02.04(日)
朝ランニング。スーパーで買い物し、鶏ハムを作る。
AmazonプライムビデオでA24が関わっているオリジナルのカートゥーンアニメを見始める。その国の常識と世間一般の良心を照らし合わせると後者の方が突拍子もなく感じる、みたいな作品で中々えげつないなと思った。
ヒグチアイさんのライブに行く。
彼女の曲よりも先に吉住さんのラジオで語っていた言葉から入ったので物販でZINEを3冊買った。ライブで紙だけ買うのは生まれて初めての経験だった。
言葉から入って、そこに絶対の信頼がある。曲も凄く良いので言ってるうちに追いついて来そうではある。
ありそうでなかった明るさと、カウンターがベースの鋭さを感じる。
あくまで自分を通してのみ見ている表現に大いに励まされるし、心からの頷きを返しながらライブを満喫した。
レコ発なので新譜中心の構成だったけど、そうでないライブも観てみたいと思った。
伊藤大地さんを久々に観た。人生で一番遭遇率の高いドラマーは彼かも知れない。
そして、いつ観ても紹介されるより先に伊藤さんじゃない?と思うのは凄い。
同じマンションの住人を外で見かけたくらいの気軽さで接するのは申し訳ないくらい好きな人だ。
02.05(月)
客先で強風と雨に降られて疲れた。
02.06(火)
帰りの駅で突然見知らぬ女性にリュックの肩紐を掴まれてビックリした。
改札から駅に入ったばかりだったけど、痴漢冤罪やセミナーやマルチの勧誘が頭を過ぎった。
執拗に「待ち合わせてますか?」と聞かれて、予定はなかったので正直に「してないです」と何度も答えるうち、とりあえず冤罪の線が消えたのもあって少しホッとした。
恐らくマッチングアプリの待ち合わせをすっぽかされたのか、アプリの写真が自分に似ていたので「こいつだろう」と声を掛けたのだと分析した。
滅茶苦茶怖かった。立場が逆なら即通報だと思うんだけど、この怖さが人に正しく伝わる気がしない。
人違いで襲われたり、晒されたりする事もあるのかなとか、誰か僕に敵意を持っている人が僕の写真でアプリに登録して嫌がせしている事もあり得るのかなとか、そういう事を考えながら帰った。
02.07(水)
他支店の自分と同じ仕事をしている部署の仕事の効率が壊滅的なので激怒している。
機会損失でビルが建つ、という次元で、いや寝る間も惜しんで働けなんて絶対思わないけど、普通にやってりゃもっと楽に進められますよね、定時で毎日帰りませんか?というのがあって、そういう楽して稼げるバイトないかなぁみたいなムーブでいられるのが羨ましいやら腹立つやらで困った。
02.08(木)
人に苦言を呈するのが苦手だし、人を怒るのも苦手だし、人に怒られるのも苦手なので前日の件を優しく伝えるのに苦慮した。別に得意な人なんていないだろうけど。
02.09(金)
日記書かず.
02.10(土)
世界一美しいと言われる庭で暮らす絵本作家の人がアメリカにおり、その中で暮らすってどんな気分なんだろうとぼんやり考え続けた。
この話をした時に「じゃあ、その人はそれ以上に綺麗な景色は見られないって事だよね」みたいな事を言われたことがあって、美しさが一つしかないのは寂しい話だなと感じたのも思い出した。
少し遠い距離を歩いてロイヤルホストに行った。
道中、梅が咲いていた。
ユニークな施設名や店名の看板を見かけると、何故そうなづけたのだろうと考えてしまう。
この日記から連想して短編を書きました。
ミスマッチング(2024.02.04〜02.10)|大きな小皿
またー。