性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

電気毛布は敷き掛け兼用が良いという情報を得た。

最近、寝室が寒くて湯たんぽで暖めて就寝していたものの、朝は冷んやりした空気で目覚める事があり、冬が寒くて本当に良かったなぁと藤原基央氏の様に素敵に言い表している場合ではないと睡眠阻害の危機感を積もらせ、挙句に電気毛布を楽天市場で買うという具体的な解決法の夢をみて目覚めるという事が起こった為、目覚めてすぐに楽天市場で電気毛布を購入した。
夢で思いついた曲をリリースした世界的アーティストという逸話からすると果てしなくスケールダウンしてしまうが、これもまあ、その類という事にしておいて欲しい。
これも一種の夢を叶えるというものなのだとしたら、やはり夢は自分の力で叶えられるのだというポジティブなメッセージになるのではと思うものの、夢を叶えたサクセス界隈の中で普通にお前はこっちじゃねえからと迫害を受けそうな気もするので「夢叶えた人たちの中に一定数存在する『俺は叶えたんだ』という謎の必死さを感じさせる人たち」のあの挙動不審な程に成功談を振りかざす自信の無さは何なんだろうと考える事で対ショック体勢を取っている事としたい。
何故急激にトーンを落としてしまったのか我ながら見当もつかないけど、そういう気分なんだろうか。
何でも責任を押し付けられて可哀想だな、と思っている低気圧のせいにしたくなる辺り、疲れているのかも知れない。
強力な味方となってくれそうな電気毛布でしっかり休んで、低気圧に優しく出来る自分を取り戻したいところである。

それはそうと楽しかったM-1、熱狂のW杯よりも前に時間を巻き戻し、「一万人の第九」に誘って頂いて参加してきた。
どういう選択を積み重ねた結果として一万人の第九に誘って貰える事になったのか、自分なりに振り返ってみてもよく解らないが、狭い交友関係の中でそう思ってくれる方を得られたのは有難い話である。
関西生まれの僕からすると、幼い頃からテレビで見掛けて「よく解らないけどヤバいイベントが催されている」という認識だったのでそれを実際に体感出来ると言われると即答で「行きます!」という感じだった。
会場は大阪城ホール。巨大なステージとそれを取り巻くスタンド席に2000人のコーラス(コロナの邪魔さえなければ4000人だったらしい。空気を漂っている癖につくづく空気が読めないウイルスである)と、全てが圧巻だった。
座席が前から数列目というとんでもないポジションだったので、オーケストラもゲストの布袋さんも角野さんも、MCのジャニーズWESTの小瀧さんをも至近距離で拝ませて頂いて破格過ぎた。小瀧さんをこの距離で観るという贅沢は許されないのではないかとハラハラしてしまったけれど、美しくて浄化されてしまった。一年の嫌な事が彼の佇まいでまあまあ消し飛んだ気がする。これが本当の年忘れというやつか。恐るべしトップアイドル。
第九もラプソディー・イン・ブルーも素晴らしかった。
熱気そのままにのだめカンタービレを引っ張り出して来てガツガツと読み返しに掛かった。
最寄りのクラシックが漫画なのもどうなんだろうと思いつつ、来年はオーケストラを観る機会を作れたらいいなと思う。


またー。