性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

カッケェ食べ物人間。

もう随分と大人をやっておる身で恥ずかしいんだけれど、未だにブラックフライデーとかサイバーマンデーなどと聞くと意味よりも先に「カッケェ…」と響きに意識を持っていかれる。他方「サンクスギビング」もちょっとグッとなるし、「イースター」は無事やり過ごせると言ったレベルである。やれやれ、である。たかも程度も知れておる。
横文字なら何でもOKかと思いきやビジネス用語には何も反応しないので、周囲の「祝えることがあるかも知れない」というちょっとワクワクした空気が判断基準になっているのではという予想を立てているが、元よりそんなお祭り野郎な気質は持ち合わせていないつもりで、もしかしたらそう思う事で深くに封印されていた己のそういう気質がここに発露しているのではという仮説に至る。
立証しようもないけれど、何にしても人間はどこまでもそういう部分があり、コミュニティの真ん中にいればいるほどに「はしゃいじゃって可愛い」みたいな扱いになると思われるし、自分がそういう立ち位置でないので自身で「おぉ、急に子供みたいなリアクションして…」と照れくさい気持ちになってしまう。
アピールしていってもいいのだけれど、自分と同じリアクションを他者に取られると「あ、やっぱそうっスよね」と家に帰ってからソファの上で三角座りして反芻してしまうだろうから悩ましい。名作BLEACHの主人公である黒崎一護も自分のキャラを心配していた描写があるので、あんな凄い人でも気にするんだから僕が気にするのは仕方ないのだろう。
歳を重ねるごとにハードルが上がり続けているのでそろそろ下を潜ってしまえる気がして、それも破壊的な発想なので危なっかしい。
小出しにして上手いことガス抜きして今後も成長を続けていきたい。


そう言えば、大根役者が大根の食あたりしない(殺菌作用)事からきている言葉と言うことを小学生ぶりに知る機会があって、まるで初めて知ったみたいに感動してたんだけど再現性が高過ぎて感心してしまう。
それはそうとして、そういう食べ物の喩えが自分にもあったらいいなぁと考えていたけど「チョコレート人間(甘いし暑くなると溶ける)」くらいしか思いつかなくてチョコレート人間が持ちうる想像力の限界、これ以上突き詰めたら脳が熱で溶ける…という結論に至った。
好きな食べ物で喩えてみようと思っても10個出せばチョコレートが出て来るので、出癖でパパッと作ったチョコレート人間にまさかの速度で先回りされ行手を塞がれている様な気がしてしまう。
チョコレート人間め、溶かしてやるよと思っても同等の熱でもって自身も溶けてしまうので自滅、茶色い水溜りが出来ておしまいなんてさながら絵本。村人たちはチョコレートフォンデュを楽しみましたとさ、かよ。
10個リストアップした好きな食べ物10個も料理名だったりジャンルだったり食材名だったりと抽象度が揃わず、ネットに暗躍する抽象度警察に捕まりそうな気がしてしまう。構うほどでもないけど、食べ物で人を比喩する方が何も思いつかないのでその辺がチラチラと気になってしまう。
きっと全然関係のないタイミングでどんどん思いついてくるんだろう。ひらめきなんてのは案外そんなものである。自分の場合は。期待し過ぎずに待ちたいところ。


またー。