性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

何も起こらない平凡な盆休みの記録①

いつからか大型連休は日々を何となく記録する日記を書くようになっており、今年も特に書きたいことが思いつかなかったので倣うことにした。

 

8月10日(木曜)

何故か仕事先で頂戴したイチヂクをバターを塗って砂糖をまぶした食パンに並べてトーストして朝食とした。

凄くオシャレな響きではあるが、作り始めたのが朝の6時前、出勤と変わらぬ時間に活動を始めてしまって何とも休み感が薄い。

世間ではお盆休みに入っている人と仕事の人と体感では3:7くらいだったのでどこも空いていた。

朝から仕事で使う資格の更新のためにwebで講義を受ける。

テキストと連動した内容だったのもあって、動画の説明が自力で読むスピードと全然あわず、最終的に1.5倍速で視聴して丁度良いという感じだった。

アニメや映画を倍速再生するタイパ族を心のどこかで嫌悪していた癖に、自分もやっているじゃないか、と切ない気持ちになると共に講師の先生や動画を作成して下さった制作元へ謝りたい気持ちになったものの、どっちの方角を向けば良いのか分からなかったのでベランダの方を向いて心の中で謝罪した。

台風の影響で強い風が吹くベランダでは、面倒に打ち勝って干した洗濯物が強風で数着地面に落ちていた。バチってこんなリアルタイムに当たるものなのだな、としみじみ感じた。

特に遠方に行く予定がなかったので海外に行くか、と銀行へ行くついでに散歩してマクドナルドへハワイっぽいハンバーガーを買いに行った。

どの辺がハワイっぽいのか、そもそも訪れた事がないので解らないが、外も暑いし、まぁハワイっぽい気温なのだろうし2割くらいはハワイを体感出来たのではないだろうか。

身近にハワイへ行った人がいないので、いつも親戚が聞かせてくれた「滅茶苦茶でかいマグカップに並々注がれたブラックコーヒーがいつまでも飲み終わらなかった」という話だけが僕の中でハワイを実在する場所なのだと思わせてくれる。何て細い精神的支柱なんだ。いっそ折れとけよと思わなくもない。

お土産に頂いたチョコレートは、その数ヶ月後にドンキでも買える事が解って有名観光地の宿命って想像以上に重いな、と考えさせられた。

ネットバンキングが当たり前になって、通帳もデジタルにどんどん移行しているのに何でわざわざ銀行に行ってるんだろうなと思いつつも、ちょっとした楽しみと化している記帳の為に運動も兼ねて行った。

今の通帳がいっぱいになったら良いタイミングだと諦めてデジタルに移行しようと思う。

口座の数も減らしていきたいけれど、窓口に行くのにはまた一段どころか二段くらいギアを上げないと行けない。休みの日にそんなに頑張れないよ・・・と尻込みしてしまう貧弱さで嫌になる。

炎天下、汗をかきながら歩くことでそういう気持ちも発散出来ていたらいいな。ほぼサウナ。全裸にならずとも整う事は出来ると思いたい。

休みなので漫画でも読むか、と電子書籍荒川弘先生の「黄泉のツガイ」を購入して読む。

設定、能力が「ツガイ」から想像される様に通常の作品の倍あるのでお得感と共に理解に費やすカロリーも倍という感じで、物語から疾走感を得られるかどうかは割と読み手次第なのかなと思いつつ、読み応えがあった。

まだ4冊しか単行本が発売されていないので本筋に入って大きく物語が動くのを楽しみに待ちたいと思う。

 

8月11日(金曜)

高校野球を観戦する為に甲子園球場へ行った。

今年はあまり阪神タイガースの試合を観に行っていないので久々で、芝と土のグラウンドと空の対比が綺麗で本当にこれが身近にあって良かったなと改めて感動した。昔、居酒屋で隣の席にいたおじさんに競馬場の芝が綺麗だからと淀の競馬場を薦められて訪れた時も感動したので、広大な芝がしっかり管理されている巨大な空間が好きなのかも知れない。自分の中に潜むフェチみたいなものを感じながら高校野球を堪能した。

テレビで観ていても前日まではガラガラだったのに今日からは完売が相次いでいて、世の中がちゃんとお盆休みに突入したのだなと感じる。

勝ったチームにも負けたチームにもプレーそのものに感情移入してしまうので甲子園特集番組みたいなのが一切見れられないんだけど、球場に行くと周りにそういうのが大好きで声の大きなオタクが沢山いるのでランダム(語り手の好きなエピソードのみ聞こえてくるという意味)でその手の情報が聞こえてきてしまい手に入るので、それを邪魔だなとか、そうなんだなとか思いながら観戦するのが楽しい。

終わってから飲みに行って、あれこれ話した。

帰宅して、日陰で観戦していたけどやっぱり暑い中に長時間いたダメージみたいなものを感じていて、冷房の効いた部屋で寝るか扇風機くらいにしておくか悩んでいる間に扇風機の丁度良い涼しさの中で寝落ちしていた。

 

またー。