性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

思いついた事を思いついた順に書く。

先日、内容は教えてくれなかったものの、毎日2000アクセスされているブロガーと名乗る人と仕事で会った。
こちらもブログをやっている事を匂わせながら、どうしてそんなにアクセスがあるんですか?ペット画像でも貼ってるんですか?みたいな事を聞いた。
その人はどうやら1つの事柄に関して専門的な事を書く訳でもネタテキストを繰り出す訳でもなく、時事ネタに対して主張をハッキリと強い口調で書けば伸びるみたいな事を言っていた。
一番僕に向いていない事だと思ったし、何より実際喋っていると文字でもそんな強く主張出来なさそうな静かさで、ある意味ハンドル握ると人格変わる的な才能があるのかな、と感心した。
僕もウイイレをやっている間は結構強気なる事もあるので(コンピュータ相手に普通に負けるけど)、仲間だなって思って親近感を抱いた。
一方僕のこの存在意義の薄い日記と化したブログでも、只々ワタワタと右往左往するだけの長文を毎日50人、多い日には200人の方が読んでいる訳で感謝と共に一体何を求めているんだろうこの人たちはと心配になった。
一度、声の通らないイケメンに「そういうどっちつかずな所が良い」と褒めて貰えた事がある。
イケメンに褒められるという事はつまり大正解に違いなく、このヘロヘロしたブログを読んでいる人は恐ろしく便利でシステマティックな社会に疲れて無意味を欲している人か、自己犠牲の精神が染みついた心優しい人か、只の暇人であり、そんな皆さんにとっては何かしらの意味があるのだと思って勝手に安心した。
冒頭のブロガーさんのブログを割り出して隅から隅まで読んで会う度にニヤニヤするのが今の僕のささやかな夢ですよろしくお願いします。


さて今日も相変わらずボヤっとした感じに行くぞと言う事で筆者近況報告的駄文をば。
僕はコーヒーも飲まないしタバコも吸わないので仕事中の休憩と言うのがあまり無くて、眠い時は非常階段で1階まで下りてミルクティーを買って来てまた非常階段で会社のあるフロア(10階)まで上がるというのが定番となっている。
階段を上ると健康になった気もするし、人気が無い非常階段(たまに座り込んで寝ている人やパズドラ的なのをやってる人もいるけど)で気分転換も出来る。
何よりペットボトルのミルクティーユーザーにはお解り頂けると思うが、よく振らないと沈殿物が溜まっておりこれを階段を昇りながらウォーキングしている主婦の如く腕を振りながら10階まで行くといい感じに沈殿物が溶けているのである。
最近遂に通っている店のパートのおばちゃんに「ミルクティーの人」みたいな認識をされている様子で、キャラクターがプリントされていようものならそのキャラクターに対してのコメントをいちいち頂戴する様になってしまった。
今日はそのおばちゃんとは別のおばちゃんと心温まるかどうかと問われると某エリカ様的に言えば「別に...」なエピソードがあったのでそれを記したい。(「別に...」騒動を2014年の後半に引っ張り出す姿勢を評価してくれ)
ある日、僕は先述のパターンで非常階段を通っていた。
何階だったろうか、主婦の如く液体の入ったペットボトルをダンベルの様に振り上げ階段を昇っていると、ビルの清掃員のおばちゃんが非常階段の踊り場の電球を取り替えようとしていた。
そのおばちゃんは非常に小柄で危なっかしく、僕は同じく小柄な実家の母(片道260円の距離に住んでいるけど半年くらい会ってない気がする。我が家は割とドライなのだ)を思い出し、小柄繋がりでこれを親孝行にカウントしてくれないかなぁと思いながら「手伝いましょうか?」と言ったのですね。
するとおばちゃんは『私が視えるの!?』みたいな顔をしてからお礼を言って蛍光灯を僕に託した。
霊的なリアクションを取られて一瞬怖かったものの、快く手伝う僕。背景、母上様。お元気ですか?僕は相変わらず善良な社会人してます。
おばちゃんは、一仕事終えて立ち去ろうとする僕を呼び止め、のど飴をくれた。
そして僕が受け取ったと同時に何か色々喋り始めたのだ。
立ち去るに立ち去れない僕は、適当に相槌を打ちながら考えていた。
関西のおばちゃんは常識とまではいかないもののかなり高い確率で飴を装備しており、友好の証に相手にあげるという性質がある。
テレビで観た話を鵜呑みにすると、相手への評価により飴のグレードが変化するという事だけれど、年代としても性別としてもその土俵に上がることの出来ない僕には都市伝説の様なものだ。
しかも僕は生まれてこの方のど飴しか貰った事が無い。どういう評価なんだろうか。ヴェルダースオリジナルを貰った事が無いので特別な存在でない事しか解らない。もっと声を張れ、とかそういうメッセージでも込められているんだろうか、などなど。
そしてふと興味本位から「おばさんは飴を交換するんですか?」と聞いてみた。
おばちゃんは少し考えてから「このビルでは清掃員がもう私しかいなくてね、昔は安藤さんと交換してたけど」と応えてくれた。
思ったより切ない話を引き出してしまった。安藤さんって誰や。
交換する、と言う事実だけに着目してひとしきり感心した後、「嫌いな人に飴あげる時って安いやつにしたりしますか?」と聞いてみた。
おばちゃんは笑いながら「そんなん、せえへんわ。でも安藤さんに貰った飴は別の人にあげたりしたなぁ」と教えてくれた。
安藤さんめっちゃ嫌われてる。
会った事も無い安藤さんの評価に心が痛い。
自分からは平等に接するけれど、貰ったものは評定通りの処理をする。京都も真っ青の本音と建て前っぷりが怖い。
休憩のつもりが思わぬダメージを受けて僕はおばちゃんに別れを告げた、と言う出来事がありましたよって報告でした。
長い。


あとこれを書いている間中、通っている美容室のアプリの販売商品ページに商品がアップされ続け、全部追加してから更新すればいいのに一品毎に更新をしているらしくブーブー通知が鳴りやまなかった事に狂気を感じた。
そのアプリは1日1回開くとスタンプが貰えて、それを集めると割引サービスなどをして貰えるのだけれどカットだけの客単価低い人間が使っていいものか毎回悩んで、悩んでいるうちにクーポンの有効期限が切れるのを繰り返している。
お洒落とは日々忍耐なのかも知れない。
もしかしたら「お前はお洒落から遠い所にいるからこれでも喰らえ」と言うものすごく遠回りな嫌がらせなんだろうか。泣いちゃう。


またー。