性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

思いついた事を思いついた順に書く。

mixiの日記を読み返して辛くなった。少なくとも少しは大人になったのだなと思い知る。調子に乗りそうな時に読み返すとカンフル剤になる。しかも誰かに読まれている可能性がより効果を強くする気がしますね。

実際Twitter相互フォローしている 、最近知り合ったと思っていた人がまさかのマイミクだと発覚した時は冷や汗通り越して笑ってしまった。

だからmixiや古いブログは消してはいけないな、と思いました。自作ポエムのノートが実家の押入れに残っているからこそ見失わないモノがあると思うんですね。それと同じだから。残っている人は今すぐ自分の過去の作品を読み返してみましょう。明日誰かに優しくしようって思えるから。将来誰かに優しくしていたいと願う人は今からでもいいからブログを書いておくと未来への保険になる気がするよ。

先生の次回作にご期待下さい。


突然ですが好きなPVを紹介します。
PVのここが好きなんだよねーみたいな話をしたくなったので紹介します。SNSからの現実逃避かも知れない。
他にも好きなPVは沢山有るけどただでさえ多いので思い付いた範囲だけで。
暇な方は読んでくれたらラッキーです。


でんぱ組.inc/檸檬色

でんぱ組.inc「檸檬色」MV - YouTube

このPVの一番良い所がゆっくりした映像なんですが、明日になったら忘れてしまう様な気持ちを大事にしたい=少しでも今を感じていたいみたいな撮り方のコンセプトなのかなと邪推しております。
僕はアイドルに詳しい訳じゃないけど、アイドルって本当に身近になったなとこのPVで非常に感じています。
アイドルが大口開けて食べている部分をスローで撮るっていうのはある意味変態の発想ですよね。
大口開けて食事されると「あ、何か気を許されてるな」って感じる訳で、それは承認欲求の領域な気もします。
オフショット風の映像も合わさって身近さが凄い。全部を知りたい、ミステリアスな部分を超えたいってのは極端な話ガチ恋の域だと思うし、理想を投影しているアイドルに対して完全にリアルを求めていて自己矛盾気味だと思うんですが。
その妙なズレが興奮しませんか、みたいなことをこのPVを観てずっと感じていたんだけど誰にも伝わらないからここに記す事にしました。
僕が思春期だった頃のアイドルと今のアイドルって受け手の根本が違う気がしていて、そこまでがまだ上手く言葉にならないのが残念なんだけど、そう感じる決定打がこのPVだったと自己分析しています。


大森靖子/絶対絶望絶好調

大森靖子「絶対絶望絶好調」MusicClip - YouTube

静じゃなくて動が突き抜けて可愛い人って凄くないですか?
コロコロ変わる声の表情と躍動感、僕の中の大森さん可愛いポイントと大森さんカッコイイポイントを余す所なく捉えた大好きPV。
ディレクターの名前を見て戦慄。お前はいつも僕の青春に干渉してきた、あの...。
ストーリー的には大森靖子と来来来チームの「ミッドナイト清純異性交遊」が素晴らしいんですけど、もうこっちの好き具合が凄くってこちらを推します。


Blink182/the rock show

blink-182 - The Rock Show - YouTube

Blink182のPVは他にも好きな作品が多くて、何が良いってタブー視だったりグレーゾーンなのを真正面から笑いの材料に使ってる所で。
スクールカースト、女装、先天性の病気、その他諸々。
このPVではお金の力を徹底的に皮肉った挙句何でか解らないけど爆笑出来る感じに作っていてとても好き。
そこまで考えてねーよって叩きのめされるくらい下品通り越して下衆なのもここまで振り切れると楽しくなってくる不思議。


MY CHEMICAL ROMANCE/I'm Not Okay (I Promise)

My Chemical Romance - "I'm Not Okay (I Promise)" [Dialogue/MTV Version] - YouTube

1本の映画ですよね。
マイケミは個人的にこのアルバム以外全く持ってハズレなんですけど、このPVが好き過ぎてDVD付きの限定版を買いました。
完全にB級のスクールカースト下剋上青春ムービーなんだけど、カーストの低層部と位置付けられがちな人にも輝いてる一面ってあるなーと感じられる内容で。
その辺はある意味「桐島部活やめるってよ」に近いと思ったりしながら未だに何度も何度も観ています。
いっそ曲よりPVの方が好き。


mudy on the昨晩/PERSON! PERSON!!

mudy on the 昨晩"PERSON! PERSON!!" - YouTube

板前さん達を板長スナイパーが狙うと言う内容と80年代のドラマみたいな質感の映像。意味不明だけど最高にキャッチーだしキャラクター出まくりで最高だと思いました。

残響レコードのPVって大体イマイチで、東のGIZA(PVが低予算でダサイの権化だったレーベル)くらいの認識だったんですけど、これは興奮して一時停止しまくって観ていました。
包丁の板前さん感の無さが果てしなく可愛いです。
板長による板前が一人前になったかどうかの試験みたいな受け取り方をしていたんだけど、そこまでの意味があるかどうかすら解らない所が良い。


R.E.M/Imitation Of Life

R.E.M. - Imitation Of Life (Official Video) - YouTube

短い時間に起こった人間ドラマと言うかハプニング的なのを全部ズームして巻き戻して、ちょっとずつズレてみたいな何度も観てしまうPV。


OK GO/End Love

OK Go - End Love - Official Video - YouTube

過剰なまでにPVの面白度を追及しているOK GOではこれが一番好きです。全部を統率して作り上げるOK GOのPVの中でコレは色んな人の日常が写り込んでいるし動物も訓練された訳でも無いですし、上手く言えないけどそれが完璧なコンセプトにチラチラ入り込んで背景になっている所が凄く好きです。


ELLEGARDEN/Space Sonic

-ELLEGARDEN - Space Sonic[PV] - YouTube

このPVはそもそもBlink182とかFoo Fightersあたりに寄せてきてると思うんだけど、この絶望的に暗いニュアンスでパロって何か笑える所が凄く好き。テレビ収録設定なのに微妙に照度低い感じなのもオールディーズっぽくて好き。
女装した事により細美さんの身体のサイズに対する手のデカさと首の太さなどがよく見えるのでそこもまたファンにとってはたまらんです。マイクスタンド蹴っ飛ばす所とか最高にカッコイイですね!
この女装した細美さんと当時バイトしていたCD及び本屋のコミック担当の女性がソックリで、松田さん(仮名)が写ってると職場で話題に。視聴機で流していたPVを社長まで確認しに来る事態に。
松田さんはめちゃくちゃ大人しくてあらゆる事を諦めているかのような人で、最終的にずっとバイトなんかしてちゃいけないと社長に医療事務の勉強させられたり、就職の斡旋までされて30歳くらいで卒業していったんだけど、堂本剛バックホーンの話題だけは目の色が変わってしまう人だった。
3年くらい同じ職場で働いたけど、松田さんから話し掛けてくれた話題の7割はフェスでバックホーンを観たか否かの確認作業だった気がする。
そんな松田さんに激似な女装細美さんを観る度に、松田さんは生きているのかふと気になる。無気力でもいいから平和に過ごしててくれればと思う。


クウチュウ戦/追跡されてる

クウチュウ戦 "追跡されてる" (Official Music Video) - YouTube

いきなり新譜なんですが、このPVすごく良いと思うんです。
ギターボーカルのリヨ様のポーズや顔の角度が素晴らしい。リヨ様って蝶と蛾の間みたいな妖艶さがあって鱗粉を振りまいてると思うんですけど、それが上手く表現されていて感動しました。
クウチュウ戦と言う、プログレと歌謡曲とサイケとサスペンスを内包したバンド色を一発で示すと背景の特撮っぽい質感になるよね!と一人で答え合わせして大興奮。


兎に角自分の性格が暗く、そして悪いという事実だけが伝わる内容になってしまいましたね。あとは早送りの選択肢無しで15秒見せるCMって心象的に逆効果だと思うなーと常々思いますね。無料で視聴しといて何だけど。
元気出すね!

またー。