性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

肉寿司憎しの様相。

肉寿司のアンチは多い。ハンバーグ寿司や肉巻きおにぎりの誤訳のような存在だが、まあ加熱が重要なのかも知れない。
「この言葉も訳されれば本当の意味は伝わらない」とはヒグチアイさんの名曲『悪魔の子』であるが、そう歌われる通りに肉と寿司という本来美味しいもの同士の組み合わせを直訳した結果、ニュアンスが上手く伝わらなかった結果の産物の様な、そんな印象を肉寿司からは個人的に受けている。
海外のとんでも日本料理店の寿司やラーメンみたいな。
一方、ハンバーグ寿司や肉巻きおにぎりなどにファンは多い。語弊があるが、違いは加熱の有無とも言える。どうしてこう差がついた。
しかし、肉寿司にアンチが多いということはファンも多い可能性も当然ある。
あれだけ提供されるお店が多いのだから間違いないだろう。
それが伝わってこないのは、SNSには肉寿司に村を焼かれた人が溢れているからかも知れない。その火で加熱しろ、と憤り、寿司ではなく拳を握る人たちが。
一方で実社会生活においてはそうではなく、肉寿司のファンが多い可能性がある。
僕はミスチルやB'zのファンを公言している人と接点がないが、実際には全国にたくさんのファンを抱えるとんでもない人気アーティストであるし、肉寿司もそういうポジションなのかも知れない。
ファン層と活動領域が被っていないということはあり得る。昼職の人と夜職の人が朝の電車くらいしか接点がないのと同じなのだろう。
そもそも何故肉寿司がここまでの憎寿司としてアンチを抱えるに至ったのかよく解らない。諸説あるのだろうけど諸説=よく解らないと認識しているのでよく解らない。
恐らくネット上でこそ真の呼吸が出来るデジタル酸素吸引愛好家の層との折り合いが悪い事が最大の要因ではないかと予想立てているが、肉寿司にも悪いところがあるのではとも思っている。
単体で中々受け入れられない中、より高級感を出す為にウニを載せたことが悪手だったのではと僕は思う。
昨今、二階建てにして好評だったのはベッドとNISAくらいのもんである。それらですら上の段の冷房の効きが悪いとか、元本を割るリスクがあるとかで一定層アンチがいる。肉の上にウニなんて突拍子もない発想が、未だに就活には髪を黒染めにして地味なスーツを着せるような国に突然受け入れられる訳がない。
世間に定着するには時間がかかるのだ。
寿司そのものもそうだったように、肉寿司も「いや、こういうものなんで」と過ごしていれば自然と世の中に溶け込めたかも知れないのに、ウニの様に目立つものを載せてサラっと寿司感を向上させようとしてしまったのが悪印象になってしまったのでは、というのが僕の予想である。
早まったな、肉寿司。そんな風に思う。
あとは単純に居酒屋なのか寿司屋なのかよく解らない形態のお店であることが生粋の飲酒愛国者から煙たがられてる可能性もあるが、23時半、どうにも寝付けなくてぼんやりこれを書き始め、ようやく眠気の尻尾を掴んだ為、ここで終わりにしたい。
健康第一。おやすみなさい。


またー。