性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

///20180204-20180307///

///22:30、類塾のバスのテールランプで滲む/運ばれる未来の数/疲れた窓ガラスが揺れる音/未来の可能性を高めることの意義はきっと/批難している大人こそ身に染みている///

 

///社会から詫び石を貰ってパンケーキが無限に出て来るファミレスに通う/お替わりは3杯までと教えてくれた定食屋はとうに潰れた/苦いものがあがってきてシロップを足して掻き混ぜても/一度濁ったコーヒーはあくまで泥の様/あまりにも簡単で単純なことが眩しくてシルエットしか見えない///

 

///世界が眠って終わらせた昨日を僕はまだ引きずっている/落し物のミッフィが大きな声で喋り立てあらゆる現実に×をつけていく/時間が経てば理想も油が回って半額/大抵のことはコーラで溶かしてきた/団地の陰に生えたキノコを食べてもっともっと遠くまで行く///

 

///ハンバーガーみたいな土曜日のレタスを抜いてくれたら、この怠惰な義務感もクーポンで半額///

 

///君の命が前髪に宿っていた頃、自分の命がどこにあったのか思い出せない/戻りたいあの頃が無くて実家が無い気分///

 

///忘れたことが順番に溶けて積もり形作られた家は/模様替えしてもしなくても大差なくて/それが大切なのにいつだって見慣れないぬいぐるみが気付けばそこにあって欲しい、みたいな生活に憧れてしまう///

 

またー。

補助付き倒立で新世界を見よう!

友人から半月くらい暇なので飲みに行こうという誘いがあり、もしやと思い尋ねるとやはり転職したらしく、それに伴う有休消化期間に突入しているという事であった。

有休消化期間に入ったものは自動的に有休消化機関に属する訳であるが、この機関の名を免罪符に惰眠、暴食、散財を欲しいままにする為、大変恐れられている。どこまで堕ちても「この休みが終わればまた働く」という意思を免罪符に堂々掲げて先に挙げた犯行に及ぶので強く言うことも出来ず、非常に厄介である。

僕も待ち合わせの居酒屋に到着した際、既に彼がビールをグイグイやっており、料理のオーダーも大量に済ませてあるという拷問にも等しい仕打ちを受けた訳であるが、これまでの消耗を労うという意味でも多少のことは大目にみてやらねばならぬという気になり許してしまう。兵士は兵士の気持ちが解るからこそ良き理解者となれる訳であるが、この様な場合においてはただ面倒な絆と成り下がる。

有休消化機関は、より高みを目指し転戦して行く為に籍を置く者と負傷兵となり戦線を離脱して担ぎ込まれた者がいる。後者は特に傷の深さが人それぞれなんであるが、彼もまた後者とのことで慈悲深い気待ちで接してやらねばならぬという気持ちになった。

とは言え、太った男優が本番の真っ最中に他の男優2人の補助を受け壁面倒立を試みるAVを観たという報告と、僕が教えたお洒落な店に彼氏持ちの女の子と飲みに行きなんか面倒なことになったという話はクソどうでもよくて腹が立ったので足を踏みつけておいた。

心の底から不要な情報というのは機密漏洩と同じくらい人の怒りを買うのである。恥を知れ。 

これまでの職場の話、これからの職場の話、生活の話などを聞くなどした。

「実家に帰るんだ、だからお前と飲みたかった」と沈痛な面持ちで告げ語る彼の言葉に素直に感激しかかったけれど、よくよく考えれば彼の実家はこの店から電車で40分の所にある為、全然今後も飲める訳である。機関に属する人間は過剰にドラマチックになる向きがある為テンションを全て鵜呑みにせぬ様、注意が必要である。お前のドラマ、脚本ガバガバだしカメラめっちゃブレてんぞ。何にしてもお疲れ様でした。次また頑張ってまた酒飲みにいこーぜって感じである。

以上、報告終わり。

 

日曜は誕生日であった。

目が覚め、毎週の楽しみであるポプテピピックの最新話をアマゾンプライムビデオで鑑賞し、その流れで何となくアニメも原作も大好きなフルーツバスケットを久々に観始めるとズルズルと8話も消化してしまい、あとはダラダラと昼寝などしている内に夕方になってしまった。

有難いことにメールなどでお祝いのメッセージを頂いていた訳であるが、夕方まで読みもせずに堕落しきっていたので身体が重く、仕方ないのでジョギングに出掛けて8キロ走った。

週2をギリギリキープし、ギリギリ習慣と呼べるまでに続いた運動の成果か、体調や時間帯によってはこれだけ走り続けても大して疲れないし息もあがらなくなって来て地味ながら成長を実感している。

こんな体力つけてどうすんのと思うけれど、例年に比べて大きく体調を崩すことも無くなった気がするので悪いことではないと思う。ただ目標もなく何となしにやっている所もあり悪くはないがそう褒められたものでもないので来年辺りまで続けば格闘技を習ったり競技を始めても良いかも知れない。そこまで行けば成果として分かりやすいし、人に褒められても胸を張りやすいんではなかろうか。そんなことを考える。

人の誕生日は好きだけど、自分の誕生日というのが全然好きではない(祝って貰えるのは大変嬉しいんだけど)ので毎年戸惑う。

自分が積み上げてきた時間が周りからどう見えているのかは知らないけれど、自分の目からはまるで見えない。

フルーツバスケット本田透が「自分はおにぎりで、背中にちゃんと梅干しがついているのに自分では見えなくて、人の梅干しばかり見えるから不安になってしまう、ちゃんと背中に梅干しがついているのに」という内容のセリフを述べるシーンがあり、それがとても好きなんだけど「だといいなー」で足踏みしてしまう。

幼少期からしっかりしてる、優しい、穏やかと言われ続け、まあ狙ってやってる訳でもないからお陰様で実際そういう風に育ったんだろうけど、じゃあ優しくないとされる人はこんな時どうリアクションするんだろうか、そっちの方が楽だったり有益だったりするんだろうかなど悶々と考えてしまうクセが小学生の頃からあり、未だに抜けないでいる。

そう言うことを歳をとったという事実が思い返させるという意味で自分の誕生日はあまり得意ではない。

人の誕生日はバカみたいなテンションで率直に申し上げてめでたいとなるのに不思議なものだなーと思う。

でもメッセージくれた人たちには本当に混じり気なく、どストレートに感謝している。また1年、そういう人たちに恥じない程度には頑張れたらいいなー。

 

またー。

残業代で行く、3泊4日の東京旅行。

金曜、定時退社し、新幹線で東京へ。

定時退社を確実にする為にパンパンに業務を詰めたのもありヘトヘトで、普通車の指定席が軒並み3列シートの真ん中しか空いてなかったのでグリーン車に乗ってしまう。

過去、3列シートの両サイドが控えめに言って巨漢で右は柔道部で左は相撲部の部室かな?という空気感を2時間半に渡り体験させられた事があり、そんな思いをこの疲労で味わったら死んでしまうかも知れないと思ってのグリーン車チョイス。ハッキリ言って痛手でしかなかったけど、快適だし、乗っちゃったんだから仕方ないし、ついでに調子にも乗ってビールを飲んで更に満喫した。開き直りである。

東京に9時前に到着し、乗り換えするなどして在来線の車内で友人と合流。度々長電話をする(今だと電話というより通話と言った方が良いんだろうか。長LINE通話とか)間柄でありながら2人で会うのは愚か、そんなに長く時間を共にしたこともないという事実に夕飯の焼肉を食べながら気付かされる。

そんな人に2日間も泊めてもらうなんて中々に図々しいなと思いつつ、許可してくれたので甘える事にした。

コートに包まって床で寝ようと思っていたのに広瀬香美がスキーで滑りながら大声出しそうなデザインのしっかりした寝袋を貸してくれてハードボイルドorスラム街からキャンプへ爆上げの昇格を果たした。大変有難かった。寝心地も良かった。

モンハンをプレイしているのを寝袋の中で眺めていた。綺麗で迫力のあるグラフィック。もう何年もマトモにテレビゲームをやってないので感心を通り越して感動しつつ、寝落ち。

 

土曜日。

予定より随分遅く起きてしまう。寝袋の寝心地が良過ぎて起きられなかった。

友人を起こしてディズニーシーへ行く。

残業代でディズニーに行きたいというここ半年くらい温めていた願望を実現する為であるが、寝坊したのは「ディズニーに行きたい」を達成するのが目的になっていたからだと思う。チケット販売ブースの綺麗なお姉さんから1DAYパスを貰い、ゲートを潜っただけで目的が達されてしまい、ファストパス関連もほぼ根絶やしだったのとこれだけは乗りたいと決めていたインディージョーンズのアトラクションが休止というダブルパンチもあり、グルグルと1時間半以上園内を散歩してビールを飲むなどした。

あとはミッキーの耳をつけて自撮りするのに付き合うなどした。そもそもついてきて貰っているのでまあそれくらいは、な。

結局、メインアトラクションはどれも待ち時間が150分スタートという具合だったので中ボスクラスのサブアトラクションに2つ乗り、あとは街並み?などを眺めて楽しみながら只管散歩して買い食いした。倉敷美観地区伏見稲荷と全く同じ過ごし方をディズニーシーでブチかましたけれど、サブアトラクションは空き時間に繋ぎとして検討するというポジションだったので、敢えて狙って行くというのは長い目で見た時に、次回の来園で「乗った事あるから今回は除外しよう」と出来て他のものが選択肢に入れられるという点で有効だと考え直した。

満足感があったので、買い物をするなどして夕方には早々に夢の国を後にした。また来る。

焼き鳥屋を経てバーでウィスキーなどを飲み、カップヌードルモッツァレラチーズを落としたものを夜食として食べながらゴッドタンの見逃し配信を鑑賞する。最後は前日に倣いモンハンを眺めているうちに寝落ち。見飽きない。寝たけど。

 

日曜日。

岡本太郎美術館へ、岡本太郎賞を受賞したさいあくななちゃんの展示を観に行く。

行きの小田急で子供が気持ち良いくらい大きな声で「ち◯ち◯かゆい!」と言っており大変笑った。我々はピューと吹くジャガーの話をずっとしていたので彼に対してピヨ彦調でツッコミを入れるなどして遊んだ。

岡本太郎の常設展自体がまず観たかったのもあり一石二鳥である。芸術は爆発だ、を最寄りの岡本太郎である万博公園で体感して育った身なので空間支配型岡本太郎は見慣れている部分もあったんだけど、資料型岡本太郎は大変興味深かった。

岡本太郎賞の展示はガツンと殴られる様なインパクトとイメージが湧き出してヘトヘトになる様な作品が多く、研ぎ澄まされた人の感性というのはこんなに訴えかけてくるのかと驚かされた。

さいあくななちゃんの展示は京都、大阪と狭い空間を埋め尽くす様なスタイルで観たことがあり、それはそれで凄まじく良かったのだけど、天井が高い空間を活かした展示はまた印象が全然違って良かった。

狭い空間を天井までブチかまして余白なく積み重なり埋め尽くされた秘密基地的な印象を受けた前者と違い、広大なスペースを高い天井まで隙間なく埋めた今回の展示は祭壇の様だった。

さいあくななちゃんのピンクと緑、ピンクと青という組み合わせがとても好きで、囲まれるといつも負けてきた色んなことを忘れないでいることを、悔しさを引き摺っていることに対して間違ってない、やってやろうぜという気持ちにさせてくれる。自分のために、やってしまおうぜと思った。

他の作品では弓指寛治さんの「Oの慰霊」のメッセージ性の強烈さが焼きついたのと、橋本悠希さんの「拓」の、割れたiPhoneが集まって大きな化け物が現れるという「デカさ」に一番鳥肌が立った。色んなことをいっぺんに考えさせられる空間で頭がガンガンした。

 

2泊3日、ベッタリと付き合ってくれた友人と新宿辺りで呆気なく別れ、本当にお世話になってしまったなぁなどと思いながら、さいあくななちゃんの展示を観た直後から脳内で延々鳴っていたきのこ帝国の「You outside my window」を爆音でエンドレスリピートしつつ休日の閑散としたビジネス街をブラブラ歩いて次の待ち合わせまで過ごした。明日、来たる、明日を壊す妄想、阿保くせえ。いつか、いつか、透明な壁を壊して君に触れて笑うよ。

久々に元同期に会い、3軒の居酒屋とスタバをハシゴする。近況やら前職の職場の誰がどうだとか延々と話した。

「1年前は言えなかったけど、辞めたの滅茶苦茶ムカついた」と言われ、何となく嬉しくてヘラヘラしてたら滅茶苦茶怒られた。それだけ必要とされていたことだったり、単純に慕われていたりという実感が乏しいタイプの相手だったのでビックリしたし、これは在職時よりもダメになってたらダサ過ぎて申し訳ないなーと思うなどした。期待されてたしライバル視されてたんだなと思ったら、最低限恥ずかしくない様にやっとかんと次回会う機会はないかもな、と少しピリッとした。

タクシーで帰るのを見送り、ホテルに戻り、コートも脱がずに寝てしまった。

 

朝方に喉が痛くて起き、半分残して持ち帰ったスタバのホワイトモカを飲んだら冷めきっており、喉に絡んで気持ち悪くなってしまった。

何とか二度寝を果たし、通勤ラッシュを尻目に新幹線で日記を書きながら帰宅。

 

願望に基づいてちゃんと計画したと思い込んでいた旅行だったけど書いてみると大変にグズグズでお金の使い方が相変わらず下手くそだなと思った。

でもまた残業代貯めてどこかに行きたいな、とは思う。

 

またー。

2月に聴いた音楽のまとめ。

2月に聴いた音楽の雑なまとめです。

ちなみに1月はこちら。

1月に聴いた音楽のまとめ - 性格の悪そうなBLOG

以下、こんな感じでした。

 

GLIM SPANKY/Next One

張り出された風紀委員の書初めが「憤怒」

 

ストレイテナー/COLD DISC

ベーコンがやたら多い肉バルのシーザーサラダ。

 

Ingrid Michaelson/Light Out

日経ウーマン読んでる総合職がヒルズで呑んでる。

 

04 Limited Sazabys/eureka

借りたものはタワレコの袋に入れて返す。

 

Nico & Vinz/Black Star Elephant

ライオンキングのモノマネが異常に上手い元ヤン店長が経営する海沿いでカフェ&バー。

 

GRAPEVINE/愚かな者の語ること

真夏のクソ暑い日にタバコ吸いながらシャツにアイロンをかけてビール飲みたい。

 

クリープハイプ/もうすぐ着くから待っててね

小田急に乗り経堂へ向かう最中、前髪に掛けられた呪いを度々確認してしまう。

 

またー。

俺の仕事を紹介するぜ!!!

1週間ぶりの振替休日。

先週はダメダメだったので平日と同じ時間に起きて色々やるぞーと意気込んでいたのに目が覚めたら9時半だった。始まる前から終わっている。金田一少年異人館ホテル殺人事件なら佐木竜太が絞殺されてるくらいに目覚めた気分だった。それくらい意気込んでいた為に空振り感が凄まじい。

それでも気持ちを切り替え佐木の屍を越え、先週電車に乗って県境を越えたのに財布を忘れてトンボ帰りという失態故に辿り着けなかった京都の猫カフェに行く。じっちゃんの名にかけて。因みに僕は6歳までお爺ちゃんとお婆ちゃんはそれぞれお爺・お婆という名前だと思っていたぜ。高齢者が全員同じ名前なのディストピア小説感ある。

そんな事より、電車で向かいの席になった綺麗な学生の男の子がボロボロになったT.M.Revolutionスマホケースを使っていて嬉しくなった。

とても話し掛けたかったけれど居酒屋でもなし、宜しくないのでやめた。こんな御褒美があって大丈夫か、もしかして財布落としてないかと前回の財布忘れ以上の打撃を想定して思わず鞄を漁るも無事あってホッとしたし、幸せと不幸せがバランスを取っているという考え方は全く損だなと思う。あまりに期待しないのも卑下している様に見えて良くないと知りつつも、どうにも抜けない。

京都は大阪より毎度ピリッと寒くて逆に過ごしやすい気がする。寒いで!って断言してくれるタイプの冷気の方が着込んでどうとでもなる。

猫カフェは平常運転くらいの混み具合で1時間待ち。待合室で隣の付き合ってないけど仲良しみたいな大学生の先輩後輩カップルの会話をBGMに文庫本を読んだ。

誕生日にマッチョな腕枕を模したクッションと男性声優が枕元で甘く囁いてくれるというビレバン案件極まりない誕生日プレゼントを貰い処分に困っているという男性の先輩の話題が面白そうだと思ったのに、捨てたい、CDも封開けてないという詳細で聞いてるのがそもそも悪いんだけどマジつまんなくて頭の中で全部自分で声を当て直した。

「目覚めちゃったらどうしようと思ってCD聴けてないんだよね」

「どうにも寂しい時は腕枕して貰ってる」

「めっちゃオススメだから買うと良いよ、どっちのが強いかアームレスリングさせようぜ」

文句言ってごめん、僕の路線の方が絶対フラれると思うわ。

猫様は相変わらず可愛かった。

この猫カフェには漫画コーナーもあり、そのチョイスがまた自分好みで読みたい作品が多く、でも猫様が可愛いのでそれどころじゃねえ!みたいな感じで手をつけられなかったんだけれど、丁度空前絶後のお昼寝タイムに来店してしまい皆様お休み中だったのもありパラパラと中身を確認するなど出来て有意義だった。眠る猫様を視界の端に捉えながら本を読むという飼っている人たちの幸せを疑似体験出来てワンランク上のステージに進めた気になった。

そしてアルスラーン戦記は買いだ。もー面白いかよー。

お世話係さんとポツポツ猫様の話をしていると本当に人間と変わらず病気もするし性格があったりして興味深い。大変だろうけどそういう魅力もあって多頭飼いに至るんだろうなと思うなどした。

いつかお迎えしたいなーと思いつつ溜まったポイントカードで60分無料のサービスを受け、お得さに驚愕してバスに揺られて駅前に出た。

溜まりきったポイントカードの写真を撮り損ねたのが心残りではあるけれど、そんなもんまた貯めれば良いんである。ポイントなんざついでである。支配されたら終わりだよと何でもかんでもポイントやらマイルやらがくっついてくる世の中に乗り切れない自分を励ました。

 

その後、奥さんと友人と喫茶店で合流。

iPhoneの地図にとんでもなく見当違いの場所に 連れて行かれ、割と遅れる。

辿り着いた時には2人ともほぼ飲み食いを終えていたけれど空腹だったのもあり素知らぬ顔でホットケーキを注文した。

その後、地元の飲み屋的雰囲気抜群のお店で飲み会。素朴さと親しみやすさがバーストしておりラガービールが美味しかった。しっかり腰を据えてという雰囲気ではなかったので早々に退店し、解散。

変な時間にお腹が空きそうだったのと、ホットケーキを食べながらビックマックの話を聞いたのが思い出され、同業他社のバーガーキングでハッシュポテトが挟まったハンバーガーにフライドポテトがつくという驚異の芋セットを食す。正直やり過ぎたかと思わなくもなかったけれど、美味しかったので良し。

 

ハンバーガーで気を良くしてしまい、その足でヒトカラへ行く。

平日なので空いていた。

そもそも自分の歌声があまり好きではないので音源が盛り立ててくれて目立たないカラオケがとても好きなのだけれど、いざカラオケで歌ってエコー補正をかけてもらうと「俺の歌がこんなに良い感じな訳がない、騙されている、風呂場かここは」となりエコー全切りで歌ってしまうという天邪鬼である。

提供してあげたのに過剰サービスで訴えられたていのかわいそうなカラオケ。ホントに申し訳ない。

初めてゲスの極み乙女。の「戦ってしまうよ」を歌うなどする。全パート全然うまくいかないという撃墜(される側)王と化す。覇王道。

ちょっと久々なのもあって早々に喉が痛くなったのでダラダラしてから退店。

これまた久々にツイキャスを視聴して風呂に入って寝た。ダラダラが祟って遅くなってしまったけれど寝落ちせずお風呂に入れたのは本当に偉いと自画自賛である。

 

働き過ぎで総務部から勧告が届いたんだけどお前のせいだろ感が凄い。

僕の主な仕事は古代文明の文字で書かれた文献を月9の脚本に書き直してキムタクに「ちょ待てよ」と言わせる様なものなので時間が掛かり、キムタクの意向であれこれパターン違いも作成するので数が多く、その癖人手が最も足りてないので多部署よりも労働時間が長い模様。残業代貰えるからいいけど、これが管理職になって残業代出なくなったらブチ切れて毎日がお祭りになるかも知れない。それでも前職より全然楽なんだけど。

元々休みとの付き合い方が下手くそなのもあるけれど休みは大好きなのでもっとさっさと帰るなりして下手なりに楽しむよう心掛けたいところ。これ以上効率もそうそう上がらんので、キムタクに「これでやってくれ、あとはアドリブで好きにして」と言う姿勢を身に付けたい。

 

またー。

ジムで聞こえてきた悶々としてしまった会話。

ジムで聞こえてきた話にちょっと悶々としてしまったので書きたいんですけど大丈夫ですか?

大丈夫じゃなかったらここでお別れしましょう。別々の道を歩んでも、きっとまたどこかで会えるんで。多分、知らんけど。

もしまだ大丈夫じゃねえよって人がいたらその人がまず大丈夫ですか?大丈夫じゃねえのにまだ読んでるって本当に大丈夫ですか?怒りたいんですね、お疲れ様です。僕は怒られたくないです。僕だって、お疲れなのでね。

 

その話を聞いた現場はジムのサウナから出たとこにある休憩所、まあ木製のベンチなんですけど、僕はそこでミストサウナと水風呂の交代浴した身体を休ませてたんですよ。健康に良さそうな事してる自分に酔いしれながら。健康に酔うって死亡フラグですよねふふふ。

そしたらそこにジムで知り合いました!みたいな男性二人組がやってきて話し始めたんですよ。

因みにジムにはエクササイズのスタジオプログラムに参加して楽しく運動しつつ交流も深めてしまう開かれた人種と、恥ずかしいか全く興味がないかマシンで筋トレを黙々とする閉ざされた人種の二種類がいるんですね。

で、彼らは完全にスタジオプログラム型の人間で、僕はもう誰からしても丸分かりだと思うんですけど後者なんですよ。俺たちの間には、目に見えないものの冷たい川が流れている。

そう言うのってお互い何となく肌で感じるので言葉を交わす事がないんですけれど、聞こえてくるもんは仕方無いのでボンヤリ黙って聞いていた訳です。4文字にまとめると「盗み聞き」です。良くないねえ。

 

で、プログラマー(略し方が誤解を招きそうなのはご愛嬌で)の2人はジムの近くにある豚骨ラーメン屋の話をしてて、ジム帰りに豚骨スープの匂いがして寄りたくなってしまうという微笑ましい話を展開していて、閉ざされた人間なので「めっちゃわかるー」と思っていても無表情で聞いてないよアピールをしていたんですね。ちょっと待って、書きながら自分の描写に泣きたくなってきた。あああああああ。

 

「そう言えば俺、学生の頃ルームシェアしてて、同居人にしつこく誘われて博多行ったことあるんですよ」とプログラマーの1人が思い出した様に言ったんですよ。

「博多=豚骨ラーメン」というのは「博多=殺し屋が多い街(出展:博多豚骨ラーメンズ)」くらいポピュラーな公式なので、その同居人が旅行に誘うほど豚骨ラーメンが好きだったのかなと予想していて、プログラマーの片割れの方も僕と同じ予想で「同居人さん、豚骨ラーメン好きだったの?」と返していたんですよ。他愛ない会話です。僕はそれにすら参加してないけどな。他愛ないのにも関わらず、な。

こうして文字にしている今は虚しい気持ちだけど、その時は本当にボンヤリと正解発表を待っていたんです。待っていた、というよりもう当然コレだろ過ぎて全く予想を立てたとも思ってなかった。相方さんもそうだったと思う。

「いや、どうだろ?でも、ベランダでバジル育ててたなー」

もの凄い不正解だった。没シュート。問題の難易度が高過ぎて黒柳さんですら絶対に当てられないやつ。

いや、そもそも不正解っていうか豚骨ラーメン、博多の流れでバジル育ててたって情報の挟み込み方凄くない?新聞の折り込みにピンクチラシみたいな挟み込み方だよ?え?ボケだよね?さも当然の様なトーンで言ってるけど、それが実話だろうが完全にネタとしてサーブしてるよね?待ちの状態だよね?と焦っていたら相方さんが言ってくれたんですよね。

「へー、バジルってベランダで育てられるんだ!」ってね。

 

それを聞いて僕は思いました。

「嘘だろ?」と。

 

ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええいやいやいやいやいやいやいや、ある!他にある!確かにバジルってベランダで育てられるんだーってのはあるよ?疑問としてはあるよね、まあ出来るよ、ベランダで育てられるんだよ、僕もよくわかんないけど、詳しくはインターネットとか参考にしたら良いと思う、一緒にホームセンターに買いに行こっかー、だけど!だけど!!そこじゃないよね?今は、今この瞬間はそこじゃないと思うなー僕は。一杯ある。もっと先に言うべき事が一杯あるだろ!?ちょっと列挙するから待ってて!

ホラ!御一読下さい!!!

 

・豚骨ラーメンの話じゃなかったの?

・博多に行った感想は?

・「でも、ベランダでバジル育ててたなー」の「でも」が「同居人さん、豚骨ラーメン好きだったの?」という質問のどこにフックとして掛かると踏んで披露したの?

・同居人は何故そんなに博多に行きたかったの?

・担ぎ出されて唐突に梯子を外された豚骨ラーメンと博多の気持ちになって考えたことある?

・普通に関係なくない?

・普通に豚骨ラーメンとバジル関係なくない?

・いっそ嘘でもいいから乗せると意外と合う、くらいのエピソードが欲しくない?

サッポロ一番塩ラーメンにバジル合いそうじゃない?

 

なんかさー盗み聞きしててこんだけ異議申し立てるの本当に卑屈だなって思うんだけど、でも伝えたい想い兼でも伝えられない言葉が西野カナの様に湧いてきてしまって悶々としてしまった。ホラ、偽カナやんだよ!

その会話はそこでもう別の話題に移ってしまい(その会話がサラリと別の話題に切り替わるのも度し難いんですが)、僕は悶々としたままその場を立ち去りました。

僕が居て良い場所ではないと思ったからです。

彼らはネタではなく、ただコミュニケーションとして会話自体を楽しんでいたのです。ボケだのツッコミだの、そんなんじゃなくて、ただお互い言葉を交わすことを楽しんでいたのです。

とても楽しそうな笑顔で会話していました。

僕はそれを目の当たりにし、閉じた人間程、笑いに飢え、全てのものにネタ性を求めるし、オチを求めてしまうのだと思い知らされました。これじゃあまるで無い物ねだりというやつだなと思いました。

そんなものがなくても、人と人は繋がっていけるのにそれすら不得手で(という設定に逃げて)閉じることを良しとする自分がどんだけ疎かにしているんだろうと打ちのめされ、甘えてんじゃねえよという気持ちであれ?何か暗くない?何これ?夜が来るからこの辺でやめとこ!元気だニャン!

 

またー。

振替休日は見逃し三振。

「細眉にしてセミロングにして美白したらウチのお母さんに似てる」と言われてどんな顔を、どんな言葉を返せば良かったのか解らなくて夢にまでみた。つくづく損な性格をしている。そこまでオプションを要してようやくお母さんに似るなら、それはもう僕じゃなくても良くね?

 

それはそうと振替休日だった。

振替休日だったので勤務先は当然営業しており、必要に応じて電話が掛かってくることもあるんだけれど「休日は夕方まで寝ている」という嘘を職場に周知徹底しているので取りたくなければ放っておいてもお叱りを受ける事がないという状況を形成することに成功している。

後で「すいません、寝てました!」とSMSを送れば良い。そんな死ぬ程大切な用事ならば何度もかけてくるだろう、それに応じて何度目かで受ければどうとでもなるんである。

なので普段通りの時間に起き、休みの日に行うタラタラしたペースのジョギングをこなした。6km程度を恐ろしく遅いペースで走る。速度としてはBiSHというマジカッケーパンクアイドルランキングナンバーワンアルバム「THE GUERRiLLA BiSH」を1周するまで延々と公園のジョギングコースを走り続けるというものである。まだこの曲かー終わりはまだまだ先だなーとならないのはこのアルバムが良い作品であることに尽きる。似た様な尺の同じくらい好きなアルバムで試したりしたのだけど、どうにもこのアルバムが一番適している気がして結局戻ってくる。

結論としてはBiSHは健康に良いのかも知れない。ファンの公式飲料はストロングゼロみたいな勝手なイメージがあるんだけど、そのイメージを上回る健康さである。可愛いしな。

その後、シャワーを浴び、食器を洗い、大好きな猫カフェに行こうと家を出て電車に乗り、桂の手前で財布を忘れた事に気付いた。控え目に言って最悪である。

何故か桂で下車し、改札を出て辛うじて持っていた小銭入れを用いコンビニで温かいお茶を買った。普段カロリーのない飲み物は水以外買わないんであるが、ショックにより身体に優しく温もりのあるものを欲していたのかも知れない。再び改札をくぐり、ベンチに腰掛け、このICカードと小銭入れの800円があれば贅沢は出来ないし猫カフェにも行けないものの京都で遊んで帰ってこれるかも知れない、インターネットを駆使すれば思わぬものがICカードで購入出来てライフハックみたいな日記が書けるのではないかなどと考えもしたけれど、別にしたいかと自問したところ全然したくなかったので大人しく帰る事にした。

遠ざかっていく猫カフェの方向を車窓から延々と眺めていた。悲しさって日本語を300回書き取りした気分である。

せめてランチでも食べて帰れば良いものの、そんな食べたいかなー?を繰り返しているうちに何も食わず、買いもせず家に戻ってきてしまい、のりっこチキンを食べた。

のりっこチキンとはうっすら醤油風味のナゲットの冷凍食品である。スーパーやドラッグストアで冷凍食品半額セールをやっている際にエビ寄せフライと併せてよく購入している。自然解凍でも食べられるのでお弁当に入れると保冷剤代わりにもなる優れものではあるが、大体休日のお昼ご飯のおかずに食べてしまうので僕の中では本領発揮した事がない、備えあれば憂いなしというよりは備えあれば嬉しいねレベルに甘んじている美味しい食べ物である。

その後はカラオケに行こうかとコートを着てマフラーを巻いたものの気乗りせず、結局洗濯機を回して干し、アマゾンプライムビデオでドキュメンタルのシーズン2と3を一気に鑑賞し、その間に怖いもの見たさで小野不由美原作の鬼談百景を選ぶも2つめのエピソード「影男」の影男の影が出てくる前にもう怖くなってしまい早々にドキュメンタルに戻るなどした。

今日は本当にダメな日だなという思いが拭えないでいるのは、いつかの自分が頑張って休日働いた振替で休んでいる為にその日の自分への申し訳なさの様なものがあるからだと思う。顔向け出来ねえと思いきや鏡を見れば即御対面を果たしてしまうのでバツの悪さ極まりない、バツの悪さ突キ破レル〜Time to SMASH!〜である。

長く生きているとこんな日もあるよなと思いつつ、今日は2/14なので会社のかなり積極的なバレンタインに巻き込まれず済んだだけでも良かったと気持ちを切り替えたい。

転職してもうすぐ1年、バレンタインが猛威を振るうタイプの職場であることがストレートに面倒過ぎて嫌である。来年も振替休日だの有給休暇だのを駆使して回避したい。

消化不良ではあるものの、さっさと寝て翌日に備えたい。

 

またー。