性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

デスクワークをする事でしかつかない筋肉。

帰宅する為に電車に乗ろうと駅構内を歩いていたらSONYと書かれたシンプルなTシャツにゴツいヘッドホンをしたおじいさんが向こうからやって来たのが見え、存在が完全に歩くSONYの広告塔なのが気になってしまい、どんなヘッドホン使ってるのかなと気になってマークし、すれ違い様に確認したら「BOSE」と書いてあって、現実そんな上手く出来てないわな、と思うと同時にもしかして上手くオチてはいるのか?という悶々とする結果となった。

おじいさんはあの随分としっかりしたヘッドホンでどんな作品を聴いているんだろう。ポップス、演歌、クラシック、洋楽、オペラ、落語、何でも良いが、自分がおじいさんくらいの歳まで生きていたとして、何かをちゃんと楽しめていたら良いなと思わずにはいられなかった。

 

それはそうと当方、生粋のデスクワーカーであるものの、年々体力が向上しており大雑把な括りであるものの世の中とほんの少しだけ反比例している。

デスクワーク歴が長くなる中、営業さんや立ち仕事をされている方と比べ、一日の運動量が桁違いに少ないのではと感じ、負荷は軽いものの週5日くらいは筋トレをする様になった。アマゾンプライムなどでシリーズ物のドキュメンタリーを流し、それを見ながらのんびりと1時間ほど筋トレをしている。

元々貧乏性なのにオーダースーツに手を出してしまったので太って着れないなんて事態に陥るとショック死するのではとの危惧が根底にある。(逆に筋肉がつきすぎても着れないのでトレーニングの負荷を上げられないという事情もある)

加えて持病なども幸い無い為、体型のコントロールに関しては完全に自分の意思と行動で自由になる、代謝も60歳になっても落ちる訳ではないという記事もそれに説得力を添え、結果、何となく仕事と同じように自然と筋トレする生活が出来上がってしまった。鈴木亮平さんの役作りにおける体重の増減がエグい、というニュースにも何故か鼓舞されていた気がする。

家系的にきっと禿げるし、それはもういつか来るので仕方がない。その諦めもありせめて自由が利く体型くらいは、との思いもあるのだと思う。隔世遺伝は脅威と先輩たちが泣きながらQ.E.Dかましてきた経験が後世に活きた諦めである。

こんな感じだと「目標もなく運動が続くのが気持ち悪い」と言われたりもするが、毎日その目標達成の上で生活しているのでどう答えて良いのか解らず、説明しようにも目標のスケールが小さ過ぎるので「何となく続けられてるんでやってるだけで…」と濁している。進行形というか継続系なので成功体験に胡座をかいていると言われても反論出来ない。まあ今のところ胡座かいてますが…。

何かしら競技をしている人から見て、部活で言うところの帰宅部みたいな宙ぶらりんな状態ではあると思うので、何かスポーツをして活かした方が良いのかも知れないなと思う一方で、人に説明する為に何かに取り組むなんて話題作りの為に皆と揃ってゲームやってた中学時代と何も変わってなくて草通り越してメンタル荒野、こんだけ生きてきてまだ自分の歩いて行く先すら決められないんかいと真夜中に静かに涙してしまう気がするので諦めている。

そのうちバッタリと何かやりたい事に出会える事を期待してはいるが。出会い方としては月9は枠として華やか過ぎるので木10くらいの内容でお願いしたいが、その枠は割とサスペンスだったり愛憎系だったりする事もあるので何卒程々であって欲しい。

副産物的に、デスクワークは長時間椅子に座って同じ姿勢での作業となる中で、筋肉やら体力というのは案外重要であり、それがもたらす集中力も存在するんだなと自身をソースに気付きを得た。

筋トレでメンタルを鍛える、みたいな風潮には関係なくない?としか思えないけれど、一日の業務を自身の体力に足を引っ張らせないという点においては役立つと思うので、社内アンケートの新入社員へのアドバイス欄に「運動をしましょう」みたいな事を書いたら的外れとされてしまったようで不採用になった。

僕のアドバイスが載っていない社内報を読みながら、まあ「メモを取りましょう」とかの方が大事だよなと感じつつ、何となくショックだったのを思い出した。

何故それを思い出したのかと言えば、また「若手社員へのアドバイス」みたいなアンケートが回ってきたからである。

不採用にされたのがショックだったと透けて見える己に若干退いているが、この文章がそのダメージを隠す為のパンチ効いてませんよアピールなんだとしたら効き過ぎで恥ずかしいことこの上ない。膝ガクガク。

 

またー。