性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

見えない肌着問題。

ネプリーグのネタとしてネプチューンの名倉さんが「ごめん!◯◯!」と解答が複数ある問題で、簡単な答えしか思いつかなかった時の言い回しがネットに転がっているが、実際に目撃したことはあるようで無い気がしており、いつか観てみたいと密かな、意味不明な願望を抱いていた。
そんな中、遂にその瞬間に立ち会った。
それは休日の午後に再放送されているネプリーグをボンヤリ眺めていた時のことである。
「ドラマ『ごくせん』シリーズ、歴代メイン不良グループとして出演した俳優5人答えよ」という問題でトップバッターの名倉さんが暫く考え「ごめん!ウエンツ瑛士!!」と回答して間違えてしまったのである。
ネットで観たやつだ!!と思う中、スタジオは「さっきのごめんは『簡単なのいってごめん』なのか『間違えるかもごめん』なのかどっちだったの!?」と大ウケしていた。
確かにどっちなんだろう?と思っていたら目が覚めた。
夢だった。
いつか観たいと思っていた場面を捏造して夢にみるな。ポケモンが欲しくて何度もプレゼントしてもらえる夢をみた子供の頃から変わっていなさ過ぎて愕然とする。
それにしても妙にリアルな問題だったな、ウエンツさん本当にメイン不良グループで出演されてないのかなと調べたら出てないっぽい。
正誤までカバーした問題を捏造してまで見たい場面だったんだろうか。だったら毎週リアタイして楽しめよ。
人間の想像力を遺憾無く発揮。まさかこんな所で。
我ながら想像すらしてなかったよ。


それはそうと肌着が捨てられない。
くたびれて、首元が擦り切れ始めても尚捨てられない。
穴が開いて初めて捨てることを意識し始めるんだけれど、今度はこの穴が親指の爪くらいの大きさになったら捨てるぞと意気込むに留まり、よくわからない粘り強さを発揮してしまう。求められていない忍耐。もっと求められていた場面が沢山あったろうに。
ダメージ肌着と呼び始めて、「何かそういうファッションのジャンルなんで」と自分に言い聞かせるに至る。表層に出てくるデニムに許されて出てこない肌着に許されない道理は無いのかどうか定かで無いのでビームスやらのプレスの方が何かしらの提言が欲しい。他力本願ではあるけれど、そういうのがあればこちらも意識が変わるというものである。立派な自己啓発だ。
とは言え、表層バッチリお洒落なアパレル関係者の中にもダメージ肌着を愛用している方がいるかも知れない。「お洒落は見えない所から」と社訓の様に謳われる世界に身を置きながら内にはダメージ肌着を秘めている。背徳感が凄そう。迫害されないか心配になる。
原因はどこにあるんだろうと考えてみると、考えるまでもなく肌着は表に出てこない、人目に触れない装備品だからという点に行き着く。
「肌着アウターの日」みたいに肌着をアウターとして着用することを是とする日が無い限り、こちらは油断してダメージ肌着を着用し続けるだろう。
加えて、これが何より大きいのだが着古した肌着の方が着心地が良いという理由がある。
身体に馴染んでいるというか、いつか皮膚と同化してしまうんじゃないかというくらいのしっくりさで存在感を消して快適さを付与するという字面的にややこしいアピールを見せるんである。
肌着や下着を年始に買い替えるという人をたまに見掛けるが、そういう方法で一新するのがダメージ肌着という愛すべきモンスターを生み出さない最適な方法なのかも知れない。
そもそも肌着がダメージでボロボロであって困るのか、という論点もあるが、こういうのが拗れて論争、闘争、戦争になっていくのでこの辺りで留めておきたいと思う。僕は肌着で死にたく無い。


体感型のサービスとしてVRが導入される様になって暫く経つ中で、吸引力だの何だのがただ一つ落ちないと豪語するダイソンがVRでドライヤーなどの効果を視覚的に体感出来るショールームをオープンしたというニュースを見かけた。
内容的に、「髪が長い人がダイソンのドライヤーで乾かすとこんなに良いんですよ」と色やデータを表示する事で坊主頭の人にも分かる様に説明してくれるらしく、該当者は元より、その問題を問題とも思っていない家族や同居人に「こんなに違うなら買うか」と思って貰えるのに大変役立ちそうで素晴らしいなと思った。
話せば分かるなどと言う人も多いかも知れないけれど、本当にそうだろうか。「えー高いじゃんこっちで良くない?」みたいな事を述べられ、本当に欲しかったものに若干スペックが劣る製品に妥協させられた経験は無いだろうか。
僕はあるので「知らないだけで本当はこんだけ大変なんだぞ」と言ってくれて、そんなもんなんだと思わせてくれるジャブは多い方が良い。
タミヤミニ四駆のパーツ、ミズノのバット、ナイキのランニングシューズなどなどなどなど。
妥協しておいて良かった、みたいなものも多々あるのは承知でやっぱり一番コレだと思っているものを手に入れる事が大切なんじゃないかと思わずにはいられない。
ダイソンのVRがどうか肯定的に広まっていきますよう。


またー。