性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

恐い間取りに住む阿佐ヶ谷姉妹。

阿佐ヶ谷姉妹さん著の「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」と松原タニシさん著「恐い間取り」をお盆休みのお供にと帰宅途中に購入したら両方そこそこの分厚さでズンと重く、最近amazonの方が品揃えが良いので頼ってしまい、久々に本の重みを体感するに至る。

ネットでバズっている作品は逆に実店舗の方が在庫があることが多いので待たずに手に入って良かったと思うと共に、自分と同じように本は重たいから運んできて欲しいという感覚が最早一般的なものなんではないかと電車に揺られながら考えるなどした。

スマホから何でも手に入るので、「お箸より重いものを持ったことがない」から「スマホより重いものなんて持ったことがない」にシフトする日も近いかも知れない。ただスマホiPhone 8 plusだった場合そこそこの重量があるので箱入り感が物凄い薄らぐ気がする。iPhone 8 plusを片手で扱えるお嬢様とか絶対強く生きていけるハズである。

重いものを運ぶ云々の話となると本2冊は億劫だけれど米5キロは達成感があるという自己矛盾に行き着く。

米5キロよりもたった2冊の本を敬遠してしまうのは恐らく「誰が持ってもまー重い」という基準を米5キロが突破しているからだろう。そこまでくると筋トレの域なんである。比べて本2冊は人によっては全く苦でないこともある。高校時代、森くんという剣道部主将の学友(剣道部主将というだけでクラスメイトよりも学友と呼びたくなる。格好が良いので)は毎日リュックに辞書を2冊入れて当たり前の様に登校していた。それが彼にとって普通過ぎて重たいとも感じていなかったが、僕は重たいので絶対に持って行かなかった。

この、人によっては重たいみたいな領域にあるものを持った際に「重たい」と感じてしまう敗北感が本2冊を持ち運ぶという行為から僕を遠ざけるんである。

何の話だと思うだろうが、まあ要するにそういう言い訳なのだと読み流して欲しい。

 

そうこうして購入した本であるのだけれど、夜更けに「恐い間取り」から読み始めたところ、あまりに怖過ぎて眠れなくなってしまった。間取り図付きで淡々と恐いエピソードが語られており、引っ越し好きの賃貸族だった実家がよくもまあこの手の物件を引かずに暮らしてこれたものだなと感謝してしまった。(これは小野不由美先生の残穢を読んだ時にも感じた)

家の話だけでなく土地、スポットの恐い話も収録されており、家の中も外も恐いというサービス精神に読みながら「これはやり過ぎだ」「ここまで怖くする必要が果たしてあるのか」「こんな思いをさせて酷い」「僕を怖がらせて一体何が目的なんだ」という感想を抱いた。何が目的って怖がって貰うことが目的なのだから著者と読者が完全にwin-winな関係であるハズなのに本当に読みながら怯え、怒ってしまった。理不尽な怒りをぶつけてしまい、松原タニシさんには申し訳ない。

さて眠れなくなったぞ、夜中の3時を目前にこれから風呂にも入らねばならないというのに、ということで「恐い間取り」を脇に置いて「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」に手をつけることにしたところ、これが自画自賛ながら名采配であった。

のほほんとしている。根暗にイジイジしているのに湿度が低く、優しくてクスリと笑ってしまうエピソードが満載であった。

阿佐ヶ谷姉妹さんほどよくテレビで見かける芸人さんでもオフはだらしがないのだなとか、オフが結構あるもんなんだなと妙な安心感と共に、私生活の頑張るエピソードのハードルが本当に低めに設定されきっていてタイトルの通りのほほんとする。阿佐ヶ谷愛が凄いので、行ったこともない阿佐ヶ谷への憧れが募る。

この本のお陰で恐怖を緩和し、無事にお風呂に入ることに成功したので気を良くして(気を大きくして)、風呂上がりにまた「恐い間取り」を読み進めてはやっぱり無理だ眠れねーわクソがとなり、「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」に助けを求めて癒されて持ち直すというのを繰り返していたら朝方には2冊とも全て読み終えてしまった。

お盆休みのお供がお盆休み初日を迎える前に読み終わってしまった。

この、塩っぱいものの後に甘いものを食べると止まらなくなってしまう現象が読書でも引き起こされるという事実を我が身を持って体験した達成感はあるものの、流石にやり過ぎたなと思いながらようやく眠った。

この2冊の合わせての読後感を上手く表現出来ればと思うのだけれど、少し手を考えたい。

それがお盆休みのお供に出来なかったこの2冊へのせめてもの償い、というかそうやってればお盆休みを上手いこと消費出来るんじゃなかろうかというアレである。

 

はじまったばかりのお盆休み、こんなブログを読まされて皆さん幸先があまりよろしくないけれど、おみくじの原理でこう、徐々にお盆休みの質が尻上がりに良くなっていくことを願うばかりである。

 

僕は最近アマゾンプライムビデオに追加されたと噂のアルスラーン戦記を観たいと思いつつ結局高校野球を観てるうちに毎日終わってそうである。こんなになっちゃダメだよ。

暑いから気をつけてね。

 

またー。

アーバンカブト虫葬送狂騒曲。

夏本番なので道端にセミ爆弾が多く設置されており、テロリズムにも通じる恐怖から暑いにも関わらず冷や汗をかくことが増えている。

セミ爆弾の出典は僕の場合は漫画家羽海野チカ先生であるが、実際の根源がどこの誰なのかは知らない。

瀕死のセミが危険を察知し、地面をねずみ花火の様に暴れまわる現象をセミ爆弾と呼び恐れている。

今住んでいる地域はそこそこ都会であるにも関わらず緑も豊かな地域でセミ爆弾の数も非常に多いのだけれど、多いのはセミばかりではなく、カナブン、カブト虫、クワガタまでもが道端によく落ちているのに遭遇する。

セミやカナブンはまだしも、カブトムシやクワガタの中ではかなり都会住みになるんではないかと彼らを見掛ける度に思う。

住所が梅田とか六本木とかそんな感じのカブトとクワガタ。まあ便利だけど住みやすいかどうかは人によるかな、みたいな事を人間だったら言える立場の格好良いカブトとクワガタ。

そもそも日本に生まれ育ち植え付けられた価値観からするとカブトとクワガタはカブトとクワガタである時点で昆虫の中で屈指の格好良さであるので、凄いイケメンが梅田のタワマンに住んでる、凄いイケメンが六本木ヒルズに住んでるくらいの凄みを感じる。

でも彼らにそんなことをひけらかすつもりも、場も、何にも無いことに思い至ると人間の汚さの様なものを感じずにはいられない。

昆虫としては恐らく自然豊かな野山にある巨木こそが梅田のタワマンであり六本木ヒルズだろうに、人間目線で都会住みとか言ってマジごめんなって気持ちになる。先人が彼らの梅田や六本木を切り拓いた土地に今、住んでいる。

セミ爆弾に怯えながらも昆虫が道端に落ちているのを見掛ける度にそんなことをいちいち考えて妙に切ない気持ちになる。

だから何だって話なんだけれど、それだけ。

 

炎天下の中、欲しいぬいぐるみが発売するとのことで開店前から並び購入したついでに映画「スターリン葬送狂騒曲」を鑑賞した。

BLEACH」の吉沢亮の麗しさに疲れを何だかんだして貰おうか迷ったけれど結局凄腕の愛嬌たっぷりのおっさんが集う映画を選んだ。ハゲもデブも粗暴もナルシストも選り取り見取りで最高にキュートである。身近にいたら大体腹立つけど映画は最高。

スターリンが倒れたことによる権力の奪い合いが非常にコミカルに解りやすく描かれていてゲラゲラ笑いながら観た。

ソ連に対する認識がスターリンで止まっていたので周りにどんな立ち位置の人がいて、赤軍とNKVDの関係だったり、NKVDのリストに名前が乗ることの恐ろしさやそのハードルの異様な低さなんかがしっかり伝わってきて興味深いと共にとんでもない時代(というか機関)だなと思うなどした。

いちいちユーモラスで笑っていたのに最後の最後に急激にシリアスに振れ、そこからドが付く程に現実へ繋ぐ構成が一番の皮肉としてガッツリ効いていて何となく「ゲラゲラ笑っててすんませんでした」という気持ちになった。いや笑わせる様に作ってるんだからいいんだけども。

こういう醜いやり取りを笑いに落とし込んでみせるというのはスンナリと頭に関係性が入ってくるので凄い。テスト勉強の暗記のコツみたいだ。それ故に終わった途端に興味が薄い部分から抜け落ちていくのだけれど、それはもう自分の知能の限界だと思うので反省したい。

「立場が人を作る」をまざまざと感じながら、それでも根っこの、弱い部分ほど変えることが出来ないのだなと笑いながらも切なくなる作品だった。

 

美容室で初対面の美容師さんにシャンプーをして貰いながら指圧と握力の違いについての議論を交わした。

初対面なのでパーソナルな話をしたくなくて思いつきで話し始めたのだけれど、思いの外長いこと話し込めたので今後もこの調子で「必要はないけど長持ちしそうな話題」を探求して生きていこうと思う。

ボンヤリし過ぎてるのも初対面でしっかり露呈してしまったので最早怖いもの無しである。一度「無害だがおかしな事を話す客」だと思って貰えると楽に過ごせるので美容室が苦手な方にこのスタンスをオススメしたい。

 

またー。

ラバーガールの全国ツアー年間シート希望。

ラバーガールの全国ツアー大阪編を観にいく。

ラバーガールは僕の中でチョコレートプラネットと同じく人を貶めない芸風でパンチはそこまで強烈ではないけれどちゃんと滅茶苦茶面白いをずっと続けているコンビで、そのベストネタ編成のツアーとなれば行きたくなるのは自然な流れであった。

本当に新ネタ以外全部知っているのに微妙なアレンジだったりが違うのと生物なので現在のラバーガールのノリで好きなネタがブチかまされるのが新鮮で楽しくてゲラゲラ笑ってしまった。

音楽でも知っている曲の組み合わせやアレンジで感動する様にお笑いでもこういう体験が出来るのだなーと思った。よく考えれば落語だって吉本新喜劇だってそうなんだから今更感しかないけれど。

大好きなF1中継も生で観れたし嬉しかった。

ツッコミの飛永さんが丁寧に淡々と突っ込む割に時々急にぶっきらぼうな言葉遣いになるのが最高に良かった。

帰りに適当に入った洋食屋でビールを飲みながらネタを反芻して余韻に浸った。

 

阪神タイガース対広島カープのチケットを急に譲って頂き(年間シートの頭数が足りてなかったらしく)観戦に行く。

一度、人づてに誘って貰ったのだけれどまさか再びお誘いを受けるとは思ってもみなかったので驚いたけれど嬉しかった。

試合は広島相手で、ある種同族嫌悪もあるのか並みの居酒屋なら出禁になっていそうな野次が序盤から飛び交う甲子園を舞台に阪神が綺麗に勝って平和を取り戻すという内容だった。

世紀末設定の映画か何かかな。

誘ってくれた方々と話し込んでしまい終電を逃し、結局タクシーで帰った。

楽しかったし、人生へのダメ出しも受けた気がする。自分がどんどん無理になっていく感覚を味わっているナウなので、なんかその辺とかに効いた気がする。

何より、今年は阪神タイガースにすごくお世話になったのでファンクラブに入会したのだけれど、それを報告出来たのも嬉しかった。

世の中、素敵な大人は沢山いるのかも知れないと10以上も年上の男性の話を聞きながら思った。

 

フジロックyoutube配信を何組か観て、あとは今期のアニメを3作品。

個人的にはバナナフィッシュが前評判通り良い感じなんだけど、あそびあそばせが上手いところを上手く突く、前の期で魔法使い俺が滅茶苦茶狙って命中率0%だった部分を普通に撃ち抜いていて良かった。

あとはまたそのうち。

 

日焼け対策として数年ぶりにコンタクトレンズを購入しようかと思うものの、重い腰が中々上がらない。サマソニに行く予定なのでそれまでに購入しなければならない。

本気にしていなかったのに大学時代の友人がチケットを購入してしまったらしく、流石にいいよって言ってしまったのでドタキャンは酷い。行かねばなるまい。

月に一度会うその友人とは近況など話しながら飲み過ぎの半歩前くらいにいつもやり過ぎる。

腐れ縁と化しているダメ人間同士ではあるものの、自分の辛い話なども何事もなく聞いてくれるし聞けるので良い間柄だと思う。

二軒目に気になっていたバーに行ったらオーディオオタクが集うジャズバーでオーディオの話を胃もたれする程聞かされた。

雰囲気は良かったけれど二度行くことがあるかは解らない。コアタイムを外せば、と言った所。謝る必要もないのだけれど、iPhoneのイヤホン使っててマジすいませんでしたって感じだった。

 

すごく普通の日記がとても新鮮に思える。

 

またー。

7月に聴いた音楽のまとめ。

7月に聴いたやつの中で良かったやつをまとめたやつーです。

 

Kendrick Lamar/DAMN.

エグザイルみたいな兄ちゃんのクラッチバッグにボロボロの資本論

 

A Tribe Called Quest/We Got It from Here…Thank You 4 Your Service

荒木飛呂彦みたいに老けないギャング。

 

A Tribe Called Quest/PEOPLES INSTINCTIVE TRAVELS AND THE PATHS OF RHYTHM

民俗学の権威、ヴィレバンでバイト。

 

X/BLUE BLOOD

入学当初怖かった3年生もアルバムを見返すと可愛いものよ。

 

PUBLIC ENEMY/New Whirl Odor

聴いているだけでキャップのツバが平たくなっていく。

 

またー。

///20180712-20180727///

///朝の四時にファミレスを出てタクシーに揺られる/窓の外に朝を待つ夜の横顔/ねえ運転手さん、終わった昨日を追い越してギリギリ未来へ送り届けて///

 

///虚しさは正直で/永遠に続くブロック塀に/涙で溶いた泥を塗る/向こう側の景色は知りたくない/こんなにしがみついた毎日が呆気なく消えてしまいそうで怖い///

 

///日々、精一杯生きているだとか思ってもない/余力で流して曲がる角/行動で示して否定してくれる人が結局ひとりもいないんで/仕方なく残業してでも終わらせる/満員電車で口を開くと不幸になってしまう/ため息で窓が割れて地下の空気が流れ込む様/大丈夫?今、人の汚さの話なんてしてないですけど/音の隙間のない曲ばかり聴いて最寄り駅まで息を止めて帰る///

 

///鮮やかだったカーテンも日に焼けて霞む/汗がひいて地図は次第に薄くなる/乾いた風が申し訳程度に吹いて/フェンスを揺らしても/前髪を少し抑えるだけで海は見えない/ただの生活に慣れて/ハトはギリギリまで飛ばない/ただの生活に慣れた/ハトはギリギリまで飛べない///

 

///生まれ変わることでしか忘れられない思い出が優しかったことなどないけれど/ありつけた希望を飽きずに信じていくのはあまりにも味が薄過ぎて、あまりにもコスパが悪過ぎる///

 

///何度も何度も殺されて、疲れてしまった星のハロー、掠れたサヨナラ///

 

またー。

日傘を止めるな。

日傘を購入した。

振替休暇で京都に猫カフェ及び映画観賞に出掛けた際、38度とも39度とも言われる化け物じみた気温と京都特有の熱が篭る様な気候に日中当てられ過ぎ、ジリジリと焼かれるわしゃケバブかとウンザリしてしまい、もうこれは日傘を買うしかないと思って購入に至った。

とは言え、当方これまでそんなものを持ち歩いた事もないケバブのベイビーちゃんなので東急ハンズと百貨店の紳士服売場で色々開いたり閉じたりしてみた結果、2500円程度の安いものを購入し、ようやく人間にカムバックを果たす準備を整えた。

この日傘をさす習慣が続くなら性能の良い、お洒落なものを買おう、という貧乏性丸出しの魂胆である。

手先の不器用な成人男性による日傘選択時の感想は以下の通りだった。

・買うなら雨天時にも使えるものが良い

・柄がダサいので選択肢が狭まる

・女性ものと違って高い

・遮熱効果のある生地を裏地に使っているものはマジで畳にくい上に嵩張る

こんな所だろうか。

最後の遮熱効果のある生地を選べれば最高だなと触りながら思ったものだけれど、日傘の生地の雨傘との違い(柔らかいので摩擦が大きく非常にたたみにくい)が不器用さ故に上手く扱える気がせず、そこで億劫になっては意味がないと今回は選択肢から外すに至った。

で、早速日傘をさした感想は以下の通り。

・日陰が延々とついてくるボーナス

・日に直に当たっていないせいか暑いは暑いんだけど身体が熱を持つという感じではないので汗がすぐ引く

・雨と違い風の方向で向きを変えると日に当たってしまうので雨傘と同じ癖で持っては効果が下がる

・これで遮熱効果あるやつ使ったらどんだけ快適なんだよ

・人目はそんなに気にならない

・荷物が増える

また使い続ければ別の感想もあるのかも知れないけれど、素直に買って良かったと感じている。

会社の女性事務員に「男性用日傘をさしてる人がイケメンじゃなかった」と言うクソみたいな評を述べられて女性だって別に美人じゃなくてもさしてるじゃないですかって話なんだけど、こう、高齢者と色白イケメンにしか理解がないというか想定出来てない人が沢山いるのだなと思って躊躇もあったのだけれど、そんなことよりもっと早く自身の快適さを優先すべきだったという気持ちが今は強いので買って良かったと思っている。

ただまあ、不精な性格でもあるのでいつまでちゃんと使い続けるかはまだまだ不透明なのだけれど。

 

映画「カメラを止めるな」を観る。

最近本当に映画の敷居が低い。ライブハウスにポンポン飛び込んでた行動力が全て映画に向いている。そういう周期なんだと思う。

どっちが優れているなんて話ではなく、どちらも受け取るものが違うのでライブのソレが空っぽになったらまたそっちに振り切れてしまうんだと思う。

「カメラを止めるな」は全国で6館しか上映していない作品だそうで、それが滅茶苦茶面白いとヨッピーさんという大好きなライターさんが述べていたので観たくて京都の桂川のイオンまで行った。(後に指原さん筆頭に色んな方が面白いと仰ってたと知る)

映画が公開されていなければ人生で一度も来る事はなかったであろう巨大なイオンは広大な面積の割にマップが非常に少なく普段使いして覚えやがれ的な空気を感じた。イオンは大体どこでもそんな気がする。

ど平日のレイトショーで京都の住宅街なのにそこそこお客さんがいて驚いた。

全部がネタバレになっちゃいそうで触れない様に言えるか心配なのでちょっと間を置いてから続きを書きますね。ネタバレ無理勢はスクロールしない様に気をつけて下さい。

最初の30分くらいの長回し演出だったり、何これ?って部分だったり、普通にゾンビ映画として面白かったりな疑問とシリアス満載な前半を後半でバーッと笑える方向でバンバン種明かししまくってて「だからか!!!」と滅茶苦茶笑ってしまった。

ホラーをホラーとして一旦受け取っていたのでコメディーパートの威力が格段に上がって観客全員爆笑してたのが印象的だった。

素人からすると在り来たりな内容のものを組み合わせて二段構えにしたことでこんなに新鮮で面白いのかという衝撃に、映画の撮り方を知れるという社会見学もオマケにくっついてくる内容で本当に楽しんだ!という気持ちになれた。

凄く良い映画だと思う。

序盤はカメラ酔いしそうな部分もあるので弱い方は注意しておいた方が良いと思うけれど、それ以外はもう何の障害もなく全員に勧めたい作品。

 

その他、甲子園に阪神タイガースのファーム戦を観戦しに行くなどしてボンヤリする時間を捻出する。

たまたま隣だったおじさんと色々話し込んだけれどおじさんの声が尋常じゃなく掠れていたのでキャッチボールが完全に成り立っていたかは不明。目を瞑って差し出したグローブに上手いこと球が収まっていて良かった、みたいなのの繰り返し。

試合も勝って嬉しかった。

あとは東京在住で何となく長いこと気になっていた人が京都に来ているというので会いに行った。変なものでほぼ初対面なのだけれど2時間近く話した気がする。

コレと言って話したいことがあった訳でなく、単純に会ってみたかったので目的は果たせたし、色々話していると会いたかった理由が何となく解った気がした。

またどこかで会えたらいいなと思う。

 

100年ぶりに阪急そばに入ったらおじいさんが気怠い所作で厨房に水を撒いていて最高だった。

 

またー。

地元の美容室に凱旋した渋谷のカリスマ。

大阪の梅田で美味しい洋食屋さんに行くとメニューが結構な確率でこのバインダーに収められている。

メニューブック 8ページ A4サイズ 中綴じ PRO-MA4-8 (黒)

メニューブック 8ページ A4サイズ 中綴じ PRO-MA4-8 (黒)

 

別にアフィリエイトしてないので容赦なくリンクを踏み倒し、その中で1人だけでもわかるって思ってくれたら幸いである。

しかもこのサンプルの様に洗練された記載でなく、こうだ。

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解りやすいけどダサいし可愛い。

フォントが接しやすいダサさなのが良い。身近な印象がビンビンである。料理上手な親戚の寡黙で優しい叔父さんくらい親しみやすい。親しみやすいけどそんな叔父さん実在するんだろうか。僕の親戚は大体セクハラかパワハラに片足突っ込んでて酒飲まずとも声が大きいので、先述の親しみやすい叔父さんは「ちびまる子ちゃんにおけるさくらももこ先生が生み出した理想の祖父像こと友蔵」みたいな存在なのではないかと思うと胸が苦しくなる、が、完全に話が逸れているので割愛する。気が重くなるから。

ともかく、梅田周辺で僕程度でも知っている人気洋食店は大体こんな感じのメニューであり、姉妹店か師弟関係なのではないかと思ってしまう。

何の関係性も無いのだとしたら、美味しい洋食屋さんが無意識にたどり着くゴールがこのスタイルなのだろうか。

写真があると頼む前からこれが来るのかとワクワクするし、待っている間もアレが来るのかと待ち遠しいしで楽しい。

個人的に美味しい洋食屋さんはどんどんこのスタイルに到達して欲しい。めっちゃ入りやすいから。

以上、突然始まった美味しい洋食屋さんのメニューの話でした。

 

それはそうと映画「ガザの美容室」を鑑賞した。

もっとこう、宗教とか政治とか男とか面倒臭いけど明るく頑張ってこうな!みたいな映画だと思って何も構えず観たら鬼のようにエネルギー吸い取られる映画でそんなボス戦想定して装備組んでねえわという気持ちになると共に、よくこんな良い映画にまとめてくれたなという感想だった。

ガザ地区の宗教的、政治的な混迷はダブルパンチというより合わせ技のでっけえワンパンチと化しているっていうのは漫画パレスチナ問題なる新書だったり先日の民族博物館での講演会で頭に入っていたのだけれど、それを生活感どころか実生活の一幕に全部ブチ込んだ作品で、その中で特に女性がいかに背負わされて強いられているかがよく解った。

よく解ったんだけど、上記を興味あって触れる程度の知識だと細部まで意味を理解することは不可能だと思う。何語を話しているかは解るけれど意味が読み取れない。地名は解れど雰囲気が当然の様には解らない様な感じ。御堂筋線の中百舌鳥って聞いたことあるけどどんなとこ?みたいな。ちなみに中百舌鳥は駅前のマンションが堺で一番暮らしやすそうなとこだよ。家賃も比較的安いし学生も多いから単身向けが多い、みたいなことが解らない。当然なんだけど。

信仰を軸に主義主張の違いで分かり合えない人たちが同じ美容室で同じ体験をする時、ひとつになれる部分とそれでも無理だとなってしまう部分が残酷だったし、彼女たちの誰も悪くない感があり切なかった。

ひとつになれた時の共感の中に拭い去れない「でもこの人は違うから」は日本で暮らしていると体感することがない切なさで苦しかった。苦しさと痛みばかりが共感の対象になりやすいのも当然だけど目の前に突きつけられるとキツいものがある。

この映画で彼女たちが奪われた美容室での小さなワクワクや喜びは僕が簡単に得られるそれと違うかも知れないんだけど、違うって言っちゃうのは違うと思っていて、何を言ってるのか解らなくなっているんだけど、程度は違えど同じものであって欲しいというか、要するに日常に暴力と戦争がある世界が無くなれば良いのにということだった。

こんな受け取り方でいいのかすら解らないけどそう感じる映画だった。

 

ガザの美容室」があんまりに重たかったので翌日に同じ映画館で放映されていた「バーフバリ〜王の凱旋〜」を鑑賞にいく。

ネットに転がるテンションが凄まじいという情報を加味し、振り落とされない様にするにはこれしかないと思い至り平日たまに行く立ち飲み屋さんでクラフトビールをキメてから向かった。

160分超えの作品である為、尿意との闘いになる可能性についても考えたのだけれど、テンションが本当に凄まじいのなら160分程度は我慢出来るだろうと踏んだ。

結果としては尿意の尿の字が頭をよぎる隙もなくマジでハイテンションで駆け抜けられてあっという間で時間泥棒映画だった。体感としては100分あったかも怪しいんだけど、イベントの数的にどうしたって160分はあるという感覚だった。

今作は続編というか前編後編の後編に当たるという事を映画が始まってから知るというバカっぷりを発揮するも前回までのあらすじコーナーで捲し立てられる情報が非常に解りやすいのですんなり入る事が出来た。あらすじと言いオープニングの歌と言い覇気があり過ぎでヤバいこれずっと牛丼が続くぞと覚悟していたら本当にずーっと牛丼みたいな破壊力で、すき家で人気の牛丼が次々出てくるみたいな作品だった。

正統派の牛丼、変わり種の牛丼、季節を感じる牛丼。

全員が主人公体質で自信満々のキャラ揃いでムキムキでムチムチで価値観が全く自分と合わないでもめっちゃ面白い。この世界で生きられる気が微塵もしないでもめっちゃ面白い。モブですらない兵士がとんでもない動きをする癖に呆気なく普通に戦死する矛盾でもめっちゃ面白い。頭を使った戦術の大半が結局主人公バーフバリの身体能力頼みでもめっちゃ面白い。もうめっちゃ面白いで大体片付いちゃう。

悪役がとても魅力的な執念の燃やし方をしていて主人公より全然理解出来る感じも良かった。

音楽も格闘シーンも常に過剰に格好良くて、思っていたよりインド映画って感じもしなくて(歌と踊りの割合がもっと多いと思ったらストーリーパートが殆どだった)観やすい作品だった。

これは前編も観なければならないと思った。

 

次は「BLEACH」か「ボリジョイ・バレエ〜2人のスワン〜」が観たい。前者は石田雨竜が格好良いから、後者は予告のロシアの街並みが美しかったのとユーリオンアイスのロシアンヤンキーユリオに通じる所がある気がしたからである。

ミーハーではあるけれど、色々映画を観る習慣がついているのは悪くはないよなーと思う。

 

またー。