性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

カップ麺との距離感。

スーパーやドラッグストアでカップ麺を買う時は安売りになっているものの中から選ぶのにコンビニで買う時は値札を見ずに買う自分がいる事にこの年の瀬に気が付いてしまった。大掃除という普段からやってないから規模がデカくなって大なんて冠をつけて気合いを入れ直さなくてはならいんですよと自戒しながらドラッグストアに掃除用の洗剤を買いに行き、でもまあ頑張るなら昼ごはんくらい楽していいですよとカップ麺の棚に行って、カップヌードルのあっさりシリーズが最安値だったので特に食べたい訳でもないけど自然とそこから1つ選んでいたのにハッとして手が止まってしまった。
そもそもカップ麺欲が高まっていない状態だったのもあったから価格という要素で絞り込みを行っただけかも知れないけれど、割と普段からスーパーやドラッグストアでは「そういう選び方」をしていると思い至った。
美味しいけどもどうせ身体に悪いし、どうせササッと食べてしまいたいのだから最安値で良いじゃんという割切り。
人にカップ麺買ってきてと頼まれたらあれこれ考えるだろうにこの圧倒的投げやり感は何なんだろう。
DMMブックスの年末年始ポイント還元セールで一気買いした「東京リベンジャーズ」のマイキー君(そう呼ばれがちなので)くらい手のつけられない闇が蠢いていそうで怖い。影響を受けやすいのでこういう間違った影響の受け方も平気でする。そもそもあんなに足高く上がりすらしないのに。
蠢く、という字は春という字が入っているのに怖くて凄いな。漢字界のミッドサマーか君は。考案したのアリ・アスター監督の祖先だったりせん?春に虫がわさわさみたいな由来なんだろうか。芽吹の季節だもんな。知らんけど。
他方、コンビニの場合は値札を見ないで平然とどこぞの名店(コンビニとコラボするという事はかなりの知名度のお店の筈である)監修のラーメンを買ったりする。
コンビニは定価販売が当たり前なので自分の中で扱いがスタバみたいなものなのかも知れない。いつでもトレンド商品に触れられる流行のお店という認識である。
更に加えるならばお湯まで含めての価格設定だと思っているので値段が気にならない。スタバも席料込みのお値段なので、その上でイートインするかテイクアウトするかは自由である様に、お湯込みとは言え、お湯を入れるかどうかはこちらの自由なのだ割り切っているのだと自分では分析している。
ここまでの人生、コンビニでお湯使わせて貰った事がないのだけれど、それでも値段をお湯の利用権込みだと思っているあたり、先述した様にトレンドを味わう先として認識しているのだと思うし、この歳になってもそんなにコンビニを眩い感じで見ている自分がちょっと純粋過ぎて気持ちが悪くもある。
それはそうとしてスーパーのイートインコーナーでお湯を提供されている親切なお店もあるが、あれは駄目だと思う。行き過ぎた競争が生んだ悲しき化け物枠であり、ゲームチェンジャーというよりはルールブレイカーの色合いが濃く、世の中のバランスが崩れてしまう事を僕は危惧している。
勿論、それも企業努力なのだけれど人間は堕落し、他にもそれを求めてしまう弱い側面がある。スーパーで安く売ってくれた上にお湯まで込みにして貰うなど過剰待遇である。
それが特別である事を理解して利用させて頂くという気持ちを失わない世の中であって欲しいと強く願っている。


カップ麺の話をしていたのに社会の秩序みたいな大それた話になってきて気持ちが悪い。
大掃除と真正面から向き合うのが面倒であれやこれや理由をつけたいだけの可能性もあるのでさっさとカップ麺を食べてさっさと掃除を終わらせようと思う。


またー。