性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

君にもかけたい、15時の魔法。

世の中の人は仕事のメールチェックを日曜の15時にやりがちなのでそこを狙ってビジネスメール書こうぜ!と受け取れる地獄が緩めにジョギングで近付いてくるニュースを読んで、じゃあこのブログもそれくらいに投稿すれば或いは…?と思うものの、何のビジネスみもないので無配慮に書き終わったタイミングで投稿して海に漂う瓶詰めの手紙みたいな感じで続けていこうと思いました。おわり。
瓶ギチギチの枚数で内容がコレだと思うと新手の兵器の様相だろうけども。メンタルの膝に来る攻撃に成り果ててしまう。


それはそうと筋トレをしてTシャツはしゃーなしで着替えるけどパンツはまあいいか、あと数時間もすればお風呂入るし洗濯物が増えるし勿体無いもんな、という貧乏臭く、そしてもしかしたら汗臭い暮らし方をしているんだけどエアコンをつけていると下半身の微妙な汗の湿りが冷房で冷えてお腹が痛くなる事が年に何度も起こるので全然良くないし、パンツ一枚洗濯物が増えたところで誤差みたいなものなのに毎回それを忘れて繰り返してしまうので「人間は愚かな生き物である」という前提を忘れずに謙虚に生きていられている気がしている。学ばない事を肯定するのは愚かではあるんだろうけど。とは言え、そろそろ冷房無しでも過ごせる時間が長くなってきており、あぁ、季節って巡るのか、あの地獄の釜茹で、気分はうどんか蕎麦かラーメンかみたいな日々も一過性だったのだな、と人間だった頃の記憶を取り戻した様な気分でのんびりと切なさ、あるいは虚しさが入り混じった浸り方をしている9月。突入姿勢としては間違いに違いないが、まあそれはそれ、誰も気付いている訳もないので、さもちゃんとしてますよという顔をして暮らしている。
余裕ぶってやってくのが大事っていうのはスラムダンクで宮城選手が言っていたので、その実践という事にしておきたい。


かのロングラン上映となったFIRST SLAM DUNKも遂にフィナーレという事で誘われて最終日に観に行ってきた。
特にどう、という事も最早ないんだけど良過ぎて良かった。
良過ぎて良かった、というチゲ鍋(鍋鍋)、クーポン券(券券)みたいな物言いで片付けていいのかと言われたら正直ダメなんだろうけど、そういうのって響きがセーフならもう大丈夫みたいな所あるじゃないですか、じゃあ良過ぎて良かったが大丈夫なのかって言われたらそんな事ないんだろうけど先述した宮城選手論法で素知らぬ顔、余裕綽々でやっていきたい。
とは言えミッチーがやっぱ、あの疲れてからの方が愛嬌を増していく、疲れて無駄な力が抜けてからが本気みたいなジェネリック酔拳みたいなプレースタイルは元運動部としては憧れざるを得ない。競技から暫く離れてましたよーみたいな身体付きも更にポイント5倍のスギ薬局である。カウンセリング商品枠であるかポイント15倍、みたいな次元の格好良さなので凄く良かった。


そう言えば友人にチケットを譲っていただいてcovetの来日公演を観に行った。
心斎橋は様変わり、改札の外に真新しいドトールが出来ており、ラグジュアリーブランドの路面店との対比かと思いきや内装が割と凝ってて凄い、挑んでる…という気持ちになった。基本高齢者のエンドレスエイト、終末の四畳半体系、繰り返される溜まり場としての機能としてはZepp級のドトールも心斎橋となるとオシャレだった。時間もあったし甘味を欲していたのでミルクレープを食べたが十三や南方や淡路と同じ味で海外でマクドナルドを食べて安心する人の気持ちがわかった気がする。絶対笑っちゃいけない。
時間があったので突入したろうと思っていたBurberry路面店は改修中で大人しくライブハウスに直行したものの、道中、洋画の賭博場や遊郭描写でしか見た事がなかった着物の着こなし方をする女性と複数人すれ違いパラレルワールド太秦かと思った。皆、素敵だった。
covetは申し訳ないことに全く知らなかったのだけれど大好きなポリフィアとツアーを回った事もあるアーティストということで類は友を呼ぶのだな、と来れなかった友人を思いビールを飲む。機会をくれて本当にありがとうございました。本人がいない事が心残りである。
インタビューを読んでみようと思って検索をかけたら凛として時雨やmudy on the昨晩を好きなアーティストとして挙げていて、時雨はまだしも昨晩を聴いていたアーティストが来日する時代なのかと驚愕する。昨晩良いよね、僕も大好きと一気に親近感が湧く。実に単純である。
開演まで何故かリンプビズギットの下品な歌詞を思い出していたので有り難みをもう少し感じた方が良いのではという疑惑もありつつ、サポートアクトの水中スピカからcovetまで大変楽しかった。
水中スピカは名は体を表す、という感じの深いところでキラリと光るバンドだった。浸透圧…と化粧水みたいな事を思ってしまったけども、こう、液ダレせずに染み込んでいく様な、間延びも過剰さもない適度な構成をぶちかましていてとても良かった。
covetは変則的でタッピング駆使したテクニカルな演奏なのに全然小難しさとかなく、常に気持ちの良い方に流れていく感じが眩しかった。
マスロック(に入れていいのか解らんけど)の鋭角な美しさも好きなんだけど、それとはまた違う自然体な雰囲気もバッチリ融合しててラフに過ごせた。コロナビールのCMみたいな過ごし方はやった事がないんだけど、何かそう言う事が自分にも出来ましたわみたいな思い出が捏造される良さだった。
海辺で濡れた髪を風で乾かしながら夕陽を眺めて微笑んだり、そういうの。足裏に砂がつくのが苦手なんだけど演奏からの妄想であれば心配ないんで。まあ心配なのは音楽から直接的に関係のない風景を思い浮かべている自分の心と頭である。
何かこんな事してる人みたことあるなーと思い出しながら帰ったけど、のだめカンタービレの佐久間さんかも知れないと予想を立てた。
僕も書くか、ポエムを。


またー。