性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

陸王を履いて師よりも圧倒的に早く走って泣かす。

師、走らせてますか?

前職では上司をこき使うことで有名だった僕ですが、環境が変われば人も変わるということで上司の要望に誠心誠意応えんと頑張り疲れ果てる日々が続いています、と書けるつもりだったのに「もう少し優しくしてくれ」と言われ始めてしまいましたどうしたら良いでしょうか。人間は簡単に変われないんだよ。悲しくなってきた。

自分が曲がる代わりに環境を捻じ曲げているので特定危険外来種としてポジションを確立しないか若干心配している。上司もこんなゴリラ雇ったっけ?と疑い始めているかも知れない。

しかし前職よりも10も20も年上の上司ばかりなのでこちらこそが姿勢を改めるべきなのは明確であり、労わる気持ちをもう少し持つべきではと思うものの、嫌なことは嫌なので仕方ない。「これを耐えれば年金」という気持ちで上司の皆さんには頑張って頂きたい。俺も出来る限り納税とか頑張るからさ。

 

そんな12月、当たり前だけれど寒い日も増えてきており仕事で外出するのも億劫である。外寒いのにね、デスクワーカーが外に出たらどうなると思います?確実に寒いって文句言うに決まってるじゃないですか。寒い、寒い、寒い、無理の繰り返しよ。

だから常に「寒い」と呟いているんだけれど、自分で蒔いた種がどうぶつの森も驚きの速度で実になってしまい、たまたま同行していたおじさんに「俺全然大丈夫だからマフラー貸してやるよ」と差し出されてしまい、それを全力で拒否してしまった次第である。

別に嫌悪感は微塵も抱いていないし、そのおじさんが不潔だとも思っていない。近い未来こうなるんだろうなと思ってさえいるんだけど、どうにも特別好きでもない人のマフラーを巻くというのは抵抗がある。まだコートの方が良い。完全に直に肌に触れているものだからかも知れないし、買ってからクリーニングしたことあります?という気持ちが感謝とかすっ飛ばして真っ先に湧いてきてしまい、それと折り合いがつかないのでどうしても断る一択となってしまう。僕だけだろうか。結構いるんじゃないだろうか。寂しいから是非いて欲しい。

大体マフラーの貸し出しを提案される程度の防寒対策をしていた自分が一番悪い。

反省により、丁度昼休みだったのでその足で商業施設に立ち寄りマフラーを衝動買いする。お値段は個人的に驚きの25000円である。自分的には驚きを隠せないのにどうして買ってしまったのか。間違いなくマフラー貸し出し拒否への罪悪感が関与している、と自分では睨んでいる。

外にも巻いていくとなれば着用時間が大幅に延びる→ならば複数本マフラーがあった方が休ませる時間が確保出来る→どうせマフラーを買うなら気に入ったものが欲しい→気に入ったものが25000円もするんだけど0が一個多くないだろうか→必要経費だから仕方ない。これの流れである。

言い訳としては最悪にガバガバであるものの、冷静さを欠いているのだから仕方がないし、冷静さを欠いて尚、せめて自分がこれが良いと思った品を妥協せず購入したことだけは褒めてあげたい。甘えてんじゃねえよと思われるかも知れないけど誰も甘やかしてくれないんだから仕方ないじゃないか。だったら盛大に甘やかしてくれ。おい、無視すんなよ。

何故か店員さんに25000円もするマフラーを小さなビニール袋にギチギチに詰められるというトラブルというか無性に納得いかない接客を受けたものの、購入したマフラーは既にお気に入りである。獲得した選手をさっそく四番で起用するプロ野球めいた采配をみせている。

あの店員さんは恐らく「お前にはこの程度で十分である」と知らせる為にフワッとした空気感がマストのマフラーを布団圧縮袋ばりにぺったんこにしたんだと思う。殴った奴だって心が痛いの理論で、そんなことをしながら店員さんも心の中で泣いていたんじゃないかな、本当はこんなことしたくないんだけどごめんな解ってくれ、ってさ。

まあ、そう思わないとマジやってれないだけなんですけど。

 

またー。