性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

終わらない夏。

10月も中旬になろうというのに、未だに30度近い気温になるのは何故なんだろう。
10月1日にクールビズに別れを告げるタイプの職場に勤めているので毎日暑い思いをしている。
着ていなくともスーツの上着を手に持ったり腕に掛けたりしているだけでもクールビズと比べてそこそこ暑い為、上着を着てもいないのに「暑い、痩せちゃう…」とうわ言のように繰り返している。
一言につき1ポイント、マイナポイントを付与してくれないかな、国の肝いりの施策が思いの外伸び悩んでおる訳なのでそういう促進方法があっても良いんではなかろうかなど妄想で気を紛らしている。
ここまで夏が終わらないのは、コロナ禍の度重なる自粛により世の人々の中で「夏終わったなぁ」と感じている割合が前年比で少ないからなのでは、と当方専門家でも何でも無いが睨んでいる。未だに30度近くなるのではそれしか考えられない。世界ふしぎ発見だったらスーパーヒトシ君人形を賭ける。

各々の「夏を終わらせた」と感じる体験が全国的に不足しているので季節が秋に進まんとする背中を押してあげる力が比例して不足しているんではないかと思う。
例えば明日、国民の何割かが線香花火をし、最後の一本に火をつけたあたりで森山直太朗氏の「夏の終わり」を再生すれば翌日から22度くらいの最高気温になるんではないか。そこまで大幅に下がられると今度は急激な変化で体調を崩す方が続出してしまいそうだけども、荒療治としてはアリな方なのでは、少なくとも何か雲に向けてミサイル打ち込む系の荒さよりは趣きもあって良いのではないだろうかなどと考えている。
朝夕は涼しくなったから、という常套句に対しましては、朝夕の涼しさは日中の暑さに苦しむ俺を救ってはくれないんで、と返したい。


それはそうと仕事で京都の円山公園辺りに行った際、緊急事態宣言は解除されているのに飲食店が軒並み閉まっており、チェーン店が営業してくれていたので上司と天下一品に行った。
天下一品に決めたタイミングから食べ終わって退店し、アポ先へ行くまでずっと上司が天下一品のことを「天下一」と略していてそれが滅茶苦茶気になり、「品しか省略しないんであれば最後まで言い切ってくれないか」というマジでどっちでも良い事を心から願ってしまった。
最寄りに天下一品を天一と略すタイプしかいない環境で育ってしまったので違和感が凄かったんだけれど、もしかしたら上司は天下一武道会が身近に開催されている環境で育った為に「天下一」という言葉自体に馴染みが深く、その結果として天下一品を天下一と呼んでいるのかも知れないと思うとスッと気持ちが落ち着いた。
暫くすると幼い頃、父親に手を引かれて天下一武道会へ連れて行かれる上司、出場を目指して部活で武道を嗜むも故障してしまう上司、ならばと裏方として携わろうと夏の大会の客席でかき氷を売り捌く上司などを思い浮かべてしまい、若干仕事の話を聞き流してしまった。
自身を無理やり納得させんと試みた妄想で別の問題が生じるこの下手さをどうにかしなければいけないと危機感に苛まれている。
上手いところで妄想を止められるようになりたいものだ。