性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

影が薄い猫の鳴き方及びアップライジング。

近所の池に可愛い猫が住み着いており、見かける度に可愛いねーと声をかけているんだけれど、これは映画における車窓から女の子にヒューヒュー言ってドライブに誘う軟派な男(しかも運転席ではなく助手席に座っている、車の所有すらしていないただの同乗者。パニックホラーなら最初に大体死ぬ)の様ではないかと気付いてかなりのショックを受けた。

かなりのショックを受けたのに相変わらず見かける度に声をかけている。映画と同じかそれ以上に微塵もリアクションが貰えないのに全く懲りていない自分のメンタルにちょっと退いている。動物相手となると見境がない。

 

会社の歓迎会や同期飲み会などで飲み会が続く。

年末年始に理由をつけて飲み会をしていたハズがまたしても理由をつけて飲み会を催される季節。ただここを乗り切ればまた年末年始くらいまでは比較的穏やかに過ごせるのでは、という淡い期待で乗り切っている。

会社の中でとにかく目立たない隠密っぽい立ち位置だと自認しているものの、周囲の体育会系の空気と存在として馴染みにくいところがある様でかなり目立っているという情報を馴染み過ぎて目立っている先輩社員に頂戴する。

何よりも問題なのはこの目立ち過ぎている先輩社員と僕が特に接している時間が長いということである。馴染み過ぎている奴が浮き過ぎている奴を連れ立って歩く。漫画か。実写化待った無しの漫画か。実写化の際は是非僕の役を山崎賢人さんに、先輩の役は戸田恵梨香さんでお願いしたい。サインして欲しい。

まだまだ解らない事が多い中ではあるけれど、そこそこ仕事が出来ている様なので勝星を計算出来る先発ローテの一角としてシーズンを通して活躍したい。理想としては悪い時も大崩れしない、神掛かってはなくとも安定した成績のサラリーマンでいたいと思っている。詳しい人だけが名前を知っている、的なのが理想である。メジャーはそもそも目標にしていない。

ストレス発散の為のキャラクター雑貨が増え、ストレス発散に一役買っている筋トレのせいで身体も若干大きくなって、入社当時と出で立ちの悪目立ち率も大きくなってきている気もするので、その辺りも少しずつ、確実に目立たない方法を模索しなければならないと自負している。

部署に配属された新人さんの教育係を仰せつかっているので新たなストレスフラグも打ち立てられている様なものであるが、無事そのフラグが見えない様に大回りで迂回してゴールデンウィークまで生き延びたい。

 

映画を観たので感想。

パシフィック・リム〜アップライジング〜」を観た。

怪獣と巨大ロボットが闘う映画である。

セルフで対策しておかないとネット評が入ってくるのはウイルス対策してないパソコンがジャックされてもしゃーないみたいな話で微妙に納得いかなさがあるんだけど封切り当日に行かない方も悪いので「ですよねー」で済ませられる。ただ、前作の感想で自分のところまで聞こえてこなかった「物語の緻密さ」みたいなのを求める声が散見されて、そっちは異議申立てたい気持ちになってしまった。

大体、前作から大味な映画である。

カレー屋に入ってフランス料理のコースを注文するみたいな事を言われても困る。いや僕はシェフではなく、カレーが食べたくてカレー屋にやって来た客で、その隣でコース料理を注文したお客さんが文句を言っている、フランスではこんなことなかったみたいな事を言っている気分である。

そんな気持ちもありつつ観た本作は「カレー!おいしい!!」みたいな前作と異なり「カレー!カツ!エビフライ!チーズトッピング!おいしい!」だった。

カレーそのものの魅力がトッピングによってパイを奪われている気もするけれど、これはこれでボリューミーで良いという別の魅力が生じている作品だったと思う。大味さが変わっていなくて本当に良かった。

前作よりも葛藤パートや複雑な国際情勢感が少なく、全機体大盛りにあるであろう特性や性能を露骨に出して説明臭くならないサラっと豪快に無理なく流してしまうのが気持ち良かった。

ランドマークを残しつつ、現代とは異なる発展を遂げまくった街並み、でも走ってるのは車だし服装だってそう変わらないという妙なリアルさが相変わらず綺麗で、ボンヤリと大阪だったらどの辺の風景を残してくれるんだろうと考えたけど絶対通天閣の麓をスラム街として描くだろと思ってしまって大阪にイェーガーが来なかったことに安心した。(地域別コラボポスターでは大阪にも来ているし通天閣が写り込んではいる)

前作を未鑑賞の方は観て誰がどんな事をしてたかを頭に入れてから観ることをオススメしたいけれど、まあ遡っても全然良いのではないかと思う。

僕はランチタイムにビールを2杯飲んでから観たんだけど、程よく頭を空っぽにして派手さを堪能出来たので、それも良かった。

続編があっても違和感がないを通り越してやる気満々な引っ張り方がハリウッド超大作っぽくて笑った。ジョン・ボイエガのチャーミングさと新田真剣佑のムチっと感がそれぞれ似合っていて可愛らしかった。

恐らく次に観る作品は真逆に振り切って「君の名前で僕を呼んで」である。予告を見る限りそんな気配は一切ないのだけれど、「君の名は」みたいな作品だったらどうしようなどと思っている。

 

家でゴールデンカムイが流行っている。

大変面白い漫画ではあるのだけれど、我が家での大流行っぷりには嵐がさっさと過ぎ去ってくれたらという気もしないではない。

 

またー。