性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

オーダーシャツのアニメのタイトルは「妹のシャツがオーダーメイドなんだが」

仕事用のシャツをオーダーメイドして貰おうと思って行ったら当たり前だけど採寸する必要があって変な汗が出た。

服屋の店員が変わらず苦手で、別に売りつけられるとかダサさを見透かされてるとかそんな事は全く思っていないんだけど苦手で、年齢が解決してくれるかと思いきや全然無理でもうそう言うものだから仕方ない、無差別に苦手意識を向けられた店員さんたちに常に申し訳なさを抱きながら、またその申し訳なさが更なる苦手意識を生成する地獄の無限連鎖の中で生きているので変な汗が出た。

オーダーのスーツを作った際は、いっそ採寸してくれるくらいの方が気楽だなーとか思っていた筈なのにとんだビギナーズラックだった様で滅茶苦茶緊張した。スーツの時は緊張する余裕も無かったのだな、そっからしたら成長は成長なのだろうとポジティブなのかよく分からない結論に行き着いた。

採寸したり各パーツの要望を取りまとめるだけなのに緊張されて店員さんには本当に申し訳ない。ありがてえ。何らか褒めて貰える度にどうしようもなく穴があったら入りたいという気持ちになってしまう。

形状記憶の化学繊維との合いの子ならオーダーしても6000円とかで一着仕上げてくれるのは凄いと思った。まぁ普段は3着、セールなら4着で10000円のシャツを着ている身としては超がつく高級品であるのは変わらず、この辺はオーダーのスーツに比べるとお得感が薄いのは確か(スーツはマジで差が殆どないのでお得感が凄い)なのだけれど、身体にピッタリ合う、余りのない及び窮屈でないシャツを探すのに疲れてしまったので必要経費だと割り切ることにした。

仕上がりは2週間後とからしく、思ったより早く着られるのが楽しみではあるけど、ジムに行って2時間みっちり運動するより疲れ、発散に米を2合食べてしまった。燃費の悪さが凄い。

バーバリーの財布に憧れがあるのでいつか買いたいと思っているのだけれど、バーバリー路面店に入った日には3合食べてしまいそうで怖い。

因みに米を食べた後は猫や犬の可愛い動画を観て過ごして最終的に寝落ちした。人間として弱過ぎて我ながら退く。

 

アニメの第1話がオープニングテーマなしで始まりエンディングで本来のオープニングテーマが流れるというパターンが多いのは、多分フェス向けに序盤に派手な展開を持ってくる、「まず30秒聴かせる」みたいな文化に近いものだと思っていて、オープニングテーマから受け手がイメージを膨らませられなくなっているからなのか、チェックしなければならない作品数が膨大だからそんなに待ってくれないからなのか、なんかそんな事を悶々と考えてしまう。

テーマ曲からガッツリ始まるアニメを随分観てない気がする。どっちが好きという話ではないけど体感としてそんな感じ。

今期のアニメを何作か観たのでサラッと感想を書いておきたい。

「ナカノヒトゲノム【実況中】」はゲーム配信してる人たちを集めて命懸けのゲームに挑戦させるという作品で、割とナードな世界と言える配信も遂に主役になったのだな、と外野特有の失礼な感覚で観たら各キャラの性格が渋滞しまくっていて滅茶苦茶しんどかった。盛れば盛る程に確かにキャラクターの個性は増強されるんだろうけど、盛り過ぎてどこを掴めば良いのか判らなくなってしまった。互いに噛み合うことなくこんな奴とこんな奴がいる!どっちもぶっ飛んでる!みたいな感じというか。物語って難しい。その辺をすっ飛ばせる人か、その辺を上手く折り込める頭の回転が速い人向けのアニメなのかも知れない。取捨選択の重要性を感じたのでアメリカで爆裂的に復活を遂げたこんまり先生を監修に呼んできて欲しいと思った。断捨離!ってアニメを作って欲しい。美少女4人くらいが断捨離して何か良い感じに人生切り拓いていくやつ。何かスピってる気もするけどそんなんじゃなくて。ていうか既にありそうだな。

「彼方のアストラ」は大変に期待していて、絶対面白いやんと思って楽しみにしていた。実際面白いんだけど、ギャグパートになると妙なリズムになってしまうのが不思議な作品だった。銀魂のエグいテンポと比較してしまうのかも知れない。ギャグは打撃力を下げるほどテンポよく見せるのが難しいのかも知れない。笑い飯の漫才に慣れた人が銀シャリの漫才を観ると物足りなく感じるのと同じ感覚なのかも知れない。この場合、銀魂笑い飯でアストラが銀シャリというか。どっちも面白いんだけどな。

「ヴィンセントサガ」は原作に手を出したいけど重厚で手を出さないでいた僕のような人たちには待望のアニメだろうと思う。面白い。でもこれ何話くらいかけて描いてくれるんだろう。「アルスラーン戦記」みたいにパートごとに間を空けてでもガッツリやってくれたら嬉しいなーと思いながら観た。

ダンベル何キロ持てる」は筋トレダイエットアニメという謎のコンセプト。公式から美少女の喘ぎ声(筋トレに伴う)を提供するというサービス精神。筋トレの内容は丁寧にきちんと説明してくれるのでトレーニングと鍛えられる部位を自然に覚えられそうで良い。何より筋トレがちゃんとしんどいものとして描かれているのが良い。テンポの軽さからちょっとやったら出来ちゃいました!みたいになるのかと思っていたので意外だった。唯一納得いかないのはジム通いする荷物の量じゃないところくらいだろうか。どこに入ってたんだそれ。ジム通いはウェアやシューズを持ち運ぶところから既に始まっているのである。

炎炎ノ消防隊」は滅茶苦茶面白い。今期一番面白いんじゃないかと個人的には思っている。割と会話をギャグもシリアスも同様にサラっと流し続けるのも好み(アストラがギャグを思い切り上げ気味に描くから対照的かも知れない)で楽しいし、アクションの派手さと滑らかさが好みだ。展開が楽しみ。

引き続き観ている作品では「鬼滅の刃」が面白い。度が過ぎた性格のキャラクターしかいないのに纏まってしまうのは不思議。推しのキャラクターが未だに見つからないんだけど、推しなどおらずとも面白いものは面白いんだなぁという感じである。いたらいたでより楽しめて幸せなんだろうけど。

過去の作品では「Free!」を観た。映画館で水着姿の立て看板と遭遇したのがそもそものキッカケだったのだけれど、スポーツ美少年アニメと言えばユーリ!!! on ICEな僕にとって劇場版が果てしなく遠くて渇望感もあり、間に何か挟もうと思って観た。まずモブ含めて全員が美男美女。この美男美女の世界でもスクールカーストあるんかな、そんなんおかしいやろ、こんだけ美で埋め尽くされた世界に生まれ落ちたら美しいなんて感性忘れてしまうんじゃないかと本編に全く関係ないところでハラハラした。何だかんだ美という感性は残酷なもので、ある種の対比、優劣がないと成り立たないと思うので気が狂うかと思った。

ライバル視がバチバチなのに優しくて和やかで爽やかで最高だった。こんな運動部ある?夢の国だよ本当。髪が撥水加工されてるのか水に浸かっても全然濡れないし髪のボリュームも全然変わらない美しさの権化。濡れた髪のエロさが不足するかも知れないけれど細マッチョのホームラン競争でカバーみたいな強引さもアニメ!!!って感じで良い。これは実写化出来ない。生身でやるとダサ過ぎて耐えられない。20代の窪塚洋介のガタイに佐藤健の顔が乗ってるみたいなのが最低ラインになってしまう。そんな神様みたいな存在を10人とか集めるのは不可能だ。アニメは凄い。アニメは最高。何の話だ。

競泳って個人種目かと思ってたけど、このチームの一体感みたいなのは世界水泳とかでも感じていて、フィギュアスケートのソレと似ている気もする。結局、Free!を観た流れでユーリ!!!を見返している。

 

映画は「ブリグズビーベア」がアマゾンプライムビデオでレンタル100円になっていたので観た。誘拐されてアラサーになるまで監禁されていた主人公が急に親だと思っていた人たちが逮捕されて現実世界に投げ出されるという話なんだけど、この作品の大切なところは投げ出された所じゃなくて育まれた価値観が世の中の普通にぶち当たる事の苦しさと、正しいとされるものの無遠慮さと上手く付き合うことが評価に繋がるみたいな所への異議申立てだと感じた。

同情と愛情の境目を超えた時にさり気なく接し方が変わり始めるのが素敵だったし、派手ではないけれど悪人がひとりもいない珍しいほど優しい映画だった。

あとは金曜ロードショーで「未来のミライ」を観た。時間軸の動かし方は新海監督よりも細田監督の方が好みなので(扱う時間が及ぶ対象が狭い方が好みというだけ)スケールは大きくはないんだけど色んな人の感情の移り変わりが丁寧に描かれる細田監督作品はどれも好きだ。

何も調べていないので解らないけど、この映画が一番売れなさそうだなと思った。家そのものや親の職業という謎のフック以外はあまりに自然というか、生活として生々しい問題(家事や育児の役割分担、子育ての難しさ、働き方)を美化するでもなく、劇的に改善される訳でもなく、余りにリアルに歩み寄る努力を少しずつ重ねるという異常なまでのそのまんま感で描いてしまっていてあれ?映画?映画観たくてテレビつけたんだけどな?となってしまった。

星野源麻生久美子の夫婦がプロ声優さんで出さない変な生々しさがあって、初めて宮崎駿監督が声優としては素人ばかりを当てるのか解った気がした。

 

何か最近そんな感じ。

あとはボーナスの所得税がエグ過ぎて涙出てきたくらいだろうか。

何で僕が頑張った(野球で言うとトリプルスリー達成くらいの成績を残した)事への報酬から国にもご褒美あげなきゃいけないんだよという気持ち。追跡されてる!!!って感じ。(クウチュウ戦の「追跡されてる」がカラオケの十八番です。気分が良いとポーズも決めます)

 

またー。