性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

お客様の中に正義感暴れはいらっしゃいませんか?

前を歩いてる人が物を落としたので拾おうとして屈んだら肩にかけている自分の鞄が思ったより重くて体勢を崩して膝と手をついてしまい周りから見ると何も段差のないところで急に転んだ状態になってしまい凄く恥ずかしい思いをした。あまりに思いもよらない展開で喧嘩で負け知らずの不良が本当に強い相手に一撃で膝をつけられ「何をされた?」となるくらい愕然としてしまった。
完全に親切心が仇となった訳で、最低限拾って届けたけど滅茶苦茶早足でその場を去って物凄く落ち込んだ。
悪いことは何もしていないのにこんなに落ち込む事があるのかと思いつつ、悪い事じゃないから罪悪感が無い分だけ恥ずかしさや後悔が入り込む余白があるのかなと思いつつ、良い事をしたんだよと自分を励ましKroiの「熱海」を爆音で聴きながら帰った。
商店街の福引で当たって温泉行くアニメみたいな展開を期待したいけど、それはそれで何らかのトラブル(最悪殺人事件)に巻き込まれてしまいそうだなと何度も思い出してはションボリしてしまった。
普段は「マジで世の中こうなってきたよな」と笑っている吉住さんの「正義感暴れ」というネタを観て、「これくらい暴れられたら引き摺らないのかな…」と藁にもすがる感じで見当違いの憧れを抱きながら寝落ちしてしまった。

吉住 【R-1決勝コント】正義感暴れ - YouTube


今週は「ザ・ピーナッツバター・ファルコン」を観た。冒頭の施設のルームメイトが述べた「友達ってのは自分で選べる家族さ」というセリフが凄く良くて、一貫してそれを体現し続ける映画だった。
あらすじや人のレビューを読んで何となく想像していたような「優しい映画」では全然なかったと思うし、分かり合える事も気持ちが届く事も最後は相性と運みたいな部分がそのまま描かれていて、そこが僕は好きだった。
弱った時に人はより弱っている人を救いたいと思うし、目を背けた現実はどこまでもしっかり追いかけてくる。そういう苦々しさをそれこそピーナッツバター塗った食パンで緩めてくれる様な良い作品だったと思う。


それはそうと少し前に甲子園球場以外でも阪神の試合を観てみたいと思って名古屋へ中日ドラゴンズとの試合を観に行ってきた。
ビジターで推しを応援するのは初めてだったので点をとっても取られても本当に全部新鮮で楽しかった。
試合は負けてしまったけれど、ビジターファンとしてホームチームファンの勝ちに対する熱意や盛り上がりを感じられたのは今年のスポーツ観戦で一番の収穫だったかも知れない。最後まで結果が解らないギリギリの試合展開であっという間だった。
そして単に球場として見た時に甲子園球場の異常さを感じたのは飲食店の多さだった。バンテリンドームはフード購入に40分待ちなどが生じる事もあるとの事で、自分達のホーム球場がそういう意味で利便性が高いと知れたのも良かった。
でもソフトドリンクの売り子さんがポップコーンを売ってくれるのは凄く羨ましかった。お昼ご飯が遅かったのでお腹が空かず、食べられなかった事が悔やまれる。映画を観るように野球が観れるのは贅沢でいいなと思う。
延長戦になった場合を考慮して終電の新幹線を予約したら急病人が出てしまって20分ほど遅延してしまい、新大阪からの終電がなくなってしまった。
生まれて初めて「お客様の中にお医者様や看護師様はいらっしゃいませんか」という放送を聞き、しかも有難い事にいらした様で急患の方も無事だと言うのが安堵と共にカッコ良すぎるし、あまりにドラマ過ぎて感動してしまった。
医療従事者の方々には本当に感謝だし、そんな事になってもきちんと新大阪まで新幹線を走らせてくれる事にも感謝だし、すぐにタクシーがつかまる新大阪駅にも感謝だなと思った。
欠航して現地に足止め、みたいなのをたまに見掛けたりするとそんなイレギュラーでもサービスを提供してもらえて有難いなと思う。
23時を過ぎてからの情報量が多過ぎて頭がボンヤリ疲れてしまって、お陰で帰宅後一瞬で眠れたのもまあその後の1週間の仕事を乗り切る為には良かったのかなと思うなどした。
またビジターで野球が観たい。来年は広島かな。


またー。