性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

茹で卵の神様のお導き。

今週の観た作品だけでわりと長くなってしまったので、もうそういう日記ということにしたい。


ポッドキャスト「こじらせ平成夜話」で紹介されていた仮面ライダーアマゾンズを観た。アマゾンオリジナル作品なのに、いつか観るぞと放置していたらアマゾンプライムで配信されなくなってしまったというよく解らない経緯を辿っていたので忘れ去っていたのだけれど、パーソナリティの方の熱弁に観たいという気持ちを目覚めさせてもらい、とりあえず配信されている劇場版のseason1を観た。
仮面ライダーというよりは人間に生み出された種族が人間の理不尽に翻弄される姿を通して生きる事やら生き物を食べる事なんかを考えさせられる作品だった。
かなりシリアスな作品だったんだけど、初登場時に生卵を食べて気怠げにキメてるキャラがいてあまりの面白さにツボに入ってしまい、滅茶苦茶笑った結果お腹が痛くなった。持ち歩いていた生卵なんか生のまま食べるから…という気持ちになったけど持ち歩いていた生卵を食べているのは登場人物であり僕ではないので勝手に腹痛を起こしただけであるし、茹でた方がいいよ…と言っていたら本当に茹で卵を持ち歩いている描写が登場して「心が通じてる?」と全く関係ない部分でドキッとさせられた。
作品自体もかなり面白いんだけど、劇場版で視聴する場合は「こじらせ平成夜話」での紹介を聴いてから観るとわかりやすいと思う。Spotifyで検索したら出てくるしApple Musicにもあるのかな?(YouTubeにもあるけどまだアップされてない?)という感じだった。誰かが好きなものを話してるのを聞くというのは自分が知らない作品でも凄く楽しいというのを思い出させてくれる良いポッドキャストだと思う。


同日にたまたまジョージ秋山さんの「灰になる少年」を読んでいて、割と主人公の苦しみに通じる所があって、何かそういうのと巡り合う周期なのかな、とボンヤリ思っていた。


その翌日、AKIRAのセル画展の為に近未来感が通じると噂の「ブレードランナー」を初めて観たら人工的に生み出された存在が抗い、人類が排除せんとする物語で、本当にそんな作品を欲して第六感で引き寄せているのではと思うほどの引きの良さに少し怖くなってしまった。
ブレードランナーも面白かったし、理不尽な悲しみと虚しさが根底にある物語だなと感じつつ、強力わかもとのゴリ押しは何なんだろう。人生で一番高頻度で強力わかもとを見かけた。そしてブレードランナーにも茹で卵が出てきて笑ってしまった。
卵の神様に祝福を受けている可能性がある。


何となくこの連鎖を一度断ち切っておいた方が良いのではと思いつつ食器洗いをしていたら何故かAlexandrosの主題歌が思い出され、これは丁度良いぞと「グッバイ、ドン・グリーズ!」を観た。
dアニを契約しているので見放題作品として観られてラッキー。想像していたファンタジーっぽさがなくて、描かれ方もあまり感情移入出来るものでは無かったんだけど、予想は外しつつ面白く観れた。
割とYouTubeならサムネにプロモーションを含みますと表記出そうなキーアイテムの使い方があって、それってもっと物語に染み入る役割を与えられたのではと思ってしまったのだけが残念だった。
プロ野球のシーズンが終わると筋トレ中に野球中継が見れなくなる代わりにdアニでアニメを観ながら筋トレをするのでそろそろ僕の中でdアニのシーズンが本格的に開幕する。
一年中どころか何年も膨大な作品を提供してくれているのに勝手に半年がシーズン本番扱いされてしまいdアニさんが怒らないか心配ではあるが、きちんと会費を払い続けているので許して欲しいし、最近もちょいちょい観続けて「スクライド」を完走した。荒廃した世界、暴力が支配する世界というのは性別が滅茶苦茶前面に押し出されるよなぁ、と思いながら観た。
結構どのキャラも頑固で、頑固さが「一本筋が通っている」となる成長がそれぞれあったのが熱血っぷりに拍車をかけて良い作品だった。
保志総一朗さんと緑川光さんという組み合わせは何度か見かけた気がするんだけど、どうなんだろう。ロストユニバースとか。
滅茶苦茶ダサいけど好きなキャラソンをカラオケで歌ったのを思い出して、今度カラオケに行ったらまた歌ってみようと思うなどした。


またー。