11.12(日)
朝、ランニングしようと思って外に出たらパラパラと雨が降り出してやめた。
どうせ走れば汗をかくので本降りになるまで走っても良かったのにな、と思いつつ部屋で身体を動かした。
ユニクロでカットソーを一着買う。普段がスーツなので私服は数が要らず、既存の服も保ってしまうので買ったのは久しぶりかも知れない。
優しい、愛おしい。優しいこと、愛おしいことが成り立つ頑張りまで描かれていて素敵だった。
こんな世界があったとして、自分はそこから弾かれずにいられるんだろうか。
真空ジェシカのMー1の3回戦のネタが今年も面白くて感動した。
11.13(月)
忘年会のお店を決め、プランの相談に行く為に連れて行かれた。
普通に飲み食いしてから「ここなら良いか」と店員さんと相談するという流れを連れて行かれた自分が担当した。
もう忘年会を考えねばならない時期かと思った疲れと、時間外にまさかのコミュニケーションにエネルギーを吸われてドッと疲れた。寒かったのもあって即寝。
11.14(火)
宝塚歌劇団の理事の会見が見ていて辛かった。
公演が観たいけれど、純粋に楽しみに待つと言うのは今のままでは出来ないと思った。
アニメ「進撃の巨人」の最終回のアフレコに密着したドキュメント「100カメ」を観た。
息遣いにまで色々な感情を乗せ、全てが違うものに聞こえる技術に度肝を抜かれる。
主演の梶さんの0歳のお子さんがデビューしていて笑ってしまった。
知らないうちに世界が終わるか終わらないかの瀬戸際の象徴になってしまう。
構図がヒーローの誕生秘話なんよ。
11.15(水)
社会人野球日本選手権の大阪ガス対日本通運を観戦に京セラドームへ。
社会的インフラを担う企業はやはり規模がでかいので、野球が上手い人や楽器が上手い人、皆を盛り上げるのが上手い人など多彩で特技の発表会の様だった。
社会人野球ならではの試合そっちのけで色んな支部やグループのお偉いさんたちの挨拶名刺交換合戦も行われており白熱していた。
そうじゃない、動員されただけの野球も特に好きじゃない人はつまらなくなかったかな、それとも普段感じていない愛社精神みたいなものが芽生えるほどの一体感、お祭り感を得られたんだろうか。
11.16(木)
やる気がなく、仕事をなんとか納めて帰る。
筋トレもアマプラも無しでダラダラしているうちに23時になってしまった。
疲れ目を癒す為に目薬を買ったけど、その疲れた目で細かい字の説明書きを読んでいて「何してんだろ」と思った。
11.17(金)
前日に続きやる気があまり出ず、普段買わないカフェオレなどを買って「お金遣ったんだから頑張りな!」と飴と鞭戦法で乗り切った。
筋トレをしながら野球を観ながら、野球選手なら「調子が悪いなりに上手くまとめる事が出来ました」とコメントするような仕事っぷりだったなと思った。
解説してくれる人もインタビューしてくれる人もいないから言う機会はない。
11.18(土)
バッファロー66を観に行った。
バイオレンスなロードムービーかと思ったら、繊細ヤクザの話だった。
実家の毒親と居心地の悪い地元の呪いに苦しみながら、生き辛さを抱え込んで去勢を張る主人公を見ていると胸に来るものがあった。
親に義理を果たす必要があるのか、そんなハマらなかった地元なんて飛び出しちゃえばなんて事を考えてしまうけど、逆の立場ならやっぱり出ていく勇気もエネルギーもなかったろうと思う。
コントロールが効かなさは完全に親譲りの個性で、それに苦悩する中でも実家にちゃんとやってるでと嘘だけど報告に行って地獄の食卓を囲むのは優し過ぎる。
クリスティーナ・リッチさん演じるヒロインがどこでどうそんな主人公に心を許したのかイマイチ解らないんだけど、結構共依存的な雰囲気もありつつも引き留めて運も味方に過去から解放してあげる女神っぷりは本当に神話の世界の住人の様な素敵さがあった。
美し過ぎてビビった。
過去と向き合って答えを掴んだ主人公が憑き物が落ちた様に完全なラブコメキャラに振り切れていて作風も作画も変わった?という衝撃で「え?ラブコメ始まった?」と思ってしまった。これくらいの角度でぐるんと人が変わることってあるよな、と言う謎の生々しさがあって良かった。
この日記から連想して短編を書きました。
今回で5本目を書いた。
土曜日までは普通に日記を書いて、土曜日の夜、寝る前に一週間の日記から何となく使えそうなキーワードを抜き出してきて(今回なら忘年会とかラブコメとか)眠くなるまで色々組み合わせてみて題材を決めて、日曜日に1〜1時間半くらいかけてワーっと書いている。
荒いし粗いという印象ではあるけど、創作文を書くのに慣れたいという気持ちで始めたのでその気持ちがあるうちは続けたい。
拙い文章ばかりで読んでくれた方には申し訳ないけども。
またー。