも白というのは個人的にはかなりの冒険で、それに1万円とか出して失敗するくらいならその半額で1シーズン履き潰してしまおう、という発想だった。

ユニクロのスニーカーは想像よりも可愛く、また都合の良い無個性っぷりで正直重宝している。安いから汚しても気にならないのも良い。

ただ、凄い人と被る。流石はユニクロ様の求心力である。もしかして日本、牛耳ってる?

初めて人と被った時は色違いであるものの初経験だったのもあり「被った!彼、運命の人かも…」などと思ったものだが、その後も頻繁に被るので「運命の人とか言って話しかけないで良かった…宗教の勧誘でももうちょっと頭使うわ」という気持ちになってしまった。

そもそも、これだけ被るだけの予感はあって然るべきであった。

ユニクロだからということもあるのだけれど、それ以外にも思い当たる節があった。

件のスニーカーをユニクロで物色している際に1店舗目では適切なサイズが品切れしていた事。

加えて、諦めきれず訪れた2店舗目では店員でもない見知らぬおばさんに「それ凄い人気ですよね!!」と興奮気味に話し掛けられるという事案に巻き込まれた事がそれに当たる。

正直僕が小学生なら通報したし、このパーソナルスペース度外視ATフィールド素無視おばさんとお揃いになるなら買わないぞとまで思ったのだけれど、煽るだけ煽っておばさんはスニーカーを買わなかったので安心して購入した。

が、これらは恐らく「絶対人と被るぞ」という神様からのメッセージであった可能性が高い。神様ごめんなって感じである。鈍感で嫌になっちゃう。

ただ幸いにも印象が悪い相手(今回であれば2店舗目のおばさん)を除けば人と被ることに嫌悪感を一切感じないし恥ずかしくもならない性格なので問題はない。

むしろスニーカー1つの没個性チョイスを「人の道を外れていない俺」としての加点ポイントにすり替えることも出来てしまう便利な思考をしている。

書いてて何がこの自己肯定感の低さに繋がっているのか、育ちを疑うレベルで虚しい気持ちになってきたけれど、とにかく気分良く履いて過ごしているので僕とお揃いになっても良いという方は是非お試し頂きたい。

僕のオススメは白のローカットである。僕の完コピであることを除けば概ね最高ではないだろうか。知らんけど。

あと、スニーカーのラバー部分の汚れが消しゴムで落ちるってやつを初めてやってみたら本当に落ちて嬉しかったです。おわり。

 

映画「名探偵コナンから紅の恋歌〜」が何故だかツボだった模様で、もう一度観たいという願望からか、見知らぬ女性と2人で「平次の二次創作をしよう」と大いに盛り上がるという夢をみてしまった。

高木刑事と佐藤刑事ですらくっついた昨今、平次と和葉のどこまでいっても相変わらずというエンドレスサマーオブラブっぷりマジ安定感ある、いや、もう突き抜けてキュンキュンするのだけれど、安定供給というか、主人公カップル以外が全部くっ付いて片付いてしまうと終演間近って気もするし、平次と和葉は僕の中で最後の砦的なアレなのかも知れない。

以前にも書いたけれど、とにかくこの2人が可愛くて格好良い、理想の両思いっぷりなのにくっつかねえ!!!!というのがクソ最高なのである。

正夢としてその見知らぬ女性と二次創作で盛り上がったら本当に何かしら作品を残したい(遺したい)気もする。

どんなに頑張っても文章しか書けそうにないのだけれど、彼女が作画を担当してくれるのだろうか。そうであってほしい。2人とも文章担当だったらSS書きまくって冊子化するしかない。

今からネタ帳を書き始めないとならないし、とりあえずもう一度映画を観たい。

今日も仕事が上手く片付いてさえいれば観れたのだけれど、残念ながらもたついてしまい逃してしまった。未熟者なのでもう少し成長したい。

平次の格好良さで吹っ飛んでいた本編の記憶を少しずつ思い出しており、それによるとコナンくんが脇役なのに常に率先して命懸けで色々活動しており凄いなーと感心している。平次のこと好き過ぎだろってくらいの過剰サービス。献身性の鬼。ツンデレで隠してるつもりでも考えてもどっから見てもガッツリ片想いの構図ですありがとうございます。

そんなこんなで、まさかコナンの映画にここまで惹かれる日が来るとは超意外である。

6月に入るとまた観たかった映画が続々公開になるので、そこへ辿り着く繋ぎとしても是非もう一度観たい。

 

またー。

吉村カレー倶楽部。

Two Door Cinema Clubの「Tourist History」というアルバムを定期的に聴くのだけれど、ユニークな発想でとても面白いのにとにかく早口で何を言っているのか6割しか捕捉できなかった中学時代のクラスメイト吉村くんを思い出してしまう。

吉村くんはスーパーロボット大戦の攻略オタクで、とにかく厳しい条件で如何にクリアするかを延々考えて実践する男で、命中率3%の攻撃が相手にヒットするまで、を通し越してクリティカルヒットとなるまで何度もリセットを繰り返す狂気ダダ漏れのパンチが効き過ぎた男であった。

あと英語のノートも草書体を通り越したオリジナリティー溢れる癖字で解読不能だった。

ただ成績は非常に優秀で、面白くて賢いので僕は彼が大好きだった。

だからだろうか、Two Door Cinema Clubのこのアルバムを聴くと「面白い」と「早い」の両立が記憶の奥底からlike a 悪魔くんエロイムエッサイム的に吉村くんを召喚してしまう。別に用事もないし今何処でどうしているのかも知らないし、困った事に話したいこともないので記憶に蘇らせたはいいけれど即忘却の沼に沈んで頂いている。

何度も沈めて申し訳ないので、せめてここに記しておこうと思う。吉村くん、いつもごめんな。

 

マンションで一度どこかの家がカレーを作ると、暫くの間は毎夕どこかしらからかカレーの匂いがする。カレーの連鎖反応がマンション内で猛威を奮っている。

カレーの魔力をこういう時に思い知るし、カレーって着信アリとかリングの元ネタになってるんじゃない?ってくらい伝染するイメージがある。ジャパニーズホラーの根源にカレーがあるのだと思い込めばホラー映画の鑑賞にも耐えられるだろうか。怖いので試さないけれども。

大体ホラー映画大好きって奴とメタル大好きって奴はやたら性格が良い人が多いので勧められるがままに観たり聴いたりしがちだけど、一切手加減せず最上級に濃いやつチョイスしてくるから普通に腹立つ。

いや、解るよ?マイベストを提示してあげる事が一番信頼に応えることになるって言うのは解る。だけど、もうちょっと映画だと解っていても泣きそうになる程怖い作品とか、美学と解っていてもゴリゴリ過ぎて抜けが無さ過ぎるメタルとか渡されても困る。

あれ?これ何の話?

そうそう、だからカレー大好きな人は、お勧めの店をチョイスする前に「辛いのどれくらい大丈夫?」って確認してからカードを選択して欲しいって話だよね、多分。流れ的には。

昼休みにカレー大好きっ子のお勧めを鵜呑みにしたらマジ美味しかったんだけど辛過ぎて午後の業務に支障しか出ないレベルのステータス異常に陥った事がある。

勿論、如何程の辛さなのか質問しなかった僕にも落ち度がある。ただ、やっぱりお互いを思い遣るって言うのが理想じゃないですか。

あと完全なる蛇足だけど、大阪のビジネス街はカレー屋とラーメン屋だと圧倒的にカレー屋が目立つらしく、関東では逆らしい。

基本的にランチでカレーもラーメンも食べないので使い所がない雑学(ですらないただのニュアンスの問題な気がするけど)なのでここで披露してドヤ顔をしたい。ドヤ。

 

さて、この文字数ばかり費やして中身が薄いほぼ水のカルピスの様なブログですが、随分長いことコメント欄を閉じていました。

ちなみにジュースに水を注ぎ足して飲めば概念としては半永久的にジュースが飲めるという発想でほぼ水の薄いジュースを嬉しそうに「ケチケチジュース」と称していた忍たま乱太郎のきり丸が僕のアニメ初推しです。出会った頃は僕も小学生だったのに、今では僕だけがこんなに年老いてしまいました。切ない。

センチメンタルに逸れてしまったけども、コメント欄を閉じていた理由は実にシンプルで、僕は性格が非常に良いので「あ、僕の主張で人を嫌な気持ちにさせてしまった…」と普通に凹んでしまうからです。

ただ、何となく試験的にコメント欄を開いてみようと思ったので解放してみます。

とりあえず承認制の特権を行使し「どんなコメントも頂戴しますが、どんなコメントも公開しない」というスタイルを採用させて頂こうかと思っています。

「とりあえず肯定も否定も本人に届く」という事で、何かありましたら仰って頂ければと思います。(返事が欲しい方は捨てアドでも添えて下さい)

あんまり熱心にdisられた場合は再びコメント欄を閉鎖しますので「あ、コイツ執拗にdisられたんだ」と思って貰えると助かります。

徹底したチキンっぷりは恐らく唐揚げを食べ過ぎて鶏の恨みを買っているからでしょう。

まーそんな感じです。

 

またー。

ヤンキーハムスターというendscape。

ヤンキーハムスターという1話あたり1分そこそこのアニメにハマってしまって一気に5シーズン分をぶっ通しで観た。

けものフレンズは観ていないので同義なのかは定かではないけれど「脳が溶ける」というのを体感した気がする。

ヤンキーハムスターはヤンキーかつハムスターなのに異常に語彙が豊富で、それでいて馬鹿というバランス感覚が素晴らしくツボに入ってしまい、最終的に使いもしないLINEスタンプを買い漁るという行為に走る。

何かしらの形で好きを現金方向で還元したがるのは中々にオタク感があり、自分のまあ良い部分であると自負している。

今後も繰り返し観ることになると思う。

PisoStudio - YouTube

僕はアマゾンプライムのプライムビデオで観たけど、Youtubeにもチャンネルがあるらしいので、これをたまたま読んでしまった方も是非脳という脳を溶かして裏声で物真似して暮らしましょう。

今は有頂天家族2を観始めている。西尾維新森見登美彦などなど語彙量と遠回しを堂々とすり替えた様なマシンガントーク系の作品が好きなので早口なオタクの口調も好きなのだなと思いながらボンヤリと。

 

そう言えば、社会人を10年以上していると朝の雑談や飲み会で運動不足を自虐的に持ち出したりすると思うのだけれど、遂に…遂に遂に遂に、遭遇した!

遂に「運動不足で」に対して「フットサルやってるからおいでよ!」と誘ってくる奴に遭遇したことをここにご報告致します。

本当にいるのかこの人種。ビックリしたわ。

運動不足って言ってる人間にフットサルは運動量がとんでもない気がする。

「小腹減った」に対してカントリーマアムじゃなくてラーメン二郎の、あの、大?野菜?増してるやつ?行ったことないから知ったかすら出来ないけどあの世間一般の二郎ってラーメン屋のボリュームが凄いらしい!みたいなアレを出してくるくらいの温度差だと思うんだけど、どうなんでしょうね。

それにフットサルってナオト・インティライミみたいな人たちが集まってやる南米のお祭りみたいな競技でしょ?しかもバックパス禁止なんだよ?(ホイッスル!の飛葉中編で得た知識)そんなモン、ただでさえ後ろ向きな人間に務まる競技じゃねえよ!

形から入るにしてもウェアも無いしマテ茶もそんなに好きじゃないし、何よりサンバの心得が微塵もない。え?ゴール決まったらサンバ踊るルールじゃないの?(ホイッスル!の飛葉中編で生じた妄想)

あまりに向いていないので丁重にお断わりしました。

 

それはそうと、UVERworldのendscapeが本当に好きでそう何度も日記に書いてきたのだけれど、最近この曲をカラオケで歌ったところ「思った事は全部言う系の歌詞」に「しまむらで一番綺麗な服」に「イオンモールにミニバンで乗り付ける気質」を併せ持っている事に気が付いて、要するに僕は滋賀のマイルドヤンキー(最早死語)に何だかんだ言いながら憧れていたのだと改めて思い知った。

特にそれが凝縮されているのが曲の最後なのだけれど、ちょっと歌詞を読んで欲しい。っていうか一緒に歌って欲しい。良い曲だから。

5年先なりたい 自分を描いたら

今するべきことが見えてくるだろ

全社会議か新入社員研修なんかで、講師の人が外国の偉い人が生み出した啓発プログラム用いて参加者に中期的なビジョンを迫る光景が目に浮かぶ。

自身のキャリア(これまで)を振り返って初めて未来を見据える事が出来るというポジティブかつ計画性を促す素晴らしいフレーズだと思っているし、UVERworldはそこからこう続ける。

見上げた夜空 叶えたい未来を 開く瞳に強く映し出す

流石UVERworld、圧倒的なヤリ手ベンチャー感。叩き上げられた鋼の陽メンタル。

前職では習字で目標を書かされましたからね。ベンチャーじゃなかったけど中小企業感溢れてて漫画かと思った。

あーもう好きだ。励まされる。

こんだけ開かれた人間になれたら、もっと色んな事を掴みにいける気がする。

またカラオケ行って歌いたい。

UVERworld 『endscape』 - YouTube

 

そう言えば、あんなに行きたかったはずのTHE NOVEMBERSのツアーにも結局行かず、ウダウダしていた。

最近、ヒビが入っている気がする。

骨折前夜!

 

またー。

マジで今更!誰も得しない・させない「ユーリ!!!on ICE」超超雑感帳【後編】

 はーいマジ長いし特に誰にも良いことないユーリ!!!on ICEにハマりました感想文の後編さっさとはじめまーす。ディーン・フジオカが未だにどういう存在なのかよくわかりませんが、予想の第1候補の陸上選手も第2候補の金融コラムニストも外れてて、じゃあもう何者でもいいやの精神で問題なくやっていけそうですよろしくお願いしまーす。

 

ちなみに前編はコチラ。

 マジで今更!誰も得をしない・させない「ユーリ!!!on ICE」超超雑感帳【前編】 - 性格の悪そうなBLOG

では以下、後編。

 

【第7滑走:開幕グランプリシリーズ やっチャイナ!!中国大会FS】

中国大会のフリースケーティング回。

ショート首位発進によるプレッシャーという、完全に追われる立場に慣れていない勇利が見てて辛い。

それはそうとクリスがペットボトルで水を飲む時、口いっぱいに含んで飲み込むの可愛いですよね。ある種のギャップというか、表現としてのキュートさとは違う素の可愛さっぽくて良い。

例えとしてどうかと思うけど、サッカードイツ代表のレーヴ監督がキメキメの険しい顔で鼻ほじってるのとそんなに遠くないと思う訳です。あ、ちょっとその振りかぶった角材下ろして貰っていいですかね、誤解とまでは言わないけど、僕ら時間と機会さえあれば分かり合えると思うんですよ。レーヴ監督イケメンだし。

ピチットくんは天真爛漫なのに何の気負いもなくタイの未来を自分で背負って滑っているの、本当に王族か何かなのかなと思ってしまう。

勇利とヴィクトルの痴話喧嘩は関係性が決定的になった気がする。

ヴィクトルが声を荒げたのはこの時が初めてだと思うのだけれど(そして最終話の冒頭が最後のたった2回)、ヴィクトルのコーチ辞める発言は非常に男性的な発想だと思った。

僕はどちらかと言うと勇利の主張は「いや、それ解れって無理だろ」的に理解出来ない部分が多い。「僕が勝つって僕より信じて」と泣く勇利は女性的な物の考え方をしている気がする。実際どうなんだろう。

コーチとしての配慮の足りなさをからかいという行為で慰められて許されるヴィクトルのポカンとした顔も、出し尽くしてスッキリした故に何気無い感じで許してしまう勇利も完全にカップルのソレで、観ていてちょっとアニメのジャンル変わってませんか?って感じだった。いや、変わってないけど、この作品がそういう作品であると強く認識させられたシーンだった。

自分のメンタルの弱さを棚に上げつつも折り合いをつける成長っぷりをみせる勇利はヴィクトルの存在あってのものだし、そのヴィクトルの想像を超える為にジャンプの構成を変えて滑るという力技での恩返しを果たそうとする姿に愛の証明を見た気がする。

その姿勢に実際ヴィクトルも心掴まれているので良かった!と普通に観てて思った。スゲー今心繋がった!みたいになった。何言ってんだろ僕。(構成変更を考えながら滑ったり、フリップに変えず転倒してなかったらもしや逃げ切れたんじゃないか、というのは本当の本当に無粋な考えである)

ヴィクトルによるロシア大会での優勝発言を受けて「モスクワでボルシチにしてるよ」と吐き捨てるユリオのタッチが1人だけマクロス風だったの笑った。撃墜される。

 

【第8滑走:勇利vsユーリ おそロシア!!ロシア大会SP】

ユリオ可愛い祭り25分スペシャルの会場はコチラでよろしかったでしょうか?

お爺ちゃんに飛びつくユリオ、お爺ちゃんのピロシキを食べるユリオ、ユリオのカツ丼美味しい発言にムッとするお爺ちゃん、ヴィクトルと勇利に嫉妬するユリオあああ可愛い。

どいつもこいつもキャラが濃いのだけれど、JJのウザキャラっぷりを超えてくるシスコンのニッキーの浮かれっぷりと妹サーラのリアリストっぷりの対比は中々凄まじい。

会場の歓声に喜ぶヴィクトルのネクタイを引っ掴む勇利、もう完全にアレですねご馳走様、ありがとうございます。

そんなこんなでPBを更新する快演をみせた勇利に「どけ、豚」と有り難いお言葉を述べつつも、アガペーの完成に至っていないという自己分析から飲まれそうになるユリオが、単純なジェラシーで持ち直してしまうのがマジ15歳って感じでたまらない。(しかも序盤荒れてるというオマケ付き)

温泉 on ICEの負けがユリオを変えたという自覚があるからこそ2人に対しての思い入れがどんどん強くなっているのだろうなと思っていた。

JJのウザさはナオトインティライミ的なものを感じる。何一つ間違ってないし明るいのにファン以外を苛立たせる才能がある。

あ、マッカチン危機に対しての勇利の気遣いとヴィクトルの決断は、もう選手とコーチじゃなさ過ぎてついていけません!アニメだったわコレ!!

 

【第9滑走:勇利vsユーリ おそロシア!!ロシア大会FS】

お爺ちゃんのカツ丼に対する負けん気可愛い。カツ丼ピロシキ食べたいけどスゲー太りそう。

シスコン根暗九州男児イタリア人(凄い矛盾)の1人だけディズニー級のラブに到達しちゃってる感と、それが上手いこと伝わりきらない(というか伝わった上でスルーされてる)のが滅茶苦茶面白かった。

ユリオの華麗さとど根性のコラボが結実したフリースケーティングを受けて、今度は勇利が引き上げられていくかと思いきや、結局ヴィクトルと自分の絆ばかり湧き出てきて、それを心から応援しつつ見守るユリオが不憫でならない。ユリオは勝ちにもヴィクトルにも勇利にも基本的に片想いな所があってたまんない。勇利がユリオを見ない分、僕がユリオを見てるからいいんですけどね。何言ってんだろ。素面で書いてるハズなんだけどな。

JJの大陸思想というか大国思想マジ腹立つんだけど憎み切れないのは、本当に気持ち良い性格ではあるからなんだろうな。腹立つけど。

そのJJに、コンディション最高で自己ベストなのに負けてしまったにも関わらず、勇利の誕生日を覚えてて秘蔵のカツ丼ピロシキをプレゼントして励ましてあげるユリオが優し過ぎる。

それなのにバカップルはプロポーズフェーズに突入するし、もうやってられませんね。

 

【第10滑走:超がんばらんば!グランプリファイナル直前スペシャル】

唯一のキャラ個性プレゼン大会。

あまり物語的に重要じゃないせいで思い入れが薄いので手短に。

まず冒頭でヴィクトルが使っているiPhone的なもののカメラ表示が日本のソレだったのが笑った。

JJがヴィクトルに名前を覚えられてないのは流石に可哀想になったし、ユリオが「サングラスを頭に乗せてる男はクズ」という非モテの高校生みたいな事を言い始めて心配になった。

勇利は結局前年のグランプリファイナルよりもギリギリで到達したんじゃないだろうか。メンタル的に最重要だった中国大会でのプログラム構成変更さえなければもう少しスルッと決まったのではという気もするし、結局どれだけ自信がついてもグランプリファイナルの失敗はまだ影を落としている。同じ舞台でしか果たせない雪辱がある、というのをラブコメで置き去りにしないところが良かった。

オタベックの「ソルジャーの目をしていた」発言は名言だと思う。

ヴィクトルと勇利のデート発進痴話喧嘩経由での指輪プレゼントは分割で購入している所以外はもう知りません。勝手にして。

レストランのピチットくんの結婚おめでとう発言は持ち前の天真爛漫さと言うよりタイの性に対する根付き方による理解のフラットさがそうさせるのかなと見ながら思った。拍手してるオタベック笑う。お前何にも考えてないだろ。

散々ヴィクトルと勇利に啖呵を切りながらも、2人が自分がここまで伸びるキッカケになったことを認めているからこそバルセロナの海に長谷津を重ねるユリオが可愛い。

EDのバンケット騒動はポールダンスのポールをどうやって固定しているのか気になって気が気でなかったのと、ヴィクトルの中での勇利に対する想像を超えてくるという評価はここから始まっていたから1話であんなことになったのかと納得。

あれ?意外とスゲー長いなコレ。

 

【第11滑走:超超がんばらんば!!グランプリファイナルSP】

勇利の悔しさの種類が第1話と全然違って、それが冒頭6分でバリバリ伝わってくるのが贅沢な作品だなーとしみじみ。スゲーよユーリオンアイス。

それにしても世界最高得点を叩き出した時のユリオの目、自分が自分の想像を超えたって感じでとても素敵でしたね。

オタベックはオタベックで、バレエを切り捨てるなど限られた才能だからこそ取捨選択して武器を磨いてきた姿勢は格好良くてたまらない。ラスト・サムライ!(洋画のナレーション風)

JJのグランプリファイナルの魔物に飲まれっぷりは、もう可哀想なレベルなんだけど体育会系のスクールカースト頂点の美しいストーリー感を見ちゃうと、こう根暗としてはやっぱりちょっと腹立つというか、アレルギー出ちゃってるユリオにこっちに来ちゃダメだよと言ってあげたくなるというか。

あとは全員の緊張感が凄くて、その舞台を見つめて現役への気持ちが疼き出すヴィクトルの表情が良かった。

 

【最終滑走:超超超がんばらんば!!!グランプリファイナルFS】

持ち直して高得点を叩き出すJJ、本当にヴィクトルが今シーズン滑っていたらどっちが勝っても不思議じゃないくらいの選手なのだろうなと思いながら見ていたのだけれど「翼が折れたJJ」というお前案外元気じゃねえかという節がどうにもインティライミ。流石だぜ。こんだけ書いてるんだからもう好きなんじゃないかって気がしてくるんだけど、全然好きじゃないのも凄い。

勇利のヴィクトルがコーチだった時間の正しさの証明を果たすフリースケーティングがヴィクトル超えの歴代世界最高得点なのはドラチック過ぎてたまらん。

ショートのユリオと合わせて2人に記録を塗り替えられて、現役復帰を決めるヴィクトルがあえてユリオのフリー演技前に復帰を告げにいったのは、ユリオのモチベーターとしての最後の役目を果たす為だったのだなと思った。

チェレスティーノの言葉を借りると「教え子の活躍はどんなワインより酔わせてくれる」であり、チェレスティーノが勇利を気にかけていた様に、ヴィクトルも元コーチとして温泉 on ICE以降もユリオをちゃんと気にしていた訳で、ただそれが本人に伝わる様に動いたのはこれが初めてな気がして特別グッときてしまった。

ユリオは勇利に惹きつけられ、だからこそ苛立った1年前の出発点から、勇利に負けたくない気持ちが自分の成長に繋がっていると自覚があるし、勝ち逃げは許さないという気迫が漲っていた気がする。

加えて、選手生命を決められるのはあくまで本人だけであるとヴィクトルや勇利の姿勢に若い15歳で触れてしまったわけで、自分にとっては未知の領域の割り切れなさもあったかも知れないなーと。まぁ、これ全部妄想ですけど。

だから自分が温泉 on ICEやグランプリシリーズでそうされた様に、自分がブチかますことで誰かの何かを変えてやりたいという滑走に繫がったと思うし、その姿が本当に感動的だった。(重ねて言うけど僕が感想としてそういうストーリーを思い描いただけです)

この美しくも全力グーパンチみたいな滅茶苦茶なスタイルが彼の魅力だなと改めて感じた。

最後は、勇利が引退せず、ヴィクトルはコーチ兼業で復帰して、勇利が金メダルを取るという新しい目標が爆誕してしまって笑ってしまった。おい勇利欲しがり過ぎだろ。でもお陰で続きがありますからね、ありがとうございます!

いいアニメだなー!

 

と、まあこんな感じで好きなポイントが多々あったのでハマってた。今から映画が楽しみで仕方ない。

ただ、果たして映画前に自分でこれを読み返すのかと自問してみると長過ぎて無理、これならアニメ見返すという結論なのだけれど、まー書いちゃったものは仕方ないし、文字数だけはしっかり褒めてあげたいなーと思ったりしている。

ここまで読み切れた人たちは来世に期待していいと思う。神様になれるんじゃないですかね知らんけど。

お疲れ様でした。

 

またー。

 

マジで今更!誰も得をしない・させない「ユーリ!!!on ICE」超超雑感帳【前編】

2017年に入ってから「ユーリ!!!on ICE」というアニメにドが付く程後追いにも関わらず、ドが付く程ハマってしまい、アマゾンプライムに入会し、繰り返しグルグルと何周も観ている。

秀逸なレビューや徹底的な解説などは出尽くし、劇場版を前に小康状態であるこのタイミングに、誰のためでもなく、自分がこの作品のどこに惹かれているのかを再確認する意味で各話の好きポイントを只管書き出していこうと思う。

ハッキリ言ってネタバレのオンパレードかつ、設定度外視の戯言であるし、ユーリ!!!on ICEを知らない人にも、知っている人にも何も利点のない長文となること必至なので読んで文句言いそうだなという人は読まないでくれて構わない。

文字なら何でも良いという暇人と寛容過ぎて来世は神か仏かなみたいな人が読んでくれればそれで良い。

前置きと言う名の釘は刺したのでさっさと書こうと思う。

 

【第1滑走:なんのピロシキ!!涙のグランプリファイナル】

何が凄いってシーズンの集大成、グランプリファイナルの結果発表から始まるんですよね、このアニメ。200m走で言えば世界陸上の決勝戦、野球で言えば日本シリーズの最終戦が終わった所から始まるようなもの。

決勝の中の決勝に残っている時点で十分凄いのに、そこで主人公である勝生勇利は惨敗し、ヘタレキャラを視聴者に植え付ける事に成功している。これって扱いとしてはM-1の決勝で最下位になるとマジ日本一つまらないコンビという見方をされるのと同じ違和感があって「え、十分に凄い選手じゃん」みたいな気持ちになってしまう。

そこはスケートの現役でいられる期間の短さとか、そういうのも相まってちょっと深刻かつ大分残念みたいな事なのかも知れないけど、これで残念キャラとして通じてしまうのは日本のフィギュアスケート選手が強過ぎるという現実が何より強く作用してるのだろうなと、実在するスケーターの人たちに感心してしまった。

この回でグッときたのは、勇利を本人を通り越して周りが勝手に引退だと思っている中で、勇利本人は自分の勝負弱さと憧れのヴィクトルと同じ舞台に立てたのに結果が伴わなかった所に凹んでいるのと、勇利の家族が全くスケート選手としての勇利に入れ込んでいない所。(息子が憧れるヴィクトルすら「カッコイイ外国人の兄ちゃん」としか認識していなかった)

5年も家をあけてスケートに徹していた勇利をフラットにただの息子や弟として扱う家族の精神構造はちょっと理解出来ないくらい出来過ぎている。僕が勇利ならその大らかさに逆にメンタル病んで実家も地元も棄ててよく解らないタイミングで社会の荒波に耐え切れず野垂れ死んでるわ。仕方ないだろ、歪んでるんだから。

ゆうちゃんへの好意とヴィクトルへの憧れの割合が徐々にヴィクトル側に傾いていく過程、そして、その集大成としてヴィクトルのプログラムを完コピし、ゆうちゃんに披露するというのが凄く良いなと思いながら観ていた。

プログラムの曲名「離れずに側にいて」は結局ゆうちゃんでもなくヴィクトルでもなくスケート選手としての現役に対してだったのかなーと邪推していた。

突然の寒波と共にロシア人のヴィクトルがお花見日和だった長谷津へやってくるというのもドラマチックで良い。

 

【第2滑走:2人のユーリ!?ゆーとぴあの乱】

フィギュアスケート界の生ける伝説、ヴィクトル・ニキフォロフがおしかけコーチとしてやって来た事に勇利が憧れのあまり持て余す様が可愛らしい。

まぁ、そんな事よりユーリ・プリセツキーが可愛いんですよ。長谷津にいるヴィクトルをインスタで発見したユーリ(以下、ユリオ)が猫を飼っていて尚且つベッドでスナック菓子を食べ散らかしているというのも反則だし、商店街で虎のトレーナー(1300円)に衝撃を受ける下りなど最高に可愛いとしか言いようが無い。猫を飼っていてヒョウ柄に虎プリント。ネコ科属性のキャラには珍しく寡黙でも根暗でもない武闘派キャラというのも尚良し。

あまりにユリオが可愛くてこの回と最終回は5回以上観た。

自分の野望を全く隠さないユリオの登場により、自分の負けず嫌いっぷりを自覚しながらもそれを持て余して悶々とする勇利も可愛い。

そんな2人の個性にそれぞれ真逆のテーマを課して2人をボコボコにしてしまうヴィクトルは案外コーチに向いているのかなーと思いながら観ていた。

 

【第3滑走:僕がエロスでエロスが僕で!?対決!温泉 on ICE】

ヴィクトルのコーチ権を賭けての勝負に向けての練習。

ヴィクトルのお手本演技を集中して目に焼き付けるユリオの眼差しが野心などそっちのけの純粋で真っ直ぐなものなのが一瞬ながら可愛い過ぎる。この表情は滝行の時にも垣間見える。

優子に対してあっという間に心を開いてしまうユリオも可愛い。ネットで「ユーリ  優子」で検索すると「きらい」が候補に出てくるのマジクソウケる。優子はユリオの年相応な可愛さを解放する鍵だと僕は思っているのでその反応は面白かった。これをもって自分がアニメオタクになり切れない理由が分かった気がする。

他人と一緒に風呂に入れるかと息巻いていた癖にあっという間に温泉に一緒に入ってしまうくらいに打ち解けてしまうユリオが可愛い。ツンのままデレている。

「勝てるスキルがあるのに自信がない」という勇利の弱点をこの時点で完全に把握している癖に、ユリオのプログラムへの理解をフィーリングの一言で片付けるヴィクトル。矛盾している様で、各々に合わせた指導方法を選択している気もする。勇利に自信を持たせ、ユリオの自信を折る、というか。

結果としてそれぞれに足りないものを身につけた2人として勇利がユリオに4回転サルコーを教わるというシーンが描かれていた思うので、それを見て微笑むヴィクトルにとってはしてやったりだったのだと思う。

それにしても、ユリオである。

あんだけ負けん気が強く野心的なのに、スケートについては本当に素直。結果発表を待たずして負けを認めて帰ってしまうの最高に可愛過ぎるだろ。

 

【第4滑走:自分を好きになって…完成!!フリープログラム】

フィギュアスケートの採点方式がようやく説明されるのが第4話で、それが自然なのが良い。

勇利の精神的な成長に前コーチのチェレスティーノがほんのりコーチならではの悔しさを滲ませるシーンがキュンとくる。(キャラとしては別に好きじゃないんだけど、あくまで関わった選手を引き続きリスペクトしている姿勢が大人の魅力感があってとても良い)

フリープログラムを勇利がセルフプロデュースすることを優子からのLINE(のようなもの)で知るユリオの描写があり、あ、ここで優子は本当にユリオファンを敵に回したのだなと納得がいく。翻訳アプリかましているのかはさて置き、英語でメッセージを送り、その前に写真まで送りつけているのである。(ユリオの性格上、ユリオのスマホで撮影して相手に送るとは思えない)

この距離の詰め方が許せないのかも知れないが、僕は結局異性なので上手く理解が出来ない。三つ子の娘に藤川球児並の名前を授ける神経をしている女である。そんな事に目くじら立ててたら血管ぶっ千切れて死ぬしかない。既婚で子持ちなのを喜ぶに留めて欲しい、と個人的には思う。

それはそうとユリオがリリアに出会う事で真摯さを学んだ状態で野心に再び火が付くという描写めっちゃ良くないですか?

加えてフリープログラムの楽曲を救いたいと願う(それが過去の自分を救い先に進むという事と捉える)勇利に対して、「過去の自分は死にました、何度でも生まれ変われる人間が強いのです」というリリアの言葉を体現していく(魂をくれてやってでも勝ちに徹する事が先に進むと捉える)ユリオが対照的で、お互いがサラッとだけれどしっかり引き立つのが良かった。

自分の容姿もリリアの教えも全て利用して自分を鍛えるユリオの方が意地らしくて、僕的には好きだ。あと単純にビジュアルも好きだ。

でも、勇利がヴィクトルと培った自信としてフリープログラムの曲を「YURI ON ICE」と命名する所はグッときた。敵ながら(?)天晴れ。

余談ではあるが、勇利がヴィクトルのつむじを指すシーンがあり、それが勇利からヴィクトルへのイチャつき初アプローチだと認識しているんだけど、ここから一気にバカップルめいてくる気がしているし、露出に頼らず関係としてのベタベタへと移行している気がしている。是非ともユリオには頑張って欲しい。

 

【第5滑走:顔まっ赤!!初戦だョ!中四国九州選手権大会】

グランプリシリーズ出場を賭けての代表選として挑んだ中四国九州選手権大会。

勇利のトラウマめいたメンタルの弱さを呆気なく軽減するヴィクトル。

この作品一番の良心と言える南健次郎くんが勇利に対して言い放つ「勇利くんに黒歴史なんか一個もなかです!」「手ェ抜いたら承知せんぞ!」がハイライトの回だと思うんだけど、彼をここまでのびのび育てたコーチが一番スゲーだろ。

どう見ても勇利が頭3つくらい抜けているのだけど、それくらい地力に差があってもプレッシャーに苛まれる自分に対し、純粋に憧れる南くんという存在が眩しくもまた一つ自信の種になったのでは、と見ていて思った。

負けず嫌いな勇利がヴィクトルの指示に背いてプログラム内容を変更してまで表現したかったフリープログラムと、それをグチグチ言いながらも引き込まれていくヴィクトルの描写がたまんない。ヴィクトルに憧れた勇利が気質までヴィクトルに似ているというのが面白い。

会見の宣言は言うまでもなく名シーンだけどユリオ派としてはちょっと癪なので割愛する。

どうでもいいけどこの回のヴィクトル、おでこ光沢あり過ぎだろ。イケメンじゃなかったらコミカルキツいくらいの光り方だぞ。

 

【第6滑走:開幕グランプリシリーズ やっチャイナ!!中国大会SP】

中国大会SPのSPはスペシャルじゃなくてショートプログラムの意だけど、ピチットくんスペシャルの意だと言っても過言ではない。

酔い潰れたコーチを心配しながら写真を撮りまくって挙句半裸のサービスショットをネットにアップしちゃうSNSネイティヴなのに単純に性格が良過ぎるというピチットくんのキャラ強過ぎるだろ。

この辺から顕著な気がするんだけど、キャラクターが増えてもプログラム中はあくまでプログラムがメインで過剰な演出をしないというのがとても好きだ。

ピチットくんの演技をスイッチにしてヴィクトルをコーチに迎えたプレッシャーを乗り越えたハズの勇利が、1位になる事で今度は呆気なく追われる身の重圧に囚われるのが面白過ぎる。

あとクリスの年間スケジュールを徹底したプロっぷりとモザイクでもかけた方が良いんじゃないですか的な開けっぴろげのエロさ、ビジュアルの圧巻の狙い方、それに対しての「氷がびしょ濡れに見える」というコメントが実に素晴らしい。

試合数自体が少ない上にそれを全て描くわけにもいかないという構成上、全キャラの気質を惜しげもなくブチ込んでくるのがこの作品が面白い理由の一つだと思う。登場時間数に対して個性の浸透具合が突き抜けてて本当に凄い。

 

想像以上に長過ぎるので後半に続く。

少しずつ思い出しながら書いているのでいつになるかは不明だけど、こんな仲間の薄い長文が前後編になるのマジ地獄って感じ。

 

またー。

2017.05.13:T.M.Revolutionを観てきました。(@埼玉スーパーアリーナ)

3月に行ったマニアックかつ強靭なロックチューンを集めたカウンターパンチの様なzeppツアーが楽しかったのと、どうしても気が滅入ってしまう新生活へのご褒美(orテコ入れ)として、細美武士で言うところの「楽しみの時限爆弾」として、T.M.Revolutionの20周年ツアーファイナルを観る為に埼玉スーパーアリーナに行った。

どうでもいいけど、西川貴教細美武士ってMCの声質や背丈が近くて自分の好みというか性癖はマジでブレないなと気持ち悪いくらいしみじみと感じる。中学生の頃から一貫してるってちょっとゾッとする。

 

前日に会社の飲み会があった影響で二日酔いを引きずりながら、予定の1時間遅れで新幹線に乗って行った。

東京からさいたま新都心は予想の倍くらい近くて驚いた。悪天候も影響したのか物販が信じられない列で、開場30分前に到着出来たのに、開場すっ飛ばして開演までに買えないくらいだったので諦めて入場。

実生活でT.M.Revolutionのファンに会ったことが無いので、ギャグみたいな会場の大きさとそれを埋め尽くすファンの数に正直ビビった。皆どこから湧いてきたんだ。居たなら居たと教えてくれれば良かったのに。

そもそも普段行くライブのキャパは大きくて2800人とかそんな感じで、大体は定員200人に満たない規模のライブハウスが殆どな訳で、席についてボンヤリと「うわー広い…これ東京ドーム何個分だろう」と考えてしまった。埼玉スーパーアリーナを東京ドーム換算するとあんまりパッとした数字にならなさそうだなと間抜けな結論に至る。両方デカくて両方良い。

 

T.M.Revolution

2017.05.13@埼玉スーパーアリーナ

 

本編はまさかの水樹奈々さんとのデュエット曲というか最早デュエル曲「Preserved Roses」からスタート。十字路に設置された花道の左右の奈落から2人がせり上がって来た瞬間に全客が度肝を抜かれてしまい騒然を通り越して全員絶叫。

誰もが期待していながらも、誰1人としてこのタイミングでコラボをぶち込んで来るとは思っていなかったんじゃないだろうか。僕はそもそもコラボすら無いと思っていたので衝撃で手が震えていた。アル中でももうちょっと大人しくしてると思うくらい震えていて、もしかしてARMSが暴走してるんじゃないかって領域だった。ちなみに作品としてはスプリガンの方が好きだ。

そのまま「革命デュアリズム」に雪崩れ込んで会場のボルテージは本編ラストじゃね?くらいのMAX具合。このライブ、この先どうなっちゃうの〜???状態であった。

半端なく鍛え上げられたアスリートみたいなボーカリストが2人揃うと、もう何が起こってるのかよく分からなくなる。悟空とベジータが本気でやり合ってるのを絶望的な気分で見ているヤムチャが脳裏をよぎる。

呆然としている間に水樹さんは特に言葉も発さず颯爽とステージを去っていった。

あくまで20周年ツアーのファイナル、冒頭でいきなりコラボMCを挟まない所に水樹さんは勿論、このライブに込めたT.M.Revolutionの本気度をみた。

以下、全曲書いてるとエゲツないことになるので端折ってサクサクと。

序盤で投入されたZipsのゴリゴリのロックチューンからサビの解放感は凄まじく、フェスですら無い、自分より上の世代が殆どという客層でこの人数が大合唱すると普段の抑え方の反動か(邪推極まりない)迫力に気圧されてしまう。

そこから魔弾、LOVE SAVERというシングル両A面のサイバーかつバキバキなロックチューンコンビへと雪崩れ込んでいく怒涛の展開で、これは何人か救急車で運ばれないかと心配になる。ここでシングル1枚ぶち込んでくる辺り、普通にシングルから追いかけてきたファンを本気でぶっ倒そうとしているのではとニヤニヤしてしまった。正に「燃え尽きたい感じがたまらない 二人なら何が叶うのだろう」状態である。

イチャイチャ殴り合いやがって…と自分より目上のファンの方々とT.M.Revolutionの関係性に嫉妬するに至る。(お金がなくてシングル追えなかった)

 

そこから一転、ストリングスが入って壮大な構成でまさかのThe end of genesis T.M.R.evolution turbo type D、略称T.M.R-eを三連発。本気で、漏れなく20年というキャリアの総括を成すのだと感動しながら聴いた。

2017年にT.M.R-eの曲が生で聴けるんだよ、と当時ルーズリーフに長ったらしいアーティスト名を書いてほくそ笑んでいた自分に教えてやりたい。喜ぶぞーきっと。そして絶対信じないぞー未来の自分が言ってるからこそ疑ってかかるぞー歪んでるから。

荘厳な3曲を経て、まさかのEDM構成。勝手に称するとE.D.M.Revolutionというアレンジで、ダンサー付きでのWHITE BREATH蒼い霹靂WILD RUSHHIGH PRESSUREHOT LIMITという、初期の振り付け楽曲が登場。

思春期を初期が直撃していた身としては胸中複雑というより、原曲厨の節もあって正直こんなのあんまりだよ…という気持ちになった。

全部振り付きで歌えるのに、そのリズムが完全にEDMのブイブイ言うソレに作り直されていて楽しいんだけども寂しかった。

後半になるに従って曲のEDMとの親和性が上がっていった印象なのとこちらも慣れてきたのか楽しくなって来たけれど、振り返ってみると普通のバージョンを聴きたかったなという思いがやっぱり強い。

贅沢だって解っているし、新しいバージョンを見せて貰えた特別感も承知している。アニバーサリー感に水を差すのも申し訳ない。だけど、まあ、そう思う人がいる事も認めなくていいから見逃して欲しい。

そもそも何でも大好きになれるのが最高なのだろうけど、選別を経ていることがそれに劣るとは思わない。(勿論喧嘩するつもりも無い)

そもそも批判ですらないつもりなのだけれど、これが批判と受け取られるとして「批判は書くべきではない」という流れもイマイチ解らない(賞賛だって読むに値しない感想なんて星の数ほどあるじゃないですか)ので正直に書いておきたい。僕にとってはそんな感じでした。ハイカラ!殺伐!ハイソ!絶賛!(何故か唐突にcali≠gari)愛憎!愛憎!愛憎!

 

そんな勝手に落ち込んだ僕を天高くブチ上げてくれたのが「とっておきのおはなし〜新説恋愛進化論」だった。イントロで、もう嬉しくなって変な声が出た。カッコイイ…好き…ってなった。ララランドの10回分トキめいた。

Aメロ、Bメロとシンセがシンプルに乗って、間奏にぶっといギターソロという構成はT.M.Revolutionで培われ染み付いた僕の琴線でこれは何とパンクキッズを経てからもビークル、enie meenieに受け継がれていった由緒ある(?)性癖だ。

Albireo、crosswise、SOWRD SUMMITとバンバン勢いのある曲が続いて、ずっと変わらず西川貴教は桁違いの声量で疲れを微塵も感じさせず、もしかしてこれ夜明けまで続く長渕スタイルのライブか?くらいの錯覚を抱くに至る。

比べても仕方ないけど、ここまでで自分の喉なら15回は死んでる(しかも全く上手くない)というのに、こんなに沢山、こんなに素晴らしい歌を聞かせてくれる人がいる、世の中に歌手という職業があって本当に良かった!とよく解らない結論に達した頃、本編ラストを告げるMC。

あ!このライブちゃんと終わるんだ!という気持ちになると共に、そのキャリア全てに寄り添えている訳ではないけれど、それでも感動してしまう内容だったり笑ってしまうアレだったり、これまで受け取ってきたものを思い出しながら「HEART OF SWORD〜夜明け前〜」を聴いたら涙腺にきた。泣かなかったけど。

 

アンコールは、まだまだこれからという決意表明を込めてのRAIMEIから、VITAL BURNER、CHASE THE THRILLと大合唱アリのたまアリ大熱狂であった。

最後の最後はLIGHT MY FIRE

メッセージ性の熱さと優しさに胸がギュッとなってしまった。出逢えて良かった、何かもう色々上手いこといってるとは言い難くて内面も外面もグッチャグチャだけど来て良かったと思いながら西川貴教を見つめていた。

もう恋を超えたと思う。愛の領域に到達したと言っても過言ではない、と思いたい。

 

終演後、帰りの電車の中で視界に入る全員に「T.M.Revolutionのライブ行ってきたんですよ」と自慢したい気持ちになった。さいたま新都心は東京まで滅茶苦茶近い。八丁堀に宿泊したのだけれど、京浜東北線より東京駅の京葉線までの徒歩の方が長いんじゃないかってくらい(大袈裟だけどHPの消費量的にはあながち的外れでも無い気がする)

ファミレスで呆然として、宿泊したホテルでも呆然としていたら翌日寝坊をかましたり、色々時間を浪費しまくった結果、無事に終電の新幹線に乗って家に帰ってこれた。

また毎日を上手いことやったりどうしても上手くいかないことを繰り返して、25周年、30周年、35周年、40周年を迎えられる様に生活出来ればと思う。

 

頑張るってなんだよ、これでも頑張ってんだよと思う事も多くて自分で自分を卑下し過ぎて何が辛いのかも忘れてしまう時もあるけれど、時々ちゃんとこうして楽しいことがあって、それを手にしたのは間違いなく自分の努力の結果であると、それだけは信じられなくなっちゃいけないと自分に釘を刺しながら。(なんかトーンが暗いのがヤバイけど感情のキーは比較的高め)

 

またー。