性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

屈強な外人部隊がワッフルワッフル!ワッフルワッフル!

金曜日、バタバタと仕事をして帰ろうとした瞬間、先に帰ったはずの上司から連絡。

同期と飲んでいるので来ないかとの誘いを受け、要するに同期が人質に取られたようなものなので仕方なく向かう。

最近「名探偵コナン〜迷宮の十字路〜」がずーっと観たくて今日はチャンスではと思っていたので落胆気味ではあったものの、同期とはあまり同じ案件を担当することもないのでゆっくり話せて良いかと割り切る。

店は美味しかった。美味しい料理に罪はない。

いい加減、美味しかった店の記録を残さねば忘れていくと思い、某グルメアプリをインストールして記録する。店主の顔が怖過ぎて死を覚悟した。

運動の話をしていて、最近軽めの筋トレを続けているという話をした。

筋肉が若干育ってきており(あぁ、可愛い我が子よ…)、それを触ってふふふと悦に浸るのが大好きなんだけれど、別に筋肉を人に見せたい訳ではないという旨の主張をしたらば、「普通にヤバイ人の発想ではないか」と指摘されたのが普通にショックであった。

所詮あと10年もしないうちに僕の人生からフェードアウトしていく上司の意見は仕事についてのみ拝聴する事とする。

そんなことより、筋トレ習慣が続いて、もし腹筋が割れた時、自分の腹筋が6つじゃなくて4つとか8つに割れてたらどうしようというのが怖い。その辺はもう才能みたいなものだと思うのだけれど、何となく6つに綺麗に割れて欲しいなど鬼が笑い過ぎて鬼の腹筋も割れてしまう程に時期尚早な悩みを抱いている。バカである。悩んでる暇があったらさっさと身体を動かせ。

ただ、胸筋が比較的育ちやすいせいかTシャツ1枚だと少し盛り上がっているのが判る様になってきてしまっており、筋肉人に見せたくない願望が悲鳴をあげている。ややこしい性格である。もういっそ着ぐるみでも着て生活した方がいいんじゃなかろうか。ゆるキャラグランプリに俺は、出る。

あー見せたくない。暑いからしゃーないと言え見せたくない。別に見たくもないじゃないですか。ね。好感を抱いていない平民の筋肉なんて筋張った肉じゃないですか所詮。いきなりステーキですよ。満腹なのにいきなりステーキが肩組んでくるようなもんですよ。だから暑苦しいとか思わせたくないっていうか。

都合良くアニメ「DIVE!!」の登場キャラみたいな意味不明な細マッチョになんねーかな。あんな華奢な肩と細腕とゴボウ足で腹筋だけ立派に8つに割れてるって何だよ。どうやって鍛えてんだよ。今鋼の錬金術師観てるんだけど、もうそれに出てくるキメラとかホムンクルスなんじゃないかな、DIVE!!のキャラクター。作品間違えちゃってるよ。表情の浮かない感じとかハガレン向きだもん。青春モノにしては全員目が暗過ぎる。大丈夫なのか。そしてDIVE!!はあんな感情の数が少ない水着姿の10代ばかり描いてて大丈夫なのか。作画担当が10代どう過ごしてきたのか大きなお世話ながら気になるレベルでヤバイ気がしている。もう続きを観るのが怖い。

そう言えばアニメなんですけど、率直に言って、近い将来10代向けのアニメは死滅すると思ってるんですよ。

最遊記魔法陣グルグル封神演義

過去に人気があってアニメがそんなに印象に残ってない作品(どの作品も主題歌が素晴らしかった記憶はある)を新しく放送してくれることがとても嬉しいんだけど、もう完全に20代半ば〜30代がターゲットじゃないですか。

もう金を落としてくれるファン層掴むにおいて確実に計算できる方法はコレしかないと思う訳で、アニメってメインターゲットでない事への背徳感がまた良いスパイスになりがちだったタイプなので、このスゲー遠くからバッチリ目を合わせて指差したままギラついた笑顔で真っ直ぐこっちへ歩いて来る感じのリリースはどう接して良いかまるで解らない。有難いんだけど。有難いんだけど、僕は困惑している。

下の世代にその作品が如何に良かったかって説明したくなる気持ちは解るんだけど、「お前の青春なんて知らねーよ」ってmixi時代とかに感じたこと皆忘れてません?大丈夫?繰り返しになってない?

誰だって気に入ったら何も言わなくたって観てくれるし読んでくれるし好きになってくれるんだから、あんま期待せず待ってようよ、というのが僕の意見です。

あれ?何の話だこれ…筋トレ…上司との飲み会…。

 

土曜日、淀川花火大会をみる。

煙が凄かったものの、花火大会に参加するのも何年振りか解らないくらい久々なのでそんなものだと思っていたら、 例年になく煙が凄かったらしい。

花火はもう僕の記憶にある花火ではなくなっていた。立体的で、バリエーション豊かで、本当に美しかった。似た様なモン何万発も打ち上げて何が楽しいんだよって思ってたけどストーリー性すら感じさせる展開に完全に打たれた。

次は3年後くらいに観たい。

 

日曜日、朝からマクドナルドに行く。

ハッピーセットのおまけ(主役?)がミニオンになっており、その中にある筋トレミニオンが欲しくてたまらなくてハッピーセットチャレンジを試みるも、舌を高速で出し入れする事が出来る、顔といい挙動といい完全にイジリー岡田さんとしか言い様のないミニオンを貰い受けるに至る。絶対これ作った奴、イジリー氏のファンだろ。 

teraokaさんという、とても好きな犬の絵を描く方のグッズが心斎橋の本屋で委託販売されてるとの事でクッソ炎天下出掛ける。命懸けだと思った。

HP回復を図る為、ベルギー人が焼く本物のワッフルを食べさせてくれるカフェに避難。

メニューはポテトとワッフルとベルギービールとドリンク類のみというスッキリした構成で、あまりに美味しそうだったので1600円もするビールを注文し、ビールを頼むならとポテトを注文した。肝心のワッフルは最後にお願いする展開となった。

1600円のビールは、普通に僕の経済力ではドン引きの域ではあるんだけれど、体験せずにドン引きしてるのはただのクズだし、単純に外がクソ暑くって冷たいビールが飲みたい気分だったので挑戦してみた。

信じられないくらい香りが良くて、後味が美味くって笑ってしまった。「後味が美味い」って表現凄くないですか?意味わかんなかった。ずっと飲んでたかった。

たまに飲みに来ようって思った。ネットの酒屋で取り寄せれば確かに安く手に入るかも知れないけど、教わったことに感謝してまた来て飲むのも大事な気がするし、何より贅沢な気もするし、洗い物もしてくれるので店は最高である。洗い物してくれるのが一番嬉しい。

ポテトの量は学食かよというくらい多く、本物のベルギーワッフルはサクサクと軽く、どちらも大変美味であった。

HP回復し過ぎて家帰って寝たい気持ちを何発かぶん殴って、目的のteraokaさんのグッズを買いに行った。

Tシャツが展示品以外完売しており、慌てて展示品を購入した。ビールに感動しまくっていたせいで財布の紐がガバガバになっており、予定になかった帽子まで買ってしまう。でも可愛いから。本当に。あまり行かない店舗なのだけれど、この度のお買い物でポイントカードが即MAXとなったので、欲しい人いたらポイントカードあげます。カフェの割引券に出来るらしいです。多分。

散財に満足して帰宅。お弁当の作り置きを済ませ、ボンヤリこれを書いている。

 

名探偵コナン〜迷宮の十字路〜」は結局まだ観ていないんだけど、美味しいもの食べたり欲しいもの買えたりしたから、これ以上得てしまうとやり過ぎ感がある気がする。

お盆休みにでも楽しもうと思う。

 

またー。

 

ルンルンお買い物日記。

突然であるが、最近の買い物が自分の混迷っぷりを示唆している様な気がする。

そろそろ不安を抱き始めているので、文書化して振り返ることで見直しを行いたい。

普段は読んでいる人はおろか書いている自身にさえ暇潰し以上の意義のない長文を投稿し続けている訳だけれど、今回に限っては自身の為になるのではと思っている。

読んでくれる方には相変わらず暇潰し以上の意義はないのでご了承ください。

 

まず、今年に入って後追いでハマったユーリ!!!on ICEに登場する生ける伝説的スケーターであるヴィクトル・ニキフォロフの飼い犬マッカチン(スタンダードプードル。オス。15歳)のぬいぐるみティッシュケースを購入したところからこの流れは始まる。

このティッシュケースは劇中で主人公である勇利がリンクサイドで鼻をかむ際に使われているものを公式グッズ化した商品で、初登場時にヴィクトルが見せびらかしたのに対し、勇利はサラッとスルーした癖にその後普通に使っており、その姿勢に「僕ならもっと喜ぶのに」と若干イラっとし購入に至った訳である。アニメキャラと何を競おうとしているのか我ながらよく解らないんだけど、そんな感じで手に入れた。

フワフワしていて、尻尾や手足にペレット(ビーズ状の重しみたいなもの。どうでもいいけど「びーずじょう」って入力したら予測変換にB'z城って出てきて何処に建ってんだよって気持ちで一杯になった。マジでウルトラソウル)が入っていて作りもしっかりしている。単純にぬいぐるみとして完成度が高いので、ティッシュケースであることを忘れて抱きしめて箱をバキバキにしてしまうこともある。

どれくらい可愛いかをこれ以上正しく伝えられる自信がないので実物を見てくれ。

 

ユーリ!!! on ICE マッカチン ティッシュケース

ユーリ!!! on ICE マッカチン ティッシュケース

 

 

 「アマゾンの商品を簡単にブログに貼り付けられます」という機能を使ってみたかったのでやってみた。

安心して欲しいのは、コレを何百回クリックしたところで僕には何の見返りもないという事である。アフィ?なんでしたっけ?をする気力も野心も無いので、そういうのを毛嫌いする人も安心してカートに入れて購入したら良いです。

話が逸れたけれど、滅茶苦茶可愛い。

基本的にコスパって言葉に結構な確率で腹が立つんですけど、言っちゃう。コスパが良い。

ぬいぐるみとして完成度が高い上に、ティッシュケースという実用性も備えている。そして、ケツ穴まで備わっているので、無性につつきたくなる逸品である。

ただ、この商品が優れているというのとは別の話で、アニメグッズに実用性を求める奴は大体「2WAY」とか「3WAY」を謳う便利グッズを買っても使いこなせないタイプだと思っている。ソースは僕。皆が同じ穴のムジナであればいいのに。

 

 

次に購入したのは「インターネットで見たことあるおもしろ画像」を駆使した全面プリントのTシャツである。

誰かが投稿した画像を誰かがおもしろ画像にコラージュし、それを誰かがTシャツにするという、権利?知らない言葉だ…感のある勢い重視の商品である。

これもまあ、上手く伝わらないんでリンクを貼ろうと思う。

 

 

これも何回タップしようがクリックしようが僕に利益は生じないので、まずは、まさかの 「色」の選択で「柄」を選ばされるぶっ飛んだ仕様を堪能して欲しい。

色違いの解釈が「遠くから見たら何色に見える」くらいザックリしているのか、そもそも柄という概念がないのか定かではないが、とにかく「どっかで見た」のオンパレード。

お祭りやコンサート会場周辺で売られている非公式ブロマイドと似た怪しさを身に纏う事が出来る素晴らしい商品である。

ちなみに僕が選んだ「色」はコレである。

f:id:oka_p:20170805084107j:image

最近、別の「色」をプレゼントとして貰ったという人とサシ飲みをした際に「ハズしとして使えるかなと思ったんだけど、想像以上に主張が激しくてマジで着る機会がない」という話をした。

僕も彼も写真を撮る為に着て以降、着用していないという意見で一致した。カーディガンの季節になったら一度挑戦してみようとは思っている。

何となく買ってしまう価格帯と妙に惹かれる謎の魅力を備えている上、発送元が上海だったりするので、そもそもちゃんと届くのか(届きます!)とかちゃんと指定した「色」が届くのか(届きます!)など無駄なスリルを味わうことも出来るエンタメ性に富んだ逸品である。

意外と着心地が良いところも笑ってしまうので、是非買い物というアトラクションを体感して頂きたい。

 

 

最後に紹介するのは、発売されたばかりのバルーンチェアである。

そもそもバルーンチェアってなんぞ? という想像力をどこかに忘れてきた方のために説明しておくと、空気を入れて膨らませる椅子である。略して空気椅子である。急に語弊がある。

浮き輪の椅子バージョンだと思って頂いて構わない。今回紹介する商品は水に浮かべるなって滅茶苦茶書いてあるけれど。

その名をブルーナボンボン。例のミッフィー界隈のやつである。大体想像つくだろうけどリンクを貼っておく。様式美である。

 

 

ブルーナ ボンボン

ブルーナ ボンボン

 

リンクを貼ったものの、アマゾンは最安値ではないので万が一欲しくなった人は別の販売店を検索して欲しい。

僕はあまりの可愛さにヨドバシの予約販売(1人につき1点のみという条件がついていた)で購入した。買ったことを完全に忘れていたので1ヶ月後くらいに届き、何が届いたんだと驚いてしまった。

このブルーナボンボン、バルーンチェアなので空気が抜かれた状態で届くのだけれど、そのウサギのミイラさたるや笑わずにはいられないシュールさである。

購入者は、そのウサギのミイラのケツ穴に付属の空気入れを突っ込んで必死に膨らませ、蘇生させるというミッションに挑むことになるので「頑張れ!」「今助けてやるからな!」「生き返れ!」など口にしつつやると楽しい。

 しかもコレ、90kgまで重みに耐えられるという優れ物なので一般成人男性が座っても大丈夫なんである。凄い。座れない奴は体格に恵まれた人か痩せた方がいい人である。前者であるといいね。

ただ、SNSで検索してみると皆子供の為に購入しており、子供が満面の笑みを浮かべブルーナボンボンで遊んでいる画像がバンバンにヒットする。僕の様に自分のために購入したという人は少なく、世の中は捨てたものじゃないし自分はメインターゲットでは無かったのだと思い知らされて切なくなった。

あと外国のヨーグルト風味のお菓子みたいな匂いがするので、そういう匂いが好きな人にも大変オススメである。

座り心地は別に良くはないけれど、椅子だとしてもこの商品に関して言うなれば肝心なのはそこではない。可愛いは正義なんである。

時々、思い出した様に跨り、遠くを見つめるなどして活用している。得るものは特にないけれど、少し心が穏やかになる気がするのでオススメしたい。

  

 

ザッと書いてみたものの、やはり購買意欲といい趣向がバカになっている気がする。

高額商品はないので、家計に打撃を与える程ではないものの、この頻度が高まり過ぎると家がキディーランドみたいになってしまう可能性があるので注意せねばならない。ストレス発散が迷宮の十字路(クロスロード)している。真実はいつも1つ、なんやて工藤、である。

問題なのは全商品を完全なる素面で購入している所で、そこに狂気を見出していることだと思うので今後は積極的にアルコールを摂取した状態でネットショッピングに勤しむなどの対策を講じたい。

今後も己の動向に注視しつつ、少しでも平穏無事な人生を歩める様になんやかんやしたいし、実際書いてみると引くくらい冷静になれたので、最低限の役割をこの記事は果たしてくれたと思っている。

ありがとう文字、ありがとうはてブ

何だこの終わり方。

 

またー。

 

買い食い禁止を破るとエレベーターに乗せて貰えない校則。

最近ずっと自宅マンションのエレベーターに嫌われている。

ウチのマンションは、主に人を乗せる用のエレベーターと人も乗れるけど引っ越しなどはこちらを使うようにというエレベーターの2機が隣り合って常にスタンバっている。

この2機の大きな差はその役割ともう1つ、エアコン付きかどうかと言う点がある。

人専用機は非常に快適で、冷静になると階段は使わなくていいわ冷暖房まで完備していて快適だわと、滞在時間数秒なのにここまでする必要ある?くらいのハイスペックである。

一方、人及び引っ越し用のエレベーターはなんの変哲も無いエレベーターである。空調はない。ポピュラーなエレベーターと言える。

この2機のうち、ハイスペックかつ快適なエレベーターに嫌われている模様である。

全然乗せてくれない。毎回見兼ねて普通の方がやってきて僕を乗せてくれる。

普通のエレベーターに乗れるんだからね、充分と言えば確かにそうなんですよ。独り暮らしをしていた時も、実家でマンションに住んでいた頃もエレベーター無しの物件で、それの4階に住んでいた事を考えれば大出世にて大栄転ですよ。呼べばエレベーター来るんだもん。スゲーよ。

でも、こう、真横に更に快適なエレベーターがあって、周囲の人は普通に乗ってるんですよ。毎回停まってるフロア違うもん。

それを目の当たりにしちゃうと、何で自分は乗せて貰えないんだろうって思うでしょ。僕だって人間だもの。

季節は夏。蒸し暑い中を歩いて帰って来た訳で、家で涼む前に粗熱がね、取れたら有難いじゃないですか。何となく。光熱費云々なんて微々たるアレじゃなくて、気分の問題として。

で、それを満たしてくれるエレベーターがあるんですよ。確かにそこにある。

でも、あるのに乗せてくれない。

もうこれ、エレベーターによる住人の差別かつ虐待だと思うんですよ。このブログを読んでいるエレベーターメーカー及びエレベーターの方はね、本当にこういう非道な行いを正していって欲しい。

業界ってやっぱり内側から変わるのが一番健全だと思うんで、そこのとこマジよろしくお願い申し上げます。

どうか僕も涼しいエレベーターに乗せてくれ。たまにでいいから。

 

似た話で、ここ半年程、買い食い・食べ歩きをしようと言う欲望がピークに達し、実行に移した際にかなりの高確率で雨に降られ、傘と荷物で手が塞がり食べ歩き出来ずに持ち帰るという展開に陥っている。

略して「買い食いしようとすると雨が降る問題」である。まだまだ省略する余地はありそうだけど考えるのも億劫なのでこの長さでいきたい。

大した問題でないのは間違いないのだけれど、こちとら買い食いでストレス発散と空腹解消及びカロリー摂取を兼ねているので家まで我慢を強いられるというのはストレスの上塗りにて飢餓への一歩である。ガッカリさも相まってテンションが急降下である。

家で食べれるからいいじゃん、と自分でも思うけれど、帰宅中に食べるのが楽しいんである。些細な非日常感に特別さを見出す省エネ大賞である。今自分をすごく褒めたんだけど照れが見える分だけマジで恥ずかしい。損な性格である。

しかし、これだけ高確率で雨を降らせるに至る僕の買い食い欲である。これを有効活用する術を世に提唱しておきたい。

例えば水不足の地域は僕をバイトに雇ってもいいかも知れない。ピンポイントで雨を降らせる才能に長けている僕を呼べば欲しい場所に雨を降らせるだろう。

ただし買い食いの意欲がピークに達する周期が自分でも解らないので、その間の時給及び住居を支給して頂きたい。この際、あまりに心満たされるほどの待遇を用意すると一切のストレスから解放されてしまい、買い食い欲が全く高まらず雨が降らないという事態が想定される。逆にストレスを与え過ぎるとお爺ちゃんが田畑の様子を見に行く隙すら与えず河川を決壊させる可能性もある。難波の淡水リバイアサンとは俺のことだぜ。多分。

まぁ、その辺のコントロールは各々細心の注意を払ってなんとかして頂きたい。僕は知らん。正直、自分のことがあんまり解らん。大体マジで何書いてんだろうなと半ば呆れながらこれを書いている訳だし。

とりあえず、如何であろうか。

ジンクスに賭けるロマンチックさと成人男性1人の所得に貢献出来る上に、上手くいけば水不足を解消するかも知れない夢のようなプランである。勤務地と待遇を明記の上、事務所にバンバンご応募ください。これから所属させてくれる事務所及び敏腕マネージャーを探すんで。

 

またー。

カフェ行き過ぎ日記。

何となく会話の流れで夏目漱石の「こころ」の話になったので読み返してみたら絶望が深々とバーストしててゾッとした。

主人公側で読んでいたハズが完全に先生側に視点が移っていてショックだった。脆弱な贅肉の様な絶望。ブヨブヨしていて冷たくぶ厚い。年々、徐々に感情が固くなる。色んな物事から外れていきたい願望が強くなる。このままでは、いつか動かなくなるのではという恐怖がある。

いや、勿体つけて格好つけた書き方だけど、何かもうそういうのって飾り一杯付けないとめっちゃ迫ってくるから。寄ってこない様につける、熊よけの鈴みたいなものだと思う。

夏目漱石宮沢賢治も、希望の描き方がほんのりしていて絶望の方がどれもこれも色濃い。青空文庫に格納されてしまうくらいの作品はそうなのかも知れない。時代なのかな。

だとすれば、希望も絶望もカジュアルダウンされ始める時期がどこかにあったハズであり、カジュアルダウンされたからこそ誰でも直感的に楽しめる様になったのだと思えば現代は良い時代だなと思う。ジーンズメイト的な希望。ライトオン的な絶望。

選択肢が増え、生活は満たされ、身近に感じられる中での想像できる非日常が不幸と死以外にも溢れている。

僕はと言えばボンヤリ、基本、運だけで生きている。

 

水曜日は、仕事帰りに元同僚と飲みに行く。

いつも「お前は大丈夫」と放っておかれる僕の身をものすごく真剣に案じてくれる数少ない存在で、僕も同じくものすごく真剣に案じているのでお互い様である。何だかんだいつも心を軽くしてくれる。優しいから優しくしたくなる。

旅行のお土産と称して20cm近いくまモンのぬいぐるみキーホルダーを貰う。何でだよ。

送り主は、お土産にぬいぐるみなんて重いかなとマジ今更に心配していたけど、僕としては嬉し過ぎて困った。マジでこんな大きなぬいぐるみ貰っていいの、という感じ。

僕はぬいぐるみと会話しないけれど、アマゾンプライムで動画を見たり、ボンヤリしている最中にぬいぐるみを弄ぶ癖があるので個体数が増えるとバリエーションが豊かになる為、大変有り難い。

くまモンの白目がちな瞳は、意外といくら眺めても飽きない。一気に好きになった。

まあ誰に貰ったかがぬいぐるみに対する好感度の鍵な気もするので、元同僚がとても好きなのだと思う。どうか幸せに暮らしていて欲しいし、願わくばいつも笑顔でいて欲しい。

互いにウケを積極的に狙い間抜けな話を沢山して、結局終電で解散。

 

金曜日は、前職の会長にちょっとした用事があり有給休暇を取って会いに行く。

早めに家を出、在職中には一度しか行かなかった人気のカフェでアフタヌーンティーを食す。

サンドイッチ、スコーン、ケーキ。

いくら格式高く、煌びやかで、甘く、美味であっても所詮は粉もんである。はち切れんばかりに満腹になり塩気が欲しくなった。

その後、腹ごなしに散歩をし、別の店でまたケーキを食べる。

来ようと思えば難なくいつでも来られる立地にあるものの、肩の力を抜いてヘラヘラっと訪れる雰囲気の店ではないので重い腰がなかなか上がらない。

美味しいと思っているし、とても好きなんだけれど、中々足を向けることが出来ない。求めたものを提供してくれる代わりに、こちらも何かしらの基準を満たし貢献する必要がある、と人気のカフェなどに行くと強烈に感じることがある。感じたことがない人は、それを事前に満たせているか、はたまた満たすことに快感を感じるタイプなのだと思う。

圧倒的アウェイ感。でも好きだし、食べている間は単純に幸せなので定期的にケーキを食べているし、今後も食べ続けるだろう。変なの。

まだ時間を持て余していたので更にブラブラした後に気になっていたけど入ったことのないカフェに思い切って入る。

絵と楽器に囲まれた、随分とまあのんびりしたお店だった。手で挽かれた豆で淹れて貰うアイスコーヒーはアッサリしていてミルク欲しい派の自分ですらブラックでスルスル飲めて何だかホッとした。

華やかなディナーもいいけど家で食うお茶漬け最高、みたいな気分。とても入り辛い佇まいだったけど、在職中に来れば良かったなと思う。まあ日常から切り離されて初めて思い切れたので勤め続けていれば引き続き通り過ぎる日々だったとは思うんだけど。

前職の会長と話して、同僚とも話して、用事が終わるとまた塩気が欲しくなり、ファミチキを買い食いして帰る。

大阪の、動きのない汚れた水の匂いが立ち上る夕方の空気を吸い込むと、何故だか自分の存在が薄くなる感覚に陥る。透けて見える。キツい。

 

休日も平日も、アニメなど観る。

最遊記ルルーシュデスノート、ユーリ!!!on ICE、幼女戦記などで美形の悪い笑顔が大好物であるとハッキリした今、賭ケグルイがアツい。後追いになるけれど楽しみたい。

家で時折観るゴシップガールという海外ドラマの主人公が嫌い過ぎてヤバイ。自由で人をブン殴りながら被害者面でいるのを目の当たりにする度、自分がそうなってしまったらどうしようと不安になる。

それにしても、こんなにフィクションの登場人物を嫌えるなんて思いもしなかった。ウケる。

 

またー。

 

人類よ、鰻のタレご飯を守れ!!

相変わらず帰宅すると急激に手足が浮腫む。

家に帰る際は大体お腹が空いているので、クリームパンの様にパンパンになった手を洗いながら「今なら清潔だから喰えるんじゃないか」という気持ちになる。

随分とまあ、陰鬱な気持ちになるクリームパンである。

 

散々危惧されており、周期的に話題に挙がる鰻絶滅危機問題が今夏もアツいのだけれど、僕も非常に危機感を抱いて鰻の運命を注視している。

鰻丼ではなく、鰻のタレご飯が好きだからである。

世の中的には、鰻が絶滅すれば鰻のタレを売る必要は無いのである。鰻が絶滅した場合、その後を追う様に鰻のタレもヒッソリ姿を消すだろう。僕らにサヨナラも告げずに、忽然と。それが自然の摂理であると理解はしている。でもそんな事って、寂しすぎるよ。僕らはまだまだ君と一緒にいたいんだ。

鰻が無いのにタレが売っている、という構図は流石にこの立場からしてもピンと来ないものがあるが、我々、鰻のタラー(鰻のタレ愛好家の意)としては鰻のタレの販売をどうにか続けて欲しい。勿論、鰻が絶滅しない及び万が一の際も鰻っぽい何かが食べ継がれる形でタレが存続してくれたらと願っている。

全く不謹慎かつ本末転倒な主張ではあるものの、死ぬ前から死んだ後の事を考えて保険に加入する日本人がそれを批難するのは腑に落ちない。代用品は保険である。タレが一般に存続する為の。

鰻のタラーの中でも派閥はあるので全員がこう思っていると勘違いされては困るが、僕にとっての鰻丼の主役は米である。米を美味しく、より多く食べるおかずとしてタレがあり、その食感のアクセントとして鰻が採用されただけなんである。完全に「卵が先か鶏が先か」の様な口ぶりであるが、成り立ちを度外視しているという認識はあるので安心して欲しい。

単純に味覚の好みとしてこの順番なんである。味のついた米をおかずに白米を食べるという構図がとても好きなのである。

広義ではお好み焼きでご飯を食べたり、そば飯と同じ括りだ。それ自体は割とポピュラーな傾向であるのにそれらより圧倒的に受け入れられていない現実と、そのマイノリティー感に対する憤りについてはまた別の機会に書きたい。

ちなみにこの括りにおいてはポン酢かけご飯も好きなんであるが、ポン酢は色々使い道があるので何か1種類、ポン酢をかける対象が滅したところで安泰である。夏はサッパリしたポン酢かけご飯の魅力を実感して貰える季節だと思うので、是非ご賞味頂きたい。

 

話が逸れたが、そういう訳で鰻のタレがとても好きなのだ。

 鰻のタレご飯は貧乏飯にランクインするのが現状である。ここはセレブや芸能人が鰻のタレご飯が好きだと公言(この際、ステマを含んでも良い。生存戦略である)して認知度及びイメージを変えていく必要がある。

まずは星野源斎藤工叶姉妹などSNSが生活の一部になっている界隈に根強い人気を誇る人たちが土台を獲得し、ユーチューバーや子供向けアニメに進出し子供に浸透させる事で未来への種を蒔く。少子高齢化が叫ばれる中、長い目で見れば魅力を伝えるべきはリミット迫る老人ではなく、子供である。子供に普及できれば親も祖父母もついてくる。子は鎹、ここに極まれり。

 

とかツラツラ書いているものの、世の中で売られるということは人の手で生み出せるという意味である。これを勝機かつ商機と捉え、今から美味しい鰻のタレを自作する術を身につけ、ネット通販で売れる様になっていれば全国の鰻のタラー御用達の人気店になれるかも知れない。

研究と試行錯誤を血の滲む努力でもって積めば、将来的に予約殺到で生産が追いつかず、闇レートでもって高値で取引されるくらいになれるかも知れない。

夢は広がる。現実にはやっても個人で楽しむ程度に作るだけだろうけれども。

先にも述べたが、そもそも鰻が絶滅しないのがタレにとって一番安泰なんである。

鰻には本当に頑張って欲しい。何なら捕まらない様に進化を遂げて欲しい。ただ行き過ぎると絶対に人間に捕まらない生き物になってしまい、食べられることもなくなり、人々が食べてきたという記憶を失い、最終的にその為に鰻のタレが世の中から消えるというパターンもあるので鰻の皆さんも人間の皆さんも、本当に程々にお願いしますね。

とある鰻のタラーより。

 

またー。

2017.07.23 オワリカラ、穴あな等を観てきました。(@岡山ペパーランド)

朝、起きて、アニメを二本のんびり観て、新幹線。一路岡山へ。

大久野島蒜山に行こうと思って前日に調べていたのだけれど、始発で出ないと満喫出来そうもないので諦め何かないかと調べた結果、児島に行った。

片道6000円しなかったので(もっとする印象だった)ので金銭感覚がバカになってしまい、色々散財した。疲れた瞬間にカフェに入るなどパリジャンスタイルで過ごした。デブ街道まっしぐら、いい旅夢気分

児島は岡山から電車で2〜30分という印象。観光船に乗れるという前情報により田舎だと思っていたせいか、思ったより都会でビックリした。

瀬戸内海の魚介類が食えると思っていたらマジで一切店がなくて(あっても事前予約のみだった)、諦めて麦茶が入ったコンビニ袋を手に観光船の時間までボンヤリ海を眺めていたら、真裏にあった裁縫工場で働く外国人の人に「何人?」と話しかけられた。日本人です。とても明るい人だった。海鳥じゃなくてカラスにLチキ狙われるよという海感の無いローソン界隈の助言を頂戴する。

乗り込んだ観光船はレトロ喫茶店の様な内装で、トイレが屋外デッキについていると船内放送があり、じゃあデッキ出れるじゃんと思ったら完璧に鍵を閉められ外に出られない様にされていた。マジかよ。トイレ行きたい人たちは45分間の我慢を強いられるエキサイティングな展開。

瀬戸大橋の下をくぐるなどしながら、ちょいちょい多くの人が倒れ悲しみが広がったという趣旨のシリアスなナレーションを聞かされる大変刺激的な航海であった。

思いの外、時間が余ったのでジーンズストリートに綿パンで乗り込んだ。ジーンズストリートにジーンズ以外を履いて訪れると姿をジーンズに変えられてしまい、ジーンズストリートの入り口に吊られゲートの一部にされてしまうという僕の妄想内のみでまことしやかに囁かれる都市伝説を思い出したものの、訪れている人の大半がジーンズでなかったので「お前ら空気読めよ」という気持ちになってしまった。自分も綿パンだった癖に。しかしガチ地元民は本当にデニム率が高かった気がする。地域で広報を担うというかなんというか。

ていうか、単純に衝撃的に過疎っていて切ない気持ちになった。ネットショップが主流の時代らしい風景だった。

この日最初の食事はジーンズの如き真っ青なインディゴソフトクリーム(藍パウダー添え)であった。味は普通に美味しかった。

結局、探し回ったものの瀬戸内海の魚介類を食べさせてくれるお店が存在せず、諦めて岡山まで帰った。安くて美味しいが普通の定食を食べる。

岡山城と超激アツ観光スポット水辺の桃くん像を何年か振りに訪問し、懐かしい気持ちで桃くんを眺めながら気紛れに買ったアンパンを食べる。

岡山駅に戻り、岡本太郎をコンセプトに据えたカフェで桃太郎の鬼ヶ島をモチーフにしたスイーツを食べようと思っていたらまさかの15時で既に売り切れという事態に見舞われ打ちのめされてしまう。ようやく辿り着いた鬼ヶ島が先客により制圧されていた気分。平和が戻って良かったとは思うが、僕の手で倒したかったという気持ちで一杯になり、コーヒーを一杯飲んでさっさと退店した。

この悔しさを晴らさねばならないという気持ちで、岡山に行くと大抵お世話になるケーキ屋さんに行った。近くのスタジアムではJ2所属のファジアーノ岡山の試合が催されており、大変活気があった。

ケーキは相変わらずとても美味しくてとりあえず2個食べた後、もう1つお代わりして食べた。次に来れるのは何年後か判らないので食い溜めである。穏やかな気持ちになる。

1人でブラブラしていたので「次はどうしようかな」だけを考えて一日を過ごせた気がした。これは大変良い。全ての余計な事から解放されるというか。今後も度々機会をこの様な設けたい。

 

ライブ。

 

2017.07.23 @岡山ペパーランド

ペパーランドは音が大きいのに五月蝿くないという格好良い音がするライブハウスなのでとても好き。久し振りに来れて良かった。

※セトリのネタバレにご注意下さい。

 

ふちなし

何年か前にハマって通販をお願いし、送って貰った音源よりもガツンとしているし和のお祭り感があった。生で観ないとわかんない事ばっかりだなーと改めて。

ドラマとベースがガツンとした音を出して、鍵盤が乗っかってくる感じで、自分が普段聴くギターレスによくある鍵盤が目まぐるしく音色変えてノイズバリバリというものじゃなくてリズム隊の勢いに華を添える感覚に個人的には思えた。

 

穴あな

新曲「幽霊船」も含め、どんどん浮遊感と不穏さが増していて根暗ポップが研ぎ澄まされている。カラスは考えるのポップさがたまんない。

随分久し振りに観た気がするけど相変わらずしっかりしてんなーと。

スピード感のピークが1曲に絞られているセットリストの方がその怪しさとポップさのオーラみたいなものがジワジワと伝わって気持ち良い。テレサハウスがこの日の早さのピークで、抑えた分だけ破壊力があった。

ミスターフルスイングで言えば根津みたいなバンドである。

リードギターのフレーズ及びベースのウネウネした所が好き過ぎてやばい。

いつか沸々と湧き上がる浮遊感だけでとんでもないテンションに連れていって欲しい。

 

CHAI

海外ドラマに出てきそうなバンドだった。

磨き上げられたポジティブなセンスでネガティヴを明るく飾って次々差し出してくるスタイル。

演奏力とか歌唱力とは全く別次元の、圧倒的表現力が楽しくてゲラゲラ笑いながら観ていた。

Deerhoof、Cibo Mattゆりやんレトリィバァが加入した様なインパクトであり、それよりも「よくこの笑いに振り切れそうな展開なのにクッソ格好良くかまして踊らせてくれるな」と感動してしまった。ブッキングありがたや。

 

オワリカラ

こんなタイトかつソリッドな音してたっけ?と思わずにはいられない「ドアたち」スタート。半年以上間が開いたから免疫が薄まってしまったのかも知れない。

魔法でも剣技でもなく魔法剣みたいなバンドだなと思った。

「すごいコンサート」は相変わらず人力で完全なる力技なファストっぷりと揺らぎにテンションが突き破れてしまう。

「ペパーランドの深夜族」は相変わらず素敵であるし、これが聴けるなら可能な限り岡山ペパーランドには辿り着きたい。歌われるライブハウスってスゲーな。

結局、リリースツアーとなるに至った新曲は一度も聴かずに当日を迎えてしまった訳なのだけれど、「ベルトコンベアー」がオワリカラ工業地帯の系譜を継ぐ最先端チューンであることを身を以て知る。無機質な工業機械がロマンチックになってしまうオワリカラの魅力、笑ってしまう。その一方でちゃんと正統派にロマンチックな曲もあるんだから反則だよな。

ロールシャッハガイガンなど勢いもそうだけど演奏の安定が凄い。ガイガンが相変わらずのドチャクソ速い展開なのに演奏がどっしり安定しているの矛盾してないか。格好良過ぎだろ。

岡崎京子のキャラクターみたいなCHAIの双子の声と島本和彦のキャラクターみたいに熱血さがあるタカハシくんの声が入り混じるアンコールまでしっかり楽しかった。

 

全アーティスト好きで、そこに来れた幸運を噛み締めた。ラッキー。日頃の行いが良いんだろう。引き続き頑張ろ。

 

またー。

スマホケースがエロい人オフ会。

仕事帰りに髪を切りに行ったら担当美容師に「スーツはエロくて最高」と褒めて貰えた。

まあ褒められたのはスーツなんだけども、そのスーツをね?買ったのは僕なんですよ?つまり?ね?わかるでしょ?僕が褒められたと取ってもまぁ多少は許されると思うんで、それを踏まえてもっかい言いますね。拍手をくれ。

仕事帰りに髪を切りに行ったら担当美容師に「スーツはエロくて最高」と褒めて貰えた。拍手してくれました?どうせしてないでしょ。解るよ、僕ならしないもん。

エロいという評価はこれまでの人生で無かったので新鮮でついつい舞い上がってしまった。少し筋肉がついたのが加点対象だったのかも知れない。ボタンをより多く開ければエロいみたいなのは邪道ですよ。僕は一番上しか絶対開けない。あと関係ないけど何故おっさんはボタン一個で露呈する丸首の肌着を着るんだ。それさえ見えなければ好きなのに!!!みたいなパターンめっちゃある。すまない、これは完全に僕の性癖だ。見える方に適度な枯れ感を感じる層もいるでしょうに。つい熱くなってしまいお見苦しい限りである。

さて、僕自身がこれまで頂戴した評価といえば「意外と歳取ってる」「若く見える」が大半を占める。

これは要するに「年相応感が足りない」「芋くさい」「ダサい」みたいなものを上手いこと言ったという印象を受けてしまい、褒められて嬉しい反面素直に喜べない自分がいた。

スーツっていうのは、結構な割合筋肉と骨格で着るみたいな所があって、どんなイケメンでもスーツが似合わない人は大抵ガリガリだったりする。まあ顔が素敵だからスーツが似合わないからって痛くも痒くもないんだけど(これはイケメン本人が、ではなく拝見させて頂いている身として全くのノーダメージであるという主張。むしろギャップが良いという意味ではご褒美ですらある)、そうでない存在にとってスーツが似合うというのはどう考えてもプラス材料な訳である。あくまで水木さん(水木しげる先生の一人称)サラリーマン的な似合い方でなく、ビジュアル的に映えるという意味での似合い方を成せるというのは大袈裟を承知で言うが救いみたいな所がある。

なので積極的にその言葉に縋っていきたい。意欲的で野心的である。とりあえず身体の線が崩れない様に最低限の運動を怠らない様にし、担当美容師の中だけでもエロいの領域に自分がいる状態を維持したい。

是非とも、ごく限られた人にとってでも良いから、引き続きスーツ姿がエロい成人男性でありたい。本気でそう思っている。

 

何事にも限度があると解ってはいるのだけれど、持ち物を買い換える際に「ベストを更新したい」と思ってしまう節があり、中々買い換えに至らない事が多い。

全ての物がその対象では無いが、ここ数年で言うと財布とスマホケースがそれに当たる。どいらも日常的にどころか使わない日がない為、一日に何度も目にするものである。

財布に対しては「今よりも使い易くお洒落なもの」を、スマホケースに対しては「今よりも可愛いと思えるもの」を欲している。どれくらい強く欲しているかと言えばバスタード、攻殻機動隊などと描き込み過剰派を形成する皆川亮二先生の名作ARMSで「力が欲しいか?」と聞いてきたジャバウォックが聞いた癖にその欲しがりっぷりに退いてしまうくらいに欲している。

しかし理想ばかりが先行してどちらも具体的に押さえておきたいポイントが無い為、候補にすら出逢えないのが現実である。実践を想定しない素振りに何の意味があろうか。

色味も素材も形も全く決めていないので探索範囲を狭めることも出来ず、只々これまでのベストを更新する一品にて逸品に出会いたいと望んでいるのである。漠然とした理想ばかりが積もりに積もってインターネットで叩かれる人たちと全く同じである。

そう考えると急にこのままでは宜しくない、という気持ちになる。理想に具体性を持たせ、研ぎ澄ましていかねばならない。これは暴走すると最終的にはオーダーメイドに至り、感性の自爆を迎える気もするけれど、そこまでいけば諦めもつくのではという説もある。

とは言え現実は日々財布もスマホケースもボロボロになっていくので出会いと選別を待っていられない側面もある。なので一旦妥協し、落ち着いて探せる様に体制を立て直すことも視野に入れたい。とか言ってるとあと3年はかかりそうだけれど、どうにか気に入ったものを手に入れたい。

何だこの中途半端な決意表明。言い切らないなんて実に正直者だなー褒めに値するや。

 

会社の記念品のビール(何の記念かは在籍期間が短すぎてピンときてない)を飲んで酔っ払っているので、気持ちネチネチした文章に仕上がっている気がする。

期せずして手に入ったビールは普段より苦い気がするし、普段より不味い気がする。

自分で買った、もしくは自分で買わせたビールに勝るビールなどこの世にないのである。

 

またー。