たまたま通りがかった餃子の王将の狭い駐車場でテスラが一生懸命に駐車のため何度もハンドルを切り返しており、規格が違う世界で美学を貫く苦労があるのだなと感じながら眺めていたが、僕からすると大変に優秀で面白く、あまりに出来過ぎた部下と話している際に「そんな風に言ってくれるけど結構苦労しちゃってるんですよ」みたいな事を言っていたのを思い出した。別に何事も上手くこなせてしまうとか思っていた訳でなく、努力も出来て素敵だなと感じていただけなんだが嫌味っぽい響きを受け取ってしまっていたら誤解だという弁明はかなり余計だった様で「嫌味っぽさを勝手に感じ取るように見えますか?」的なお叱りを受けた。
自分の気持ちが正しく伝わっていて良かったような、それを信じきれず蛇足で損をしてしまったような、何とも難しい出来事だったが、少なくとも好かれていて有難い。
自身では何がそんなにいいのか解らんが、もうちょい頑張ろうと肝に命じている。
そんな中で社会人になって初めての上司と同期と後輩でご飯を食べた。
初めての上司はキチンと尊敬しており、自分が同じ立場になった今、キャラ付けで真似てしまっている節もあって気恥ずかしい。
影響を受けまくっているし、本当は色々相談したいが、辞めた=卒業だと思っているので貰ったカードを駆使してやってますという感じである。
同期は年に一度くらい3・4時間近く愚痴を聞く間柄なのでまあ仲は良いんだと思う。カフェをハシゴしても尽きない愚痴のバラエティには目を見張るものがあり、毎度特番を観ている高揚感がある。
後輩は人生初の職場の後輩なんだけど年上で、そう言えば人生初の部下(後輩の同期)も年上だった為、先輩風の吹かせ方も解らず、随分と可愛らしい微風(扇風機でいう『ゆらぎ』程度の風量)だったろう事が彼らの遠慮のない態度から透けるが、未だにガンガン何でも自発的に話しかけてくれるので嫌な先輩ではなかったんだろうと安堵している。もう少しリスペクトを感じさせてくれると有難いが、白状した年収を連呼する嫌な飲み会ムーブのコーナーを瞬間的に設けるなど、エンタメに特化した後輩力には驚かされた。
今の部下に「下の子にとにかく優しい」と評価をして貰えるが、完全に前職の上司や先輩による影響が大きく、何だかんだ良い職場に新卒で入れたんだろうと改めて痛感した。
そこで真っ当に育つだけの努力を惜しまずに頑張れたことは自身の才能と胸を張って良いと思うので、まあ僕もまた凄いんだということにしておきたい。
そういう姿を見て「頼りになるかは別として良い奴なんだろう」と後輩も思ってくれていたから今の関係があるんだろうし。多分。
そして前職は労働時間が桁違いに長かったので過酷ではあった。
今日の自身を支えるタフネスさは、そんな全寮制のスマホ禁止の野球強豪校的なエグい拘束時間に耐え抜く過程で身についたものである。
良いか悪いかで言えば両方だが、社会を知らないタイミングでしか受け入れにくい鍛えられ方なので長い目で見ると良かったのかも知れない。
最終的に冗談抜きでまた一緒に働けたらいいね的な話をして解散した。頼れる社会人であると互いに思えている関係性は尊いものだと思う。
またヘラヘラした感じで会いに行ける様にやるべき事をしっかり積み重ねていかないとなと思いながらマユリカのラジオを聴きながら帰ったが、内容がずっと包茎手術のレポをする回で完全に選択を間違えた。先が思いやられ過ぎてクラクラする。
どの回でも正解じゃなさそうだが面白くはあった。とんでもないトピックでも面白いのは本当に凄いとは思う。
またー。