そんな自分が嫌で焼肉の食べ放題には行かなくなった。
これはAVの白魔術(ステータス増強という意においては。受け手においては黒魔術)フォトショップの洗礼に近い気がする。
僕は本屋でアルバイトをしていた時期があり、ヌキたい時がヌキ時を地で行く台風の日にエロ本を買いに来る客が「この天気の中買いに来たのだから絶対に敗北は許されぬ」と真剣にフォトショップ補正やら目線消しの向こう側から好みの女の子を探すオーラをレジからボンヤリ感じては社員の独身男性が言ってた「風俗に行くならケチっちゃダメだ。風俗の理想は金で買えるんだ。運じゃない」と熱く語っていたのを思い出したりして、そういうお客さんがオンリーワンを決めかねて盛り沢山4時間DVD付きで数うち当たるを選ぶ様を山程見てきた。
かまととぶる訳でもなく完全に事実なのだけど、ソープ、キャバクラ、ガールズバーにすら行った事がない。興味がない事もあるけれど、それよりはお金が勿体無いのと連れて行ってくれるタイプの先輩や上司に恵まれなかった事が挙げられる。
割と縦の風潮が強い業界なのに全然そんな事ない上、平均年齢が30いくかどうかで半数以上が女性という社員構成がそうさせるのか、そもそもそういう性格の吹き溜まりと化しているのか定かではないが、そんな事を憂うよりも行きたくもない飲み会も無いし年寄りからの圧力もない環境を喜びたい。
でも一回くらいキャバクラ行ってみたい気持ちはある。ただ延長？断れなさそうで怯えている。
年寄りからの圧力として「読書は大事だぞ」的な事を稀に言われる。
それは確かに大事だな、とは思うのだけれど、何がどう大事なのか聞いてこなかったのでどこに重点をおいた読書なのかが解らない。その手の人にそういう事を尋ねるとよく解らない社会人としてのコミュニケーションとか云々自己啓発本の受け売りを消化して己の声として昇華出来てない浮いた言葉を並べられておおおと怯んでしまう。
自己啓発本は参考書であって、参考書を読むのは勉強なので読書ではないんじゃないかと勝手に思い込んでいるのでこの人は大丈夫か、と感じて勝手に精神的な距離感を設定してしまう。42.195km。
高橋尚子さんの自己ベストですら2時間19分46秒かかるし、そんだけ時間かけて話し合った所で距離は広がるばかりな気がする。
ただ一方で使いこなせてなかろうがそういう言葉を持っている人と全く持たない自分では相手の方が強い事はちゃんと知っている。
海外旅行(一度しか行ったことないけど)でモノになってなくても言葉を並べて意思表示する人と何も出てこない人の差みたいなものだと思っている。
週に一冊小説を読み切るのが丁度良いペースの人間として、その一週間を自己啓発本に充てるだけの社会的な野心が求められている。30過ぎたら読もうと思います、と言ってとりあえず敬遠しているものの、多分30過ぎても35過ぎたらとか言ってる気がする。自己実現のハードルの置き所を迷っていてまだ体育倉庫に眠らせている気もする。「明日から本気出す」って良い言葉だな、とこういう時に感じる。ね？
良い言葉と言えば「拡散希望」と言う言葉がある。高野京介さんという僕の好きなギタリストがこんな事を言っていた。
一昔前はBBSで「管理人様、不適切な場合は削除願います。」っていってたのに、今は「拡散希望！」とか「来い」とか、だいぶ偉そうになったよね
不況なのにね
— たかの (@takanomerde) 2014, 5月 28メジャーなツールが変わって、それが無料だったりボタン1つという手間の無さ、何よりその些細なやりとりで何かを共有出来る有り難さを感じる。
明日企画をするのだけれど、何度も何度も同じ内容の告知をTwitterで拡散に協力してくれた方々が多数おり、そのお陰で緊張しながらもちょっと落ち着き過ぎなんじゃないかってくらいのレベルで、通ってる美容院の一階にあるミシュランで星取った寿司屋で悠長にお寿司食べたりしてた。
ちょっと高いけど僕でも食べれるくらいの値段で凄く美味しかった。
メニューにない飲み物は向かいのスーパーで買ってきてくれるらしい。謎の気さくさであったけれど、その手間賃で一本98円のオランジーナが幾らに化けるのか興味津々でもあった。(メニューにある飲み物で事足りたのだけど)
これくらい言い訳出来てしまうくらい働けばもっとしょっちゅう胸を張って贅沢出来るんだろうけど、あまり向いてない気がする。
ともあれ寿司食べた自慢はさておき、皆さんの善意の応援のお陰で不安で胃に穴あくこともなく当日を迎えられそうです。実際どうなるか蓋を開けてみないと解らないけど、応援してくれる人がいるんだと思うだけで救われました。
同じ土俵で語ってはいけないと思うんだけど、サッカー選手とかがサポーターの声援が、みたいな事を言ってて「そうなんだろうか」とか思ってたんですが、本当に有難くってプロの言うことは確かだな、と思いました。皆、Jリーガーを目指そう。
しかし、やっぱりアーティストの人たちに了承貰って場を作った身としては実際どのくらいお客さんが遊びに来てくれるか、とかドキドキしてはいるんだけどそういう皆さんの優しさのお陰で猫背にならず立ててる感は間違いなくあります。
励まされる。本当にありがとうございます。良かったら会場まで遊びに来て下さい(これが言いたかった訳ではない、と言い切れない弱さよ)
定期的に何かしてはる方々の凄さを身を持って知りました。
明日がとても楽しみです。
本当に良いフライヤーだと思いませんか？企画が終わったらポスターにして部屋に貼ろうかな。
この名前の並びが本当に誇らしいです。
サッカー選手と言えばキャプテン翼のお膝元なのにキャプテン翼に出てくる様な奇抜なストライカーが日本からは出て来ないなーと思いながらW杯を楽しんでいる。贔屓のチームとか無いから大体どうなってしまうんだこの試合は！！みたいなニワカ感丸出しの姿勢で野次馬根性極まれりな刺激的な毎日を過ごしている。
眺めているとじわじわ笑えてくるキャプテン翼の画像を沢山保存するという仄暗い水の底から(貴志祐介作、あれは母性の悲劇というか、愛情の悲劇としてかなり切なかった。ホラーのくせに)な感じでまぁ自由に楽しんでいます。
スポーツって本当に楽しいね！
皆、Jリーガーを目指そう!(本日二度目)
またー。
